わたしも,何年か前に,「SABER」という回路シミュレータを使ったことがあります.
そのときに知ったことですが,
AC解析
DC解析
というのは,
AC解析 入力端子に,ACをかけたときの回路の応答.
のことで,周波数がパラメータとなります.
つまり,その回路に,周波数を変化させて,正弦波を入力したときの,注目している端子の応答がどうなるかというものです.
これは,回路の「周波数応答」として表現できると思います.
一方,DC解析は,入力端子にある電圧をステップ状に印加したときの回路の応答を表現したものと考えられます.
「ステップ状」とは,時刻ゼロで,0で,その後に一定値をもつ入力のことです.
自動制御では,「インディフェンシャル応答」と呼ばれています.
もうひとつ,あって,「過渡応答」というのが「SABER」にはありました.これは,ユーザが自分で定義した入力波形を与えたときの注目している端子の電圧値変化です.
要するに,回路の特性を表現するときに,代表的な入力条件を決めておいて,その応答結果を比較しようと言うことです.
比較できるものなら何でも良いのでしょう.
その代表選手が,
AC解析
DC解析
です.
お礼
ありがとうございます。おかげさまで解析のことがよく分かるようになりました。