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東京/大阪の高等学校で公立/私学の違いは
私は、愛知県に住んでいます。愛知県では、公立の高等学校が私学より偏差値が高い場合がほとんどです。したがって、公立の滑り止めとして私学を受験する中学生が非常に多いのが現状です。 愛知県で一番レベルの高い公立の高校は、東大などの有名大学に入学する生徒が全国的にみても非常に多いんです。私学は、ごく一部の高校を除き、偏差値はかなり低めです。 さて、東京や大阪では、この辺りの現状はどうなっていますか? 実際のところを教えてください。聞くところによると、私学>公立となっていると聞きますがどうでしょうか? 公立では、有名国立大学や有名私立大学に進学するのは難しいのでしょうか?
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都立校の場合 正確に言って 1967年に都立高校の平準化が行われて以降、全校一斉に凋落しました。 その後ずっと”私立中高一貫校の時代”になるのですが 2001年 石原都知事により進学指導重点校が設置されました。 (同時に、進学実績の悪い高校から順次廃校するとの指針が打ち出されました) これに続き 2003年の都立高校の学区制撤廃によって、都内全域からの私立進学中学校に通っていない生徒を集めることが出来るようになりました。 設置された進学指導重点校のうち 国立・西・日比谷の3校については順次ある程度の実績を出すようになり 中学受験で難関私立校へ進学しなかった、あるいは出来なかった生徒が集まるようになりました。 結果、進学指導重点校の偏差値が上昇しました。 (麻布は高校からの募集が無く、都立進学校偏差値は灘高校や開成高校よりも低くなっています) 但し やはり私立中高一貫進学校には遠く及ばず 東大合格者数も、国公立医学部医学科進学者数も少ないままではあります。 (このことは やはり教育には過程の裕福さが少なからず影響することを証明してしまっています) その一方 国立・西・日比谷の早慶上理の合格者は麻布に匹敵しています。 (逆に見れば、中学から早慶に入学できなかった層が、国立・西・日比谷に集っているとも言えます)
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- tekcycle
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人口の影響があります。 15歳人口が、10万人の地域と、5万人の地域と、2万人の地域とがあったとしましょう。 高校は、ほぼ全入ですから、当然、人口÷定員の数以上に高校が作られるでしょう。 普通は、人口に応じて高校の定員が多くなる、ということはありません。(過疎地域で定員が少なくなることならあるかもしれませんが、都会同士なら) すると、人口が多い地域の方が、高校数が多くなる、おそらく通える範囲の高校数が多くなるでしょう。 更に言えば、人口が多ければ多いほど、交通機関が発達しそうなもので、通学可能な距離も伸びるので、より人口が多い地域の方が、更に通える範囲の高校数が増えるでしょう。 通常、昔は、公立>私立だったはずです。 そこから私立がのし上がってきたのです。 通える範囲に高校がもし100あると、学力順に100段並んでいることになるかもしれません。 それに対して、通える範囲の高校が50であれば、50段。 これは、隣接する高校の学力差が2倍になることを意味するかもしれません。 同様に、通える範囲にある高校の数が20である地域では、隣接する高校の学力差は100の地域の5倍になるかもしれません。 学力差が小さい地域では、上位の高校がへまをすれば、下位の高校が頑張れば、追い抜くことが容易でしょう。 学力差が大きい地域では、下位の高校が上位の高校を追い抜くのは困難でしょう。 都会では、頑張った私立高校が、進学実績等で、より上位の高校を上回り、それによってより優秀な生徒が集まり、より進学実績を伸ばすでしょう。 ところが、田舎では、少々頑張っても進学実績で追い抜くことがそれだけ困難でしょう。それで確保できる生徒のレベルが固定されがちだろうと思います。 つまり、田舎ほど、私立高校が「育ちません」。 これは地域のトップ私立大学も似たような傾向にあると思います。 先日見たのですが、端的なのは、岐阜県だろうと思います。 トップの私立高校が今三つですよね。(トップ私立大学など私はどこか知りません。) おそらく東京では、都立高校入試での「悪平等主義」により、都立高校が凋落しました。 ここのところ、学区制度を撤廃したか何かでかなりオープンになったと記憶しています。 それにより、以前の日比谷ほどでは無いにせよ、進学実績は復調傾向にあるようです。 トップ私立高校の、高校入学組の実績が今一ということも響いてくるだろうと思います。 