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書籍の医療描写についての愚痴
- 医師が患者と話をする中で、書籍の医療描写について激昂する人がいることについての愚痴。
- 書籍の描写は現実離れしており、実際の病状とは一致しないことが多い。
- 著者が本の内容を調査していると主張しているが、実際には取材不足であることが多い。
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質問者が選んだベストアンサー
うんうん 多い 当院にも少なからずやってきます 同じ病名でもあるタイプの人にしかできない治療法を どこからか聞いてきて これをやってくれないなら訴える とか 本に限らず、医療系のTV番組なんかに影響されてくる方の多いこと これこれこういう番組がやっていた 症状が一致するから自分は大病なんじゃないか とか決して少なくはないです でも、きちんと筋道立てて 説明すれば理解してくださる方がほとんどですので なんとかなっているようです ごくまれたまーにどうにもならない方もいますけどね 著者によろしくお願いしたくなることもあります
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- coai
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いっそ逆手にとって、待合や病棟文庫にマンガ「ラディカル・ホスピタル」(ひらのあゆ)を置いてみる!! 4コママンガ、ギャグマンガですが…どうしてどうして。 まったくドラマティックなところのない、これこそ現実(リアル)な作品です。 何巻だったか忘れましたが、『闘病本』をテーマに書かれた回がありましたが…(この作品はなんらかのテーマを持って描かれていることが多い) 「闘病本なんてものは、治療の参考にするものではなく精神を参考にするものです」 とかなんとか、そんな趣旨のセリフがありました。 セリフの抜粋じゃ伝わらないかも知れませんが、闘病本を参考に「ここにこう書いてあるじゃないか!!」と激昂する登場人物が出てきた回のセリフなんです。 医療マンガ、闘病本と物は違っても、そういう患者さんに伝えたい事がそこには書かれているはず。 ※そういう人が、置いてあるからと言ってそれを読むか、読んだとしても伝わるかどうかは保証しない
お礼
ありがとうございます。 その漫画は読んだことがないのでなんとも言えませんが、一度買って読んでみようと思います。
由良三郎は『ミステリーを科学したら』(文春文庫)、名和弓雄は『間違いだらけの時代劇』、日垣隆は『「買ってはいけない」は買ってはいけない』、谷田和一郎は『立花隆先生、かなりヘンですよ』、高島俊男は『お言葉ですが…』、村上宣寛は『心理テストはうそでした』、柳田理科雄は『空想科学読本』、飯田泰之は『ダメな議論』、S・J・グールドは『人間の測り間違い』で、世に広まるおかしな間違いを指摘してるよ。 blogでそういう情報発信する手もあるし、Amazon等のブックレビューで専門的見地から苦言を呈する手もあるでしょ。
お礼
回答ありがとうございます。 そうですね。最近はそのような本も出ているようで、少し安心するのですが……。 (ただその間違い指摘本も、「ん?」と思うようなところがたまにあり、もうどうしようもないかな、と。)
- izumi044
- ベストアンサー率36% (1333/3622)
>要するに、「こういう本、なんとかならないかな」ということです。 こういう本ではなく「こういう患者」ではないでしょうか。 もし、その本が「○○症の人にこそ読んで欲しい」「全ての入院患者に捧ぐ」といったような帯が付いているならば別ですが。 フィクションで描かれた物語は「病気解説書」でもなければ「治療指南書」でもないです。 また、そう読まれてしまうことは、おそらくご本人の意図するところではないと思います。 作品とは、第三者の意思が介入した途端に別物に変化し、本人の意図しない方向へ一人歩きすることもあります。 だからって、無責任でいいわけでもないですが。 成人男性が、子ども相手に犯罪を犯せば「アニメのポスターが部屋にあった」 殺し合いをするようなゲームは犯罪を増長する これと同じ類の愚痴ですよね。 「特殊な思考の人のことは、誰もどうにもできない」でしょう。 即座に説得・納得させられることが出来るならば、どんな業界も「モンスター」に恐れおののいたりはしないだろうと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 しかし、「アニメ・ゲームが犯罪を助長する」というのとは、少し質が異なるのではないでしょうか。 私が申しているのは、例えば、「癌は○○で治る!」という類のもののことです。 すなわち、不特定多数に「そう信じさせよう」というのが前提になっている書籍のことです。 一方アニメやゲームというのは、何かを伝えるものであっても、何かを信じさせようと言うものではないのではないでしょうか。なんらかの宗教団体が製作しているアニメは別として。 根本の問題が異なるような気が致します。
