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穏やか冷静な人が私の前で嫌悪感をあらわにした出来事
- 先日、お付き合いしている男性とアメリカの空港でチェックインの列にならんでいました。利用するフライトが中華系だったので、列には多くの中国人の方が並んでいました。
- その時、私たちの列のある中国人客のガムテープで雑に封をされたダンボールが職員によって台の上に乗せられました。試薬だという中には大量のスマートフォンケースのようなものが入っていました。
- 男性は「大量に買って帰って売るつもりだろ、本当やることきたねえ」と言いました。彼の口調や言葉遣いの変化に驚いた私は、彼の過剰反応がその場の状況によるものなのか、彼自身の本当の姿なのか疑問に思いました。
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質問者が選んだベストアンサー
私(男性.40代)もそういう人を知っています。 ごく静かなむしろ「紳士」と言っていいほどの人物なのですが、ある特定の民族(国籍)に非常に強く反応します。 ま、ぶっちゃけていうと私の義理の父のことなのですが、うちの家系は明治期にフランス人と結婚した者もおり、今でも海外に移住したものや私自身海外生活経験があるなど、非常に国際的というか人種差別にはどちらかというとフラット(なにせ、わたし自信、海外で「アジア人差別」の経験がありますので)なのですが、結婚した妻の家族は地元ではかなり大きく古い商人の一族で、海外経験はあまりなく、その代わりその特定の民族(いわゆる在日ですね)にはかなりひどい目にあってきているようなのです。 私としては、一旦海外にでてしまうと、どこの国とは関係なくそもそもアジア人が差別されているのを知っていますので、日本人である誇りと共にアジア人としての文化共有にはシンパシーを感じるのですが、日本人でも経験が違えば「とにかうイヤ」という人も多いようです。 彼の口調はそれでも、小声で抑えていたようですから、TPOに対するわきまえはあるのでしょう。ともすれば日本人はそういう部分で抑えが効かない人もいますので、まだ彼は常識があるのだと思います。 外国に行っていつも思うのですが、白人が有色人種を嫌う、とか日本人が他のアジア人を馬鹿にするとか、中国人が日本人や韓国人を嫌う、というのはその人の生い立ちや教育などを含めて、仕方がないことである、と言う部分もあります。 わたし自身、海外で生活していたときに、親しい友人が実は「アジア人が嫌い」であることを知ってショックを受けたこともあります。その彼曰く「君のようによいアジア人も居るのは知っているから、付き合わないとか人種差別をしようとは思わないが、それでもアジア人を白人同様に信頼することはできない」と言っていました。 私は日本人(つまりそこにいる外国人)ですので、別にかまわないのですが、同国人として国籍を持っているアジア人などは大変だろうな、と思いました。 そもそも「国が違う」ということは、同じ国になることが出来ないほどの違い、があるのです。ヨーロッパだってドイツを囲むベルギーやオランダ・オーストリアなどはほとんど同じ文化で国土もドイツが日本と同じぐらいで、ベルギーなどは九州や北海道程度なのに「別々の国である」のは一緒の国には成れない事情があるわけです。 このような国でも当然にベルギー人のドイツ人嫌いなどがあり、民族問題は「人間の根幹に関わる感情」とも言うべき問題なのかもしれません。 ですから、そういう感情があること自体は否定できませんし、質問者様にも実はそういう意識があるかもしれません。問題はそこにとらわれることなく、自分を律することができるかどうかです。 今回分かったことは「質問者様はまだ彼の価値観をよく理解していなかった」と言うことであり、今後乾坤するつもりなら、もうすこし価値観の共有を図ったほうがいい、ということでしょう。 今回は海外だったこともあり、質問者様の前だったこともあり、日本語で話しても気がつくのは質問者さまだけ、という安心感が気持ちの吐露につながったのかもしれません。その部分だけいえば、彼は質問者様を信頼しているといえるのではないでしょうか。 私も結婚していますが、価値感の違いが大きいと結婚生活はかなり難しくなることがあります。 (なにせ目玉焼きにかけるものだけで揉めるんですから(笑)) 価値観については、話し合っておいたほうがいいこともありますよ(全部を話すのはそもそも無理ですが)
お礼
回答ありがとうございました。 誰にでも心の中に思っているけど普段は言わないことはありますよね。 それを言ってもらえる相手になれた、と思うことにします! 帰国してきたらもっといろいろな話をしたいと思います。 ありがとうございました!