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グラスは線香立てとして使えるのでしょうか。
こんにちは。 自宅にて線香(一般的な棒状のもの)をあげようと考えておりますが、手近に線香立てとして機能する形状の物を探した所でグラス(脚の無いもの)に目が留まりました。 ガラスに急激な温度変化を与えると膨張収縮により割れる事は知られておりますが、これをこのような用途に用いるべきではないでしょうか。 私には線香立てはその形状から一般的な香炉よりも内部の灰の温度は上がらないように見えますが、自信がありません。 また脚が無い事による設置面への影響も想像がつきません。 その他に想定され得る危険等も含め、ご意見を伺えると幸いです。 よろしくお願いします。
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こんにちは。 本来、お線香は、ほとけさまにあげるものでもありませんし、仏教の儀式で使うものでもありません。インド伝来の文化です。ほとけに上げる目的は憚られますから、割愛します。 お線香は、そもそも香りを楽しむものですから、線香が立てられれば何でもよいと思います。 ただ、どちらかというと、イメージを楽しむものですから、ちょっと洒落たものがあればさらによいです。 線香でも、伽羅とかいうなら、ちょっとは見栄えのある線香立て(香炉)が欲しいですが、私は、実用性だけで、百均でアロマテラピーの道具と一緒に、線香立てと専用の砂を買ってきてしまいました。私は、アロマテラピーというよりも、インドのアーユルヴェーダを勉強していた関係で、興味を持ちました。お線香の香材とアロマテラピーの香材とは同じものも多くあります。 欲を言えば、線香つまり香りそのものが大事ではないかと思います。線香は、値段の高いものは本当に高いです。とても、庶民は、消耗品としては買いにくいものです。『テレビ鑑定団』でも、純正ではなかったと思いますが、その伽羅の香木でも、何百万という値段でした。ネット調べてみたら、小木12g 50万円だそうです。お線香でも1万円はします。 >その他に想定され得る危険等も含め、ご意見を伺えると幸いです。 みっともない話ですが、私は、何度か線香立てを倒してしまったことがあります。専用の砂と灰が混じったものが散らばって、拭き取らなければなりません。やっぱり座りの良いものがいいですね。火災とかは気にしたことがありません。 それと、個人的なことですが、安いお線香は、本当にやめたほうがいいです。衣服や部屋に匂いがつくだけでなく、匂いに敏感な人はすれ違っただけで気づきますから、その人が安っぽく思われます。 人が訪れない神聖な山に入ると、どこからか、お線香の良い匂いがしてくることがありますが、霊的に神聖なものが現れたとは人は言います。また、香功(しゃんごん)という、気功の一種なども、神聖な香りがしてくるといいます。 本題の質問は、 >グラスは線香立てとして使えるのでしょうか。 やはり市販の気に入ったものを探したほうが気持ちがいいです。 間に合わせは、その場しのぎだと思います。
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- area_99
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バチ当たりが気にならないなら、何使ってもいいんじゃないでしょうか? 親族や弔問客に笑われるだけですよ。 問題ありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 物自体は個人的な用途を想定しておりましたが、確かに違和感を感じましたのでその理由が気になっておりました。 その一つが故人への敬意表現に於ける文化的な倫理観と言うのはご指摘を受けて気が付きました。 その後香炉を"物"と呼んでしまって良かったのか気になりその助数詞を調べてみた所、基/柄/口などと言うのですね。 基は比較的大きく近代的な人工物に用いられるのは存じておりましたが、より古い単語だと霊的なものと良く結びつくように見受けられました。 巨大な建造物は、それだけで先ず人々に人柱を連想させたのかも知れません。 単に伝統的でない見て呉れが失礼に当たるのか謂れのある慣習なのかはまだ判断がつきませんが、そのような事も含めて更に周りの文化に心を向けてみたいと思います。 大変参考になりました。
お礼
大変丁寧なご回答を下さり、どうもありがとうございます。 概念の類似から蝋燭の延長に線香を見ておりましたが、仰る通り実際には完全にアジアに起源を持った道具だったようです。 अगरबत्ती等と画像検索をしてみてぼんやりとですが香の趣きを眺める事が出来、その本質的な姿の手がかりとして説得力を感じました。 遡れば古代の薬理にまで通じるというのも興味をそそられます。 非常に面白いお話を伺いました。 自分にしっくり来る香りや景色を模索してみる事に加えて、インド人や日本人のように香に対する意味付けをも個人的に洗練して参りたいです。