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上り下り
教えてください。 最近電車を利用することが増え時刻表を検索していて気づいた事があり、 電車やバスで登り下りと時刻表にありますが、何を基準に上り下りがあるのでしょうか。 よろしくお願いします。
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定義を一言で言えば、鉄道も道路も(さらに言えばバス路線や航路等も)起点と終点が明確に定められており、起点→終点の向きが下り、その逆が上りです。これは古くから首都(江戸時代までは京都、明治以降は東京)に向かうことを「上る」と表現(「お上りさん」「上京」などの表現がその名残です。ちなみに「下らないもの」とは江戸時代の京都・大阪を経由していないすなわち「下ってない高級品でない物」を意味する俗語です)していたものを流用したものです。日本だけでなく、イギリスなど多くの国に同じような考え方があります。 で、起点の設定の仕方は概ね以下のようになりますので、大多数のケースでは「東京へ向かうのが上り」と考えて差し支えありません。 しかし、関西などでは京都から大阪へ向かうのが「下り」になるなど、直感的な状況と異なるケースがあり、上り下りだとかえってわかりにくいので、基本的にはあまり使用されません。JR西日本では原則旅客への案内では「上り」「下り」を使わずに「京都・東京方面」など主要地を使った方向の案内となります。 ラジオの道路情報でも同じで、こちらは一瞬の勘違いが生じれば致命的なので、地元向けは極力上り下りは使わず、全国的な道路は逆に上り下り(よそ者は方角や地名だとわかりにくい場合がある)を含めて案内します。(例 阪神高速湾岸線北行き、神戸線西行き、近畿道北行き、新御堂南行き、国道26号南行き、中国道岡山へ向かう東向き、名神高速京都へ向かう上り線は高槻バス停を先頭に○キロの渋滞、名神高速名古屋に向かう上り線は滋賀県の栗東で○キロの渋滞、国道1号京都へ向かう上り線は天の川で○キロの渋滞) ・東京又は東京周辺と各地を結ぶ路線は東京又は東京周辺側が起点(例 東京-神戸の東海道線は東京が起点) ・東京へ結ぶ線と接続して各地へ結ぶ線はその接続点が起点(例 東海道線と接続して九州方面へ連絡する山陽線神戸-門司は神戸が起点) ・上記路線から分岐する路線は分岐駅が起点(分岐駅・交差駅が複数ある場合は、歴史的経緯、東京への距離等を勘案してどの路線から分岐したと決めるが、JRのように路線数が多い場合、最初に路線群をグループ分けしている場合もある。 例 東海道線から分岐している(東海道線グループの)山手線(正式な区間は品川-田端)は品川が起点(乗客用の案内はご存知のように上り下りで案内せずに内回り○○方面などと案内)、同じく東海道線から分岐している鶴見線は鶴見が起点、その鶴見線の本線から分岐している海芝浦へ向かう支線は分岐駅の浅野が起点) ・他の路線と全く接続していない場合、その路線を利用して東京へ行く場合に東京へより近い側、空港・港等のの他交通ターミナルに近い側、より大きな都市にある側が起点 ・他の路線と全く接続していなくて、上記の判断が難しい場合、建設を始めた場所が起点、単により東や北が起点などとする。(※地下鉄や都市交通の一部は最初からより東または北にある駅を起点とすることが多い)
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- Tacosan
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他の路線に直通する列車がある場合, その路線にあわせるってこともしますね. 武豊線みたいに「どっちやねん」と突っ込みたい路線もあったりしますが.
