コンビニで働いている人は大変だと思います。非常に不愉快だというのは、よく分かります。
販売する商品がどこのコンビニでも機能・性能・品質面でほとんど違いがなく、コンビニが周辺に幾つもあって競合になると、最後は価格・コストとサービスで差別化しなければ商売が成り立ちません。削れるコストを削れるだけ削ると、最後は人件費まで手を付けることになります。そして現実にはコンビニはそういう状態でしょう。
つまり時給は目いっぱい下げ、できるだけサービス残業させてただ働きを増やし、コスト(人件費)を抑えるわけです。こういう業界は、そこで働く人の犠牲のもとに商売が成り立っていると思いますよ(これに似た業界は他にも多々あります)。
そうした体力勝負的な消耗戦(働く人も含めて)をコンビニでやっているわけで、コンビニで働く人は否応なくそれに巻き込まれます。
でも末端のコンビニで、こうしたやましいことを一杯やっていることが社会に露見すると、本部もその責任(とくに社会的な責任)を問われるので、末端のコンビニでやましいことをやらないと生き残れないことを暗黙の上で承知していても、それを騒ぎにはしてほしくない(黙っておいてほしい)わけです。
コンビニで働くときは、そういう状況であることを承知しておかないと。お気の毒ですが。これから就職するときは、厳しい競争に晒されていない安泰な会社を選ぶべきでしょう(でも、そういう会社は少数であり、そこの従業員募集には人が殺到するでしょうから、選ばれるのは出来る人だけに絞られます。そう都合よくは就職できないかも)。
結局、自分の競争力次第ってことです。