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「もののけ物語」に出てくる酒器の話

加門七海著の「もののけ物語」の中に、大黒様の酒器の話が出てきます。 「大黒様の背負った袋と杯が繋がっていて…杯部分に酒を入れると、どんどん中に吸い込まれてゆき…吸い込まなくなった後は、呑んでも呑んでも杯が空にならない…」というような、カラクリのある酒器です。 これによく似た酒器の話を「知人の漫画家」が描いていたそうで、これを読んだあと、嬉しくなった加門七海氏は、そのからくり酒器を「知人の漫画家」に譲ったと書いてありました。 「知人の漫画家」は多分波津彬子先生で、その漫画が「雨柳堂夢咄」だと思うのです。 何巻に載っている話か、ご存知の方、お教えください。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • tamausagi
  • ベストアンサー率65% (201/308)
回答No.1

波津彬子『雨柳堂夢咄』其ノ四 に収録されている「第二十七話 夏の盃」のことでしょうね。 この話に出てくるのは布袋様の徳利で、カラクリではなく、割れた盃の代わりに決して無くならない盃を蓮が用立てる、という物ですが。

soma_h
質問者

お礼

ありがとうございました! 探して読んでみます。今まで手が伸びなかったもので…。

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