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液晶とプラズマ
液晶とプラズマの違いを教えてください。
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3月から液晶、プラズマも多少進化しましたので回答。 現在使われている液晶は、バックライトを用いて液晶素子と呼ばれる電圧を加えると変化する物質に光を透過させ画像を再現する方式を用いたディスプレイ技術です。高解像度化が容易。電気代が安い。寿命が長いなどの強みに、薄さが加わり人気が高い。最近三菱さんがフルハイビジョンの液晶TVを投入しており、そろそろ液晶テレビも本気の時代に突入。 ただ、バックライトを用いる以上黒を発色していても必ず後ろの明かりが消えないため浮いた色合いになること。暗部のコントラストは極端に低いこと。現在の液晶素子は技術的に色や画像の急激な移動などの早い変化に対して反応速度が若干遅いことなどの問題があります。 とにかくコスト派の人には最適な選択で、大型にはちょっと向かないとしていましたが・・・液晶プロジェクタなどで応用されそれらの製品は画質も結構良い。 プラズマは、蛍光灯のプラズマ放電メカニズムを用いたディスプレイ素材です。40型程度のサイズの場合、そのディスプレイにRGB合わせて300万個程度の小型なセルと呼ばれる放電装置(小型蛍光灯)を作りそれに電気を通すことで光を発しそこから色を再現します。とにかく深い色合いを再現でき、高画質で緻密な色が再現できます。コントラストは極めて高く大型化も容易で60型以上の製品ならフルハイビジョンを再現できます。 その反面技術的な問題もあります。まず、セルの小型化技術はまだ十分でなく60型以上の製品でないとハイビジョンの1920×1080ドットは再現できず、42型にもなれば一応ハイビジョンとして認定された規格水平解像度650本を満たす程度しか解像度がない。発熱が大きくものすごく熱いこと。消費電力も比較的大きい。そして、どうしても蛍光灯の原理故の寿命があります。点灯しっぱなしなら焼き付けも起こしますので注意。 大型で綺麗な物をとにかくちょっとでも薄型でというなら良い。 どちらかというと、今急速に進化しているのは液晶関連の技術。プラズマは進化のペースが割とゆっくりしていますが、強みをさらに高めるよう堅調に進化している感が強い。低価格化のペースはプラズマの方が圧倒的。 問題は、これらの技術だけでなくこれからSED(近いうちに製品発表予定)やプロジェクタ(プラズマ並みの高画質低価格リアプロが既に発表され話題)による低価格なディスプレイ技術が登場しています。 買うことが前提での調査なら薄型の選択肢はリアプロなども入れることができるかも・・・EL系はSEDは現時点では無理ですけどね。
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- BIGMAC
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