近年の動きとしては、都立の中高一貫校というのができましたので、それが今後どうなるか、です。 進学実績は、都立の二番手校を上回っているところがあるようです。 > 有名国立大学や有名私立大学に進学するのは難しいのでしょうか? 何を有名と言うのかで話が変わりますが。 例えば、南山レベルだと、東京では、有名は有名だけれど、となるでしょう。 他大学に完全に埋もれてしまう。 おそらく、トップレベルの公立高校の実力を測るのであれば、東大への進学実績を比べるのが良いでしょう。 日比谷、西、国立、が都立のトップレベルです。 上記のとおり、都立の二番手校の生徒のレベルは、愛知だとまだ公立トップ校に入れるレベルだろうと思います。 そもそも、どこの高校が、という以前に、どのレベルの生徒なのか、という方が。 東大に行くような奴がどこにどれだけ居るのか、名古屋大学に行くような奴は、早慶の奴は、南山の奴は、と見る方が。 それに、高校の指導の善し悪しが加わる感じでしょう。 一つの高校が抱える生徒の学力差は、小さい方がより適切な指導が行えるだろうとは思います。 が、愛知の状況なら、それが大問題になるようなことは無いだろうと思います。 岐阜であれば、おそらく問題になっているだろうと思いますが。 高校は、むしろ箱と考える方が良いでしょう。誰が収納されるのか。 箱では無く、指導の善し悪しで主体的に進学実績に決定的な影響を与える存在であるなら、愛知でも岐阜でも、高校の順位の上がり下がりが、もっとずっと激しいだろうと思います。 また、東京で私立>都立となっていても、おそらくそれは、愛知のトップ進学校レベルの中で、細分化されてそうなっている、というようなイメージの方が正しいでしょう。 都立トップ校が、いきなり愛知の半田辺りのレベルにまで落ちているということではありません。 http://biz-journal.jp/2014/04/post_4664.html http://www.univpress.co.jp/chukou/column/todai_ranking/
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ご回答ありがとうございます。
- doc_somday
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私は學藝大附属の出身、既にお答えがある様に都立は学校群制度で壊滅的な打撃を受けた。 お陰で国立はひどい目に遭った、學藝大学附属は東大入学数が五年間百を超えて、教師は「ウンザリ」した。 今年は都立の巻き返しがあって、ようやく「普通の学校」に近付き教師は喜んだ。 筑波大に附属は都内に二校あるが一方は中高一貫、他方は學藝大学附属と同じ悲惨な目に遭った。 もうやめてくれ。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- kaories
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東京だとですね、偏差値の高い私立高校ってのは、有名私大の附属校ばかりなんですよ。 なので内部進学でほとんどが上の大学に進学します(国学院久我山は例外)。 大学の附属校以外の私立でも、上位の私立はほとんどが中高一貫で、高校入学生だけの進学データを公表していなかったりします。 都立高校トップの西や日比谷は、東大を始め難関大学への進学率は高いですが、実は浪人率も結構高いです。妥協せず第一志望に拘るせいらしいです。 西高校である年の学年ビリだった生徒の進学先は、早稲田だったという話を聞きました。 都立にしても私立にしても、結局は学校だけの勉強では足りず、予備校に通うのが普通ですし、進学先の比較は簡単には行かないみたいです。 男子だと開成の滑り止めは西や日比谷の都立だったりしますが、女子は逆に西や日比谷の滑り止めが私立の豊島岡女子だったり。 子供が受験した時の感覚だと、頭が良くてお金がある家は有名私大の附属高校に、普通の家なら都立が第一志望で、落ちたら私立にという感じでした。 結局、一部を除けば、「私立は都立に落ちた人が行く所」になってますかね。 もともと、難関大学志望の子は、中学受験の段階でかなりの数がいなくなってますし。
お礼
ご回答ありがとうございます。
- kiyokato001
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1番です。 >今調べてみたのですが、都立高校の偏差値です。結構いいところもあるようですが >どうでしょうか? 帰宅次第、資料出してきますので、お待ちくださいm( )m
お礼
ご回答ありがとうございます。
- tanuki4u
