確かに、見てると「適切な方法で愛情」を受けていない子供が多いとは感じますね。
抱きしめて頭撫でる「ようなこと」だけが愛情だと勘違いしている親が多いのでしょう。「親の愛情」ってそういう事じゃないと思いますよ。
声が大きい、落ち着きがない、癇癪が酷い、どれも自分を抑制する力がないことが原因ですが、その能力は医学的にも3歳までしか大きく伸びないことがわかっています。そしてその能力はその子に、一生を通じて様々な恩恵を与え続けます。3歳までに教えることができなければ、そりゃどう言い聞かせても無理でしょうよ。3歳までに教えるために、2歳から教え始めても遅いことは当然ですよね。砂糖の摂取はコカイン吸った時と同じような脳の反応を示しますから、親に知恵がなければ中毒にさせておとなしくさせるしか方法はないでしょうね。
人間が学習能力のある生物である限り、親の言動が子供の成長に大きく影響することは紛れもない事実。「ちゃんと躾してるのに!ちゃんと愛情注いでるのに!」と叫ぶ親は、突き詰めれば同時に「うちの子はちゃんと躾しているのに、理解できない、頭の悪い子なの」「私の躾方法には一切問題がないし、ちゃんと愛情も注いでいるけど、うちの子は理解力がほかの子に比べて劣っているからおとなしくできないだけなの」と子供の遺伝子とその能力に責任転嫁しているのと同じですから、親として「うまくいかないのは、私のやり方に問題があるからだ」という風に考えることができない限り、3歳になっても4歳になっても彼らがいう所の”反抗期”は終わらないでしょうね。そしておとなしくなればただそれだけで「反抗期が終わった」と勘違いするのでしょう。そういう人たち曰く7歳や8歳になるとまた”反抗期”来るらしいですからね。笑) 成長過程で必要な自我の芽生えと、やっていいことと悪い事の区別がついていない状態との違いが判らなければ、一生”反抗期”は終わらないと思いますが。
お礼
ありがとうございます。 mastequila様のご意見、いつも拝見させていただき非常に参考になる部分が多いです。 子どものために覚悟を決めて必死に向き合っている親 誰のために?(もちろん子どものために) 何のために?(もちろん子どもの未来のために) そういう親が非常に少ないことを危惧していました。 >「うまくいかないのは、私のやり方に問題があるからだ」という風に考えることができない限り できない親ほど正当な批判に対して反発し、自分を褒めてもらいたがります。 そしてこの質問をさせていただき、その回答を見る限り やはりパレートの法則に近い結果であることも確認できました。 自分が楽になりたいからアクションを起こす親と 子どもの成長の願ってアクションを起こす親とでは 根本的な思考が違います。 元気な子、活発な子と落ち着きのない子の区別がつかない 自己主張と我儘の区別がつかない 食欲旺盛と食い散らかすことの区別がつかない 物事の原理原則を学ばない親に育てられる子どもは、本当にかわいそうに感じます。 そして貧困の連鎖、愚民の連鎖は続いていくのでしょう。 ありがとうございました。