- hanhangege
- ベストアンサー率43% (92/211)
んー、なんともならないんじゃないですかね。 たとえ、一月ほどうしろについて回って、9割8分がたいしたことない病気でも 小説家が小説として物語にするべきドラマがあるのは 悲劇的なほうだったりしますから…。 小説は本当のことに忠実に書くことよりも 「いかに本当らしく書くか」が作者の腕前でもありますし それは逆にその本が良く出来ているのかも知れません。 作者の方でもそのような読者は迷惑かも知れませんね。 刑事物から家庭物、何を置いてもそれが真実ではないし物語にするぐらいだから そこには何か大げさとか特殊性とかが必要になりますから…。 私が気になるのはもっと、啓蒙して欲しいのは一例に飛びつかない、ということです。 この質問サイトでも非常に気になるのは 大量な実例を元に傾向を割り出している医師の見解よりも 「同じような人居ますか?」と、ここで聞く体験談にすがる人が多いのです。 逆に言えば、それだけ身近な共感の出来る説明の仕方の必要性や 患者が知りたいのは結局、全体の中のパーセンテージより我が身はどうであるか、で 我が身にとっては我が身のことが100%。 でもそれは、わかるわけではありませんから… 理解しやすい身近なエピソードにすがるのかも知れません。 某元医師の小説で奥さんの手術で勝手に不妊処置を施すというのもありましたが ああいうのも「医者が描いたぐらいだから、現場でそういうことも遠からずあるのだろう」 なんて思っちゃうひともいるのでしょうかね。 フィクションものの中で、胃潰瘍で入院しているけど胃がんだと騒いで大変な患者に 医療スタッフが手こずったりあの手この手で説明しても理解せず 見舞いに来た仲間に大笑いされたとたんに、自分も大笑いして意見を変えたというのがあって 「理屈じゃないんだ」ってのがありましたが まあ実際にそういう人は理屈じゃないのでいくら理屈で言ってもしかたないですよね。 たぶん小説を禁じても、今じゃ病床から検索して、同じ病名の中でも 悲劇的な経路をたどったかたの本人や家族のブログとか見つけて 悲劇的にさわぐのではないでしょうか… >具体的な病名を出して「良く調べてあるだろ」とドヤ顔する著者の顔が浮かぶようで まあ逆に一昔前はいい加減なことを書いて 医学的にはありえないとか、この病気について間違ってるとか言われる時代になってきたからではないでしょうか。 読み手のほうも簡単に調べられますしね。 そういうのはやっぱりフィクションじゃなくて、その少数派の患者さんの問題だと思います。 私が医療物のドラマとかで気になるのは個の患者にものすごく向き合って丁寧で トラブルに立ち向かってますが、暇そうなんですよね。 その間ほったらかしの他の患者、じっくり時間をかけた分終わらなかったはずの業務とか 作中ではルーチンがないがしろにされて、人情第一みたいなのが現場での期待値を上げて 迷惑になっていないのかなということです
お礼
回答ありがとうございます。 確かに期待値は上がっていますが……その部分は、まぁ、迷惑と思ったことはありません。 むしろ「サボる方がいい医師」なんていう馬鹿発言をしている奴が偶にいますので、そいつらを戒めるためにも、こういう風潮は多少強い方がいいかな、とも思います。 ……もちろん、業務以上のことを要求されても困りますが。
- potatorooms
- ベストアンサー率28% (3506/12498)
医者じゃない小説家が診察をしたら違法だけど、医者が小説を出しても違法じゃないですよね。 エドガー・アラン・ポーは、それまで世に出ていた犯罪小説がくだらないと思って、自分で書いて推理小説の元祖になりました。 ご質問者さんが本を書くか、原案を持ち込んでライターに書かせたらいいように思うのですが。 自分が不快に思う点がはっきりしているのなら、その内容は上手に書けば読者はつくと思いますし、目的がお金でないなら、いまは電子書籍で安価に出せば結構くだらない内容でもヒットするので、内容がある安価な設定にすれば、世の中を変えられるかも。
お礼
回答ありがとうございます。 ……残念ながら文才はないので……。 でも、そうなんですよね……。
お礼
回答ありがとうございます。 そうなんですよね……。大抵は大丈夫なんですよね……。 実は先日その「ごくまれたまーに」な方がいらっしゃいまして、 「俺は○○(←小説のヒロイン)みたいに死ぬんだぁあああ」などと泣かれてしまいまして。 ……あんたの病状だと、少なくとも20年は大丈夫だよ、とはとても言えず。 説得と精神科コンサルで大変だったもので、愚痴らせていただいた次第です。 ほんと、なんとかならないかなぁ……