ローンの支払い方法には、元利均等と元金均等の2通りがありますが、一般には、毎月の支払額が一定の元利均等が利用されます。
元利均等の毎月の支払額は、PMT関数で求められます。
借入額3千万、年利2.5%、支払年数30年として、毎月の支払額を求める場合は、
=PMT(2.5%/12,30*12,30000000)
のように計算します。この際、毎月の支払なので、年利→月利、支払年数→支払月数への換算を行います。
これで、約13万5千円の返済額が得られるでしょう。
支払総額は、元利均等では、同額を支払うのですから、支払回数を乗じればOKです。
また、一般にはボーナス返済も併用するでしょう。この場合は、ボーナス払いと月払いを分けて考えます。
たとえば、3千万のうち、1千万円をボーナス払い、残り2千万を通常払いとしてそれぞれ計算します。
これによって年2回のボーナス払い分は、
=PMT(2.5%/2,30*2,10000000)
通常分は、
=PMT(2.5%/12,30*12,20000000)
として計算し、それぞれを加算して計算します。