洋式トイレの起源と発達の歴史を調べたわけではありませんが、下記の可能性が考えられます。
1.衛生上
西欧の家庭のトイレは化粧台と同室に作られます。従って使用しないトイレに
ふたがあるのはごく自然なことです。
2.便座の保護、防塵
ふたがあれば便座の汚れを防ぎます。
3.イスとして
家庭のトイレは化粧室でもあり、気分が悪いとき、着替えの時、あるいはパー ティなどでは気の合った女性同士がおしゃべりするときにも使われます。
4.異物落下防止
以上は家庭のトイレのケースで、ホテルや公衆トイレは少し異なります。学校や公衆トイレの場合、まずふたはついていません。公衆トイレの中には、便座さえないものを見たことがあります。トイレは用を足すだけではなく、生活文化の一部なので国により、地域により、時代によってさまざまだと思います。我が家の二階のトイレは、洗面台、ミニ倉庫、ミニ図書室を兼ねています。
お礼
確かに私も便器のふたを重宝したことはないな・・。