★8000円になぜ0.6かけると4割引なのでしょう?
になるとは限らないです。
割合は常に
[割合] = [比較する量]/[比較される元の量]
という関係にあること
[比較する量] = [比較される元の量]×[割合]
[比較される元の量] = [比較する量]/[割合]
は等価です。
[比較する量]や[比較される元の量]
溶質・溶媒・溶液の場合は[割合]は[濃度]
金額の場合は、[割合]は値引き率だったり、利益率だったり
しますね。
[割合]は、1.2とか0.2と比であらしたり、それが単位を持つ場合は、%だったり率だったり、%だったり、ppmだったりします。
★これは、文章や会話を正確に読み取って始めてわかる。
>8000円になぜ0.6かけると4割引なのでしょう?
文章をよく読みましょう。そうではない筈です。
「4割引が8000円のとき元の価格は、8000円を0.6で割ったら求まる」
のはずです。
「4割引が8000円のとき値引き金額は、8000円を0.6で割って0.4倍」
と色々ですよ。
「8000円の商品の4割引き後の売値は?」
のときにはじめて『8000円に0.6かける』になるのです。
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★大事な事は、どれが
1) どれが[比較する量]であり、どれが [比較される元の量]で、どれが[割合]であるかを読取ること
「8000円の商品の4割引き後の売値は?」の質問だと
8000円の商品:[比較される元の量]
4割引き後の割合:[割合]
売値:[比較する量]
4割の「割」は割合の単位で、比であらわすと 0.4
4割引き後の割合は、1-0.4 = 0.6
よって、
[比較する量] = [比較される元の量]×[割合]
? = 8000 × 0.6
直接解くと
4割引き後の割合は、6割
[比較する量] = [比較される元の量]×[割合]
? = 8000 × 6割
多分、ここまでの説明を読むのも大変だったと思います。問題の根源はそこにある。文章や会話から真髄を読み取り理解する力が足りないのですよ。
Q: 4割引きしたら8000円になった元の金額は?
Q: 4割引きしたら、定価との差額が4000円だった。定価は?
Q: 8000円引いたら、4割引の値段になった。定価は?
Q: 4割引して売ったら利益が8000円だった。売値は?
Q: 4割引して売ったら利益が8000円だった。定価は?
これらをといてみましょう。