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海外の電気機器の仕様が読めない

諸事情により、海外の電気機器の仕様を簡単に翻訳することとなりました。 書面上の翻訳はできるのですが、電気について未だ素人で、細部の意味がわからずに困っています。知識レベルは、オームの法則や交流・直流の違い、消費電力や力率などがぼんやりとわかる程度です。 以下の英文で書かれた仕様について、ご教示いただければ幸いです。 (英文) Input Power ・100-240 VAC (0.4A RMS at 230 VAC) ・24 VDC +/- 10%, 1A (和訳) 入力電源 ・直流 100-240VAC (230VACの電圧実効値に対して消費電流0.4A) ・交流 24VDC +/- 10%, 最大消費電流 1A (1)交流電源は直流電源に比べ電圧値が大きいが、消費電流が少なくなっているのはなぜか。 *単純に比較できないことはわかりますが、簡単な説明が知りたいです。 (2)"0.4A RMS at 230 VAC"この値は何の指標なのか。 *前後の文脈から、交流電源の最大消費電流を指している気がするのですが、その場合240VACでなく230VACである意味がわかりません。 (3)私の電気的知識についての質問です。電気機器の消費電力が一定の場合、消費電圧と消費電流は反比例するという理解は正しいでしょうか。 *これが正しいとすると、RMS at 100VACのとき最大消費電流が流れると結論付きます。しかしその場合、(2)の"0.4A RMS at 230 VACは交流電源の最大消費電流を指している"という推論と食い違ってきて、混乱してしまいます。 (4)直流、交流の消費電流はどう振る舞うのか。 *電圧が上がると下がるのか、電圧が下がると上がるのか、それとも変わらず一定なのか、(2)と(3)の疑問からわからなくなっています。 よろしくお願い致します。

みんなの回答

  • ninoue
  • ベストアンサー率52% (1288/2437)
回答No.5

世界各国の家庭で使われている交流電源は、100V,110V,200V,220V等の各種の電圧が使われています。 "世界 OR 海外 商用電源 電圧 周波数" ==> http://www.yamabishi.co.jp/worldvoltage/denatsu.htm 世界の電圧 それに対してパソコン等の多くの電子機器は24V, 12V, 5V等の直流電圧源で動作するようになっています。 最近の電子機器は国内向けのものもありますが、多くは全世界を対応する仕様となっています。 その為に、質問に記されているようなAC-DCアダプター(AC-DCスイッチング電源)が電源装置として使われています。 コンセント形状が同一であれば(日本韓国アメリカ等のA型の100-240V電源等)電圧が異なっていてもそのまま使う事が出来ます。 コンセント形状が異なっていても交流電圧が許容範囲内であれば、コンセント部分を付け替えるか、変換プラグを追加する事で使えます。 交流入力VA値(電圧値*電流値:VA値)は入力電圧値が変っても余り変化しない筈です。 従って代表値として質問例では 0.4A RMS at 230 VAC (=93VA入力)と表示されている訳です。 これを100V交流電源で使った場合には、電圧値に逆比例して、0.4*230/100=0.92Aの入力電流値程度になります。 なお入力ワット数としてはもっと小さく60-80W程度だと思われます。 訳としてはNo.2の方の回答通りです。(入力:交流、出力:直流) 入力電源 ・交流 100-240v(230vにおいて実効電流0.4A) ・直流 24v±10% 1A 但し交流電圧の最大値は普通に使われている実効電圧値(==公称電圧値)(100V等)の√2倍となり、100V電源では141V程度となります。 次等も参照して検討されたら質問の(1)-(4)にあげられていた疑問は解決するのではないでしょうか。 "交流電源 解説" ==> http://electric-facilities.jp/denki1/souden.html 直流と交流の違い <== http://electric-facilities.jp/denki1.html 電気の基礎知識 http://www.tdk.co.jp/techmag/power/200807/index.htm 電源革命をもたらしたスイッチング電源 解説の文章は少し詳しすぎるようですが、 回路図を眺められたらスイッチング電源のイメージ等は理解出来るのではないでしょうか。 交流電源等についてより詳しくは次等で解説されています。 (少し難しすぎるので今すぐ読まれる必要はないとは思われますが) 音声付き電気技術解説講座 理論一般 http://www.jeea.or.jp/course/ http://www.jeea.or.jp/course/01.html

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noname#252929
noname#252929
回答No.4

