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後味スッキリの面白いミステリーは?
ハッピーエンドでないもの、謎が残ったままのものは読みたくないので、そこを重視して、途中でやめられなくなるようなグイグイ引きこまれる小説を探しています。 私が読んだ本で面白かったのは、 シドニィ・シェルダンの本、綾辻行人です。 宮部みゆきの魔術はささやくを読みましたが、○○術というちょっと現実離れしたものが使われているのは好きではありません。 ですが、長い長い殺人のように、財布が語り手というのはありでした。 要するに、「どうやって?」とか「誰が?」という結論を探っているのに、その結末に現実離れしたものがでてくるのが嫌いです。 東野圭吾の『眠りの森』と『宿命』を読みましたが、クールな感じが好きではありませんでした。 あと、小さい子どもの母親なので、話の結末がいくらハッピーエンドの形をとっていても、途中で子どもが殺されるとか痛い目に合う描写が書かれているとか、そういった子どもが可哀想な話は読むのをやめてしまいます。 とってもわがままだとは思いますが、かじりついてしまうような小説をご紹介いただけたら嬉しいです。
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作品の過程で子供が死なず痛い目にもあわない。結末が現実離れしておらず、しかもバッドエンドではない。 そして、一番肝心なことですが、「面白い」 以上を満たすものとして以下のものをお勧めしておきます。 伊坂幸太郎さんの『重力ピエロ』 読み応えという意味でしたら、この本をお勧めしておきます。 落書きと放火と遺伝子をめぐるストーリーです。 ただし、文章がどくどくですので、人によっては受け付けないかもですので、ご注意ください。 時代物が大丈夫でしたら 森谷明子『千年の黙』 紫式部に仕える女の子が主人公。紫式部の周囲に起こる数々の不思議な事件をといていくうちに…というお話です。 連作短編集が大丈夫でしたら、 加納朋子さんの『ななつのこ』と『魔法飛行』もお勧めです。 とある女子短大生が、日常のさまざまななぞについて、作家の方にファンレターを送る話です。 人が死なないミステリですが、綾辻さんの真相以上に吃驚かも。 ちょっとほろ苦い…でも、愛しい感じがします。 米澤穂信さんの『氷菓』『愚者のエンドロール』 こちらも、人は死にません。 「省エネ」で生きていくことがモットーの少年が、おとなしいけれど好奇心を人一倍秘めた少女に出会い、なぞを解いていく話です。 ほろ苦い…でも、ある意味で青春だなあ、こんなのだよなあと思わされた本でした。 以上です。私の好きな本をお勧めさせていただきました。
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- harding
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パッと閃いた海外ミステリーのひとつを思い出しました。 スチュワート・ウッズ「警察署長」上下(ハヤカワ文庫) これは過去に(80年代半ば)NHK総合で海外テレビドラマとして放送されて、大ヒットしたそうです。私もこのテレビドラマに夢中になりました。文庫化されたのは、確かテレビ放送から1年後だったような…。 ストーリーは大まかに言えば、手の込んだ殺人事件を捜査中に、初代警察署長が殉職。2代目警察署長が自分の不始末に困っていた時に、未解決事件のことを知り、深入りしすぎて犯人に殺される。 そして、3代目警察署長(黒人)が解決する内容でした。 これほど、大河ドラマみたいなミステリーはないと思います。
お礼
なんだか回答者様の説明を読んでるだけで、お盆休みの暇な時間が楽しみになってきました。 気合を入れて読まないといけないって思ってしまいました。 海外テレビドラマで大ヒットなんて聞くと絶対に読まずにいられない!!回答有難うございました。
- hiroi12
- ベストアンサー率17% (14/80)
アリサ・クレイグ著 「山をも動かす」 はいかがでしょう。 謎も残らず、ハッピーエンドですよ。 もし気に入っていただけたら、アリサ・クレイグさんと同一人物のシャーロット・マクラウドさんもオススメします。 どの本も、人物描写が生き生きとしていていますし、セリフもまたよくて、そこのフレーズを読みたいために何度も読み返しています。 ジル・チャーチルもオススメです。(ゴミと罰) 主人公が家庭を大事にする、アットホームな感じのミステリーです。
お礼
「そこのフレーズを読みたいために何度も読み返す」なんて、すごく素敵ですね~!! いつも話の筋が面白いかを特に気にしていましたが、セリフそのものを楽しめる読者に私もなろう(*^-^) 有難うございました。
- pngc
- ベストアンサー率50% (1/2)
私も「十角館の殺人」「魔術はささやく」でミステリーに嵌ったひとりです(笑)。 王道中の王道(?)なので既読かも知れませんが、 有栖川有栖 「江神二郎シリーズ」の「月光ゲーム」「孤島パズル」「双頭の悪魔」(以上創元推理文庫)。 作品の完成度が順に高まっていくのがわかり、特に「双頭の悪魔」は早く結論が知りたくて、夢中で読み耽った記憶があります。 最近では 石持浅海 「扉は閉ざされたまま」(祥伝社 NONノベル) 犯人がはじめから明かされていますが、犯人と状況に疑問を持った人物の頭脳戦の様子や論理的な駆け引きが読み応えありました。 荻原浩 「噂」(新潮文庫) 個人的にはストーリーもキャラクターも良く一気読みしました。 しかし、なんと言ってもこの本の特色はラストでしょう。 「・・・えっ!?」って感じでしたね。 乙一 「GOTH」(角川文庫) あらすじだけ読むとご質問者様の好みには合わないと思いますが、意外と淡々と話が進み、目を覆いたくなるような描写は(たぶん)ありません。 「悪趣味」な主人公の二人は個人的に結構お気に入りです(感情移入はしませんが)。 後味は悪くないのでだまされたの思って読んでほしいと思います。 そして、作者のミステリー的な仕掛けにまんまとだまされてほしいですね(笑)。 最後にNo.1の方がご紹介している加納朋子の2冊と米澤穂信の2冊は私もオススメしたいですね。
お礼
回答を読ませていただいてると、早く読みたくなりました。 早く結論が知りたくて、夢中で読み耽る感じよく分かります! 有難うございました<(_ _*)>
- BellBell
- ベストアンサー率54% (327/598)
若竹七海さんの作品をお勧めしたいですね。 他には、柴田よしきさんの作品で、正太郎シリーズなんかも。 求めているような作品は、最近コージーミステリーとして独立したジャンルとして分類や紹介をされている場合があるので、それを目安に選んでみると良いと思います。 我孫子武丸氏の作品で、人形シリーズ(?)などもお勧め。
お礼
有難うございます。 若竹七海さんの作品を初めて読んでみようと思ったのが 「悪いうさぎ」で、読み始めてしばらくした頃、「最悪な結末だ」って聞いたんですよ(ノω=;) それで、読むのをやめてしまいました。 それ以来若竹さんの作品を手にとっていませんでした。 でも、お勧めいただいたので、「悪いうさぎ」以外はハッピーエンドなのかな…他の作品を読んでみたくなりました。 『コージーミステリー』という分類があるのですね。 その言葉で検索すると、確かにクールなものではなく楽しそうなものみたいで、これから検索したりするのに役立ちそうですね。 有難うございましたm(__*)m
お礼
有難うございます。 たくさん挙げてくださって感謝してます(〃'∇'〃) 一つずつ読んでいきたいと思います。 時代物は読んだことがありませんが、ご説明いただいてる内容を読むと面白そう!と思いました。 初挑戦してみます。 綾辻さんの真相以上に吃驚と書かれているのを読むと絶対に読まずにはいられませんね(*^-^) 有難うございました。