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回答ありがとうございます。 今回の質問は奥が深いと感じました。 山手線や大阪環状線などは(内回り、外回り)のように単純でいいのでしょう。 もっと私は社会勉強が必要ですね。 ありがとうございました。
- mashkun
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> 大都市交通ならなんとなく分かりますが地方に行くと本当に間違えやすいです、ていう分かりません。 分かるか分からないかに関係なく、別に方向が区別できれば良いので、地方こそよく使っていますけど。 > 案内も行先だけでいいのではと思います。外国の人はどうしているのかな? 回答にあるように、本来は「起点に向かう方向が上り」ですが、「東京に近い方が上り」と曲解されていることも多いため、関西の私鉄やJR西日本ではあまり使われていません。 JR西日本の最近の案内の仕方は、新幹線停車駅の「京都」「西明石」「姫路」「米原」や「奈良」「和歌山」などよく知られた駅名以外は「京都方面野洲」「姫路方面網干」と言った形です。 また東京近辺でも、地下鉄直通などで東京を跨いで走る列車の他、京急の羽田空港発横浜方面行きなど、途中で上りと下りが変わるものも単純に「上り」「下り」と案内できませんから、「品川方面○○」「横浜方面□□」などと案内されています。
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 以前乗った電車等で違和感があり質問しました。 ありがとうございました。
- y-y-y
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路線には、起点と終点があります。 起点から終点に向かうほうを「下り」、逆に、終点から起点に向かうほうを上りといいます。 たいていは、東京、または東京に近いほうがが起点です。 しかし、地方の都市間交通の路線によっては上り下りが分からない場合がありますが、その鉄道事業者が起点を決めています。 路線によっては、「上り」「下り」が分らないとか、紛らわしい場合は、鉄道事業者によつていろいろな表示・呼び方です。 例えば、起点から終点に向かう線路を「A線」、反対を「B線」と表示た゜ったり、進んでいく向きによって「北行」「南行」とか、「東行」「西行」とか、「内回り」「外回り」とか、起点駅名・終点駅名での方面表示もあります。 意外にも、東京の山手線にも、起点と終点があります。 https://www.google.co.jp/#q=%E5%B1%B1%E6%89%8B%E7%B7%9A%E3%80%80%E8%B5%B7%E7%82%B9%E3%80%80%E7%B5%82%E7%82%B9 ---------------------------- JRの中央線は、長野県の塩尻駅に近い所で、JR東日本(中央東線)とJR東海(中央西線)に管轄が分かれます。 JR東日本管内は、新宿駅(東京駅?)が起点なので、東京に向かう列方向(中央東線)は「上り」です。 しかし、JR東海管内は、名古屋が起点なので、名古屋へ向かう方向(中央西線)が「上り」です。 つまり、同じ中央線でも、塩尻駅を境に、東京へ行くのも「上り」、名古屋へ行くのも「上り」です。 長野県の飯田線も全線がJR東海管内なので、東海道線の豊橋駅が起点となり、豊橋駅(名古屋)へ向かうのが(南行)が上りです。 そして、高速道の中央道ですが、東京側が起点で、名古屋側が終点です。 つまり、中央道は東京から名古屋へ向かうのが「下り」です。 ところが、中央道と長野県内で並行する、県内JR東海管内の飯田線と、長野県・岐阜県・愛知県の中央西線とは、中央道の「上り」「下り」とJR東海との「上り」「下り」とが、完全に逆方向となってしまいます。 高速中央道と並行する線路は、「上り」「下り」を乗客が方向間違いをしない様に、JR東海では「上り」「下り」を並行する全線で出来るだけ使っていない様です。 時刻表で確認すると、起点・終点の駅名で表示していて、JR東海管内の中央西線なら上り方向は起点駅の「名古屋方面」、終点駅の「塩尻方面」、JR飯田線なら上り方向し起点駅の「豊橋方面」、下り方向は終点駅の「辰野方面」など表示しています。
お礼
丁重な回答ありがとうございます。 単純ではないのですね。よけい混乱しそうです。 高速道でも〇〇ICから上り〇km渋滞とありどっち方面なんだ~といつも感じます。 大都市交通ならなんとなく分かりますが地方に行くと本当に間違えやすいです、ていう分かりません。 案内も行先だけでいいのではと思います。外国の人はどうしているのかな? ありがとうございました。
- sukeken
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こんにちは。 気になりますよね~。 そして、ちゃんと決まっているようですよ。 http://www.mintetsu.or.jp/knowledge/faq/05.html
お礼
早速回答ありがとうございます。 検索したんですがよく分からなく質問しました。検索の方法が間違ってたみたいです。 私は北海道へ向いてる電車が上りで九州方面が下りと思っていました、ところが横に走っている線路は? と以前から気になっていました。地方に行くときに電車乗り換えで次の上り電車の案内を放送するのですが 上りってどっち?となり混乱しています。 ややこしいのでその呼び名は中止すべきですね・・・ ありがとうございました。
お礼
詳細な回答ありがとうございます。 最近は複雑なのであまり使用していないのですね、古い人間ですみません。少しもやもやが取れた感じです。 ありがとうございました。