>(1)交流電源は直流電源に比べ電圧値が大きいが、消費電流が少なくなっているのはなぜか。 >*単純に比較できないことはわかりますが、簡単な説明が知りたいです。 電流は電気の流れる流れの話になります。 電流は消費される事はありませんので、消費電流と言うのは話がおかしくなります。 電流は、必ずプラスから出て、マイナスに同じ量が戻るので、無くなる事はないのです。 電気は良く水の流れにたとえられますが、空気と考えると分かりやすいと思います。 1気圧の空気に対して、2気圧の空気は同じ体積で見れば、1気圧上では2倍の空気になります。 電圧が高い(圧力が高い)状態の物の同じ体積で見れば、電圧を低くすると、沢山の体積が無いと同じ量にはなりませんよね。 それと同じになります。 この空気の量が電力(W)を解釈をするとわかると思います。 W(電力つまり仕事量)=V(電圧)I(電力) です。230Vから24Vに落とす装置で、おなじ電力が通過する(多少損失は起こりますのでその分減りますが)訳ですので、電圧が下がれば電流が増える事になる。と言うだけの話になります。 >(2)"0.4A RMS at 230 VAC"この値は何の指標なのか。 >*前後の文脈から、交流電源の最大消費電流を指している気がするのですが、その場合240VACでなく230VACである意味がわかりません。 使用できる範囲と、その機器の標準電圧の問題と言うだけの話です。 大抵は数値をよくする為に一番効率の良い所をつかったりします。 また、想定する国で使用される電圧を基準とする場合もあります。 >(3)私の電気的知識についての質問です。電気機器の消費電力が一定の場合、消費電圧と消費電流は反比例するという理解は正しいでしょうか。 >*これが正しいとすると、RMS at 100VACのとき最大消費電流が流れると結論付きます。しかしその場合、(2)の"0.4A RMS at 230 VACは交流電源の最大消費電流を指している"という推論と食い違ってきて、混乱してしまいます。 電力=電圧と電流の積です。 おなじ電力にするには電圧が下がれば電流を増やさなければなりません。 >(4)直流、交流の消費電流はどう振る舞うのか。 >*電圧が上がると下がるのか、電圧が下がると上がるのか、それとも変わらず一定なのか、(2)と(3)の疑問からわからなくなっています。 交流、直流は関係ありません。

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  • cyclone3
  • ベストアンサー率62% (22/35)
回答No.3

こんばんは 機器の他の仕様が一切無いので推測になってしまいますが、この機器は交直両用と考えるのが一般的です。 それを前提に考えると 1)  ⇒動作するのは直流の低い電圧のはずですから、交流から直流に変換する効率が悪いだけです。  今はDC-DCコンバータの効率はかなり高くなっています。 2) 3) 4) ⇒ *前後の文脈から、交流電源の最大消費電流を指している気がするのですが、、、  と書かれていて、その根拠が何かわかりませんが、この英文は最大値の表記ではありません。  一般仕様です。  従って、ACもDCも最大値でなく標準の値(typ)と受け取ります。    EU加盟国では単相の電源は230V±10%、50Hzと定められています。  その範囲内で加盟国各国は、それまでの国内規格を重んじて(踏襲して)電源電圧が定められています。  従って標準値は230V(50Hz)ですが、標準値が高い国はUKで240V+5% -15%となっていて、域内のEN規格を 逸脱しないように国内規格が定められています。   これは旧UKの植民地であるアジア地域(香港、他)でも、慣習的に踏襲されています。    逆に世界で一番電圧の低い100V地域の日本、北朝鮮、台湾でも使えるよ!  と表記しているだけで「最大値の仕様では無いと」考えます。    つたない経験と、わずかな情報で推測できるのは、この辺までです。  参考になれば幸いです。     

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回答No.2

(英文) Input Power ・100-240 VAC (0.4A RMS at 230 VAC) ・24 VDC +/- 10%, 1A (和訳) 入力電源 交流100-240v(230vにおいて実効電流0.4A) 直流でなく交流です。あなた 直流24v±10% 1A この機器を使うにはこの程度の能力を持った電源が必要です。電源から受けとるのは最終的には電圧でも電流でもなく電圧×電流=電力なので、例えば230v電源を使うなら0.4A必要ということです。供給電圧が低くなると必要電流は増えます。あなたの考え通りです。 参考:RMS 実効値。知っての通り交流はプラス100v~マイナス100vを周期的に動いてます。0.4Aというのは最大値ではなく平均して押しなべた値です。よく言われる100Vというのは実効値です。つまり最大値は(瞬間的とはいえ)110V程度に達します。

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  • trytobe
  • ベストアンサー率36% (3457/9591)
回答No.1

まずは、電気機器への電力供給の仕様が「入力」ですから、 高い電圧(100V以上の動力源目的)は交流で230Vrms×0.4A=92W、 低電圧(電子回路の駆動目的)は直流で24V×1A=24W、 と2系統あってもおかしくないと思いますよ。あとは、直流・交流の順番・対応を修正するだけです。 230にしているのは、200V~240Vあたりの家庭電源を用いている国を想定して、交流の電圧がプラスとマイナスに振動する中で、それを均して一定電圧にみなしたときの電力消費を想定するための、直流でいうところの+/-10% のような余裕をみた実効電圧値として設定しただけでしょう。

sokenbicha4902
質問者

お礼

"余裕をみた実効電圧値"とは目からウロコでした。 回答ありがとうございました。

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