害虫被害であれば必ず葉の裏表に虫が潜んでいます。潜んでなくても
飛散する害虫も居ますので、定期的に確認しても害虫の姿が見えなけ
れば病気と考えた方が良いでしょう。
画像ではハッキリ見えませんが、モチ病と言う病気のの初期段階のよう
にも見えます。特に新葉に多く発生する病気で、病原体は糸状菌と言う
カビの一種です。予防策としては発病前に殺菌剤を噴霧すれば発生率
は低くなりますが、だからと言って確実とは言えません。それだけ糸状
菌と言う病原体は恐ろしく厄介なわけです。
発病したら一切の薬剤は効果がありませんから、発病した部分の枝を
切って下さい。確実なのは焼却ですが、現在は消防法により家庭での
焼却が出来ませんから、ビニール袋に切った枝を入れて、口を堅く結ん
で可燃ゴミの日に出して下さい。
もし切った枝を地面に放置すると、葉に付着している菌が風で飛ばされ
て再びモチ病が発生します。
発生した部分を切り終えたら、念のため殺菌剤を散布して下さい。
害虫の場合は殺虫剤ですが、病気の時は殺菌剤を使用します。
お礼
正にこの通りです。有難うございました。