>貴方がもっと仕事ができていれば、僕はもっと休めるのにと言われてしまいました。
どこの職場でも、部下を持った人間の常套句です。
店長さんも若いころに同じ事を散々言われていたはずです。
気にしない気にしない!
そのうちに、偉くなりたければオレが偉くなれるように働けと言いだします。
アンタなんか偉くしてどうする!などと憎まれ口をたたかないようにしてください。
そう言いたくなる上司が山ほどいるのが会社という所です。
そのうちに後輩に同じことを言われるようになります。
>四ヶ月経ったら、売り場に1人で立って、1人でお店を回せるのが普通ですか?
会社の体制によりけりです。
新人でも間違いが起きないような体制を整えている場合は、いわゆる、敢えてOJT (On-the-Job Training )として任せる企業もあります。
そういうやり方は顧客に対して失礼だ、と考えて長期間の下積み生活をさせる企業もあります。
仕事を完全にマニアル化してしまい、マニアルを教えるだけでいいようにしてある企業もあります。
外資系のファーストフード店はこの方式でアルバイトの学生を使っています。
旧財閥系などの古い企業では、幹部候補生として認められた人間については徹底的に鍛える企業もあります。
個々の業務ではなく、組織運営、会社の経営というものを学べ!という考え方です。
この場合には本人には絶対に言いません。
なまじ肩書きなど付けません。
肩書きなどに拘ってウジウジするようでは、即刻候補から外します。
後は入社年次相応の仕事をさせるだけです。
最近は、学歴も男女の区別もなくやっているようです。
ということで、お勤めの企業の体制や経営方針でテンデンバラバラですから気にしないで下さい。
新人の場合には直属上司が即会社であるという状態ですので、しばらく辛抱して下さい。
店長よりも上位の人から、あんな店長の下でやれたのだから将来性がある。と評価されることが多々あります。
まずは、文書の作成能力、数字の取り扱い能力を鍛えてください。
ビジネス文書というのは、どこの企業とでも共通な部分と企業特有な部分とがあります。
どちらにせよ、学校時代のレポートや小論文の書き方では絶対に通用しません。
ビジネス文書に名文は必要ありません。
1、2年経つと会社の幹部連中が使っている文書に目を通せるようになります。
その文書を見て、書き方の優劣がすぐに判別できるように、今のうちに訓練しておいてください。
数字は計算はPCがやってくれますので、計算能力ではなく、その数値が何を意味しているのかということを読み取れるようにして下さい。
慣れた人は、その会社の書類に書かれている数値を見ただけで、業績の良しあしを瞬時に見当つけます。
ビジネスでの数字の取り扱いというのはこのようなことです。
入社して半年も経つと、お客さん扱いはされなくなり、組織の一員としてバカだチョンだと言われます。
隣の芝生が青く見えます。
絶対にあせったり落ち込んだりしないで下さい。