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愛知県と東京都の違い ポイント1 日比谷と旭丘、(神戸)潰し 戦前のある時期、上記の旧制三中、日本全土で御三家と言われた時代もあった。 学区群制度とか、上記のようなエリート公立高校潰しの時代がありました。 一般に関西は学区を小規模にした。(2,3の中学の学区で一つの高校の学区) なので、急激に私立高校に流れた。その頂点が灘高校。 東京は学区群で複数の高校の群を受験する。また学区もその前より狭められた 愛知は尾張学区で、連鎖型(だったかか)というような特殊な感じ。 千種=旭丘 の名古屋2群 千種=菊里 の名古屋1群 旭丘=市立北の名古屋3群 その群を受験する http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E6%A0%A1%E7%BE%A4%E5%88%B6%E5%BA%A6 それぞれの公立エリート校を潰すという意味で効果的だったのは 関西>東京>愛知 なので関西は(特に京都、兵庫)完全に府立、県立の超進学校は潰れた。 愛知は生き残った。 東京はその中間。 上記を言い換えると、公立の超進学校の代替となる私立高校が成長できたかどうかでランキングしても 関西>東京>愛知 となります。 ポイント2 慶応と早稲田は東京にある 愛知県における南山と位置づけが違います。 http://www.nanzan-boys.ed.jp/20072014/ 慶応や早稲田の付属に入ったら、ほぼ外に出ません。 ※ 注 早稲田高校はもともと他人の学校 http://www.waseda-h.ed.jp/Top/Data/result_2014.pdf 1895(明治28)年 11月3日 坪内雄蔵(逍遙)、市島謙吉、金子馬治の三氏が集まり、大隈重信、同英麿、高田早苗、今井鉄太郎諸氏の賛同を得て、早稲田中学校創立を決定 1979年4月 早稲田大学系属校となる ポイント3 都立高の復活 http://biz-journal.jp/2014/04/post_4664.html http://www.univpress.co.jp/chukou/column/todai_ranking/ 投資金額に限界があれば(不景気ならば)無理して私立に行かない。 === 聞くところによると、私学>公立となっていると聞きますがどうでしょうか? 公立では、有名国立大学や有名私立大学に進学するのは難しいのでしょうか? ↓ 中学受験段階で、かなり数が私立に流れる ◎ 開成 麻布 駒場東邦 桜蔭 栄光とか ◎ 慶応 早稲田など なので、高校受験段階だと、高校からの枠がある 国立付属や開成など以外は 地域一番の都立のほうが難しい http://www.studyh.jp/guide/deviation/tokyo/ 学区群制度時代を知る私から見ると、都立から逃げなくなったという感じ。 受験生を以下の高校では均等に割り振る 22群 戸山 青山 32群 西 富士 ところが東大合格者数では 戸山>青山 西>富士 だった。 理由を聞いたらやっぱりブランドとして 戸山>青山 西>富士 なので私立高校にも合格した時に、戸山、西はそのまま都立に進むが青山、富士だと私立に流れるケースも多かったとか。 http://tokaradiet.seesaa.net/article/267588678.html
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ご回答ありがとうございます。
- kiyokato001
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本当の大昔は、東京都は都立高校からの東大進学が圧倒的に多かったのですが その昔 「15歳の春は泣かさない」 という知事が現れて 希望する生徒全員が公立高校へ入学できるように(あるいはほぼその状態に)なりました。 結果、入学する高校は、完全に地域割りで、全ての高校のレベルが同一になりました。 もちろん、東大・京大への進学率もほぼゼロまで低下し その代わりに 開成・灘・ラサール・麻布等の中高一貫私立校が一気に伸びてきました。 同様のことが近畿でも行われ 近畿でも公立高校の進学実績はほぼゼロになりました。 また、大阪はなぜか更に例外で、大阪には私立進学校が出来ずに 灘・東大寺・甲陽・洛星など、京都・兵庫・奈良で 中高一貫私立校が実績を一気に伸ばしました。 これが戦後から平成20年辺りくらいまでの流れです。 戦後、首都圏・近畿圏に人口が集中したため それら以外の地域では(鹿児島ラサールを例外に) 私立進学校は育たなかったようです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 今調べてみたのですが、都立高校の偏差値です。結構いいところもあるようですが どうでしょうか? 東京都立高校偏差値 2014年度高校入試版 http://www.geocities.jp/toritsukoukou2/
お礼
ご回答ありがとうございます。