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外人とのハーフの子供への「いじめ」について

小学校のPTA役員をしていますが、このところ立て続けに父、母どちらかが外人のハーフの子供への誹謗中傷的ないじめの相談が来て対応に苦慮しているところです。 子供同士の事なので多少は致し方無いかとは思うのですが、ガックリしているわが子を見て、外人側の親御さんがナーバスになり、ご相談に来るケースが多いです。 学校側も集会、教室などで、いじめについてはかなり取り組んでいますが、親御さんはPTAとして、取り組んで欲しいそうで、どういったサポートが出来るのか、ご意見、アドバイスを頂きたく投稿させて頂きました。 宜しくお願いいたします。

みんなの回答

  • kapekun
  • ベストアンサー率74% (78/105)
回答No.2

 学校・PTA役員・いじめ、今あなたの頭の中にある日常的感覚を一度クリアした上で。 1 いじめを超えた差別の認識?  ・ 人種・民族・国籍・男女・宗教等による差別については、むしろ「ナーバス」が世界標準。あなたに相談した親御さんは、単なるいじめを超えた差別問題として認識しているかもしれません。  ・ つまり、我々が通常考えるいじめならば「いじめっ子を指導し、やめさせればいい」学校と関係当事者個別の問題になります。ここでPTA役員のあなたに対処を求める趣旨は、「学校全体として対処すべき問題だ」その認識によるものと推察されます。すなわち、誰がいじめているかの問題ではなく、全ての子供・保護者・教職員、学校全体として、「差別は人としての存在を否定する卑怯な行動である」その思想を共有すべきと。  ・ まずはその認識を確認されるのがよいと思います。 2 具体的対処  ・ 差別という論点ならば、子供たちへの教育として、学校全体の問題として取り組む利益も大きいと思います。例えばアパルトヘイトやナチスのユダヤ人迫害、あるいは最近報道されている男女の教育差別、こうした実例を加えながら、子供たちに分かりやすく説明し、平等や人権の大切さを考えさせることにおいて。その結果として、現に生じているいじめが解消されれば、何よりです。むしろこの場合は、誹謗中傷という表面的行動を禁止するよりも、「差別は悪である」内面の思想を教育することが大切とも思います。  ・ ただ、これをPTA、ましてや役員が実施することは困難。学校長やあなたに相談された親御さんを含めて相談し、「学校との対処」としてお願いするのが良いと考えます。ひょっとしたら、学校にはすでに相談され、適切な対処を得られずにあなたに相談したのかもしれませんので。  ・ 問題とその対処の過程を共有してあげることで、その親御さんにとっても、PTA全体においても、そして子供たちにとっても、よりよい解決を得られると思います。  ・ なお、全体としての取り組みには時間を要しますので、「誰がどのような誹謗中傷をしているのか」個別の対処を並行し、ハーフの子の苦痛を早急に除いてあげる。これもその親御さんといっしょに学校に申し入れるのがよいと思います。 3 私もPTA役員であり、むしろ大変参考になりました。いじめはプライバシーの問題もあり、学校もPTAも「被害者にとっては消極的対応」になりがちです。誰が何をしたではなく、問題の背景を共有し、解決の過程を共にする。「やめさせる」のではなく、「子供たち自らが考えて是正する」それが教育であると。   事案の解決と子供たちの成長をお祈り申し上げます。 

  • wellow
  • ベストアンサー率46% (892/1932)
回答No.1

いじめの原因が何なのかに拠ると思いますが、PTA役員は原因究明まで求められる役回りではなく、むしろ事件事故が起こった際に、原因追求していない教員を追及する役回りではないかと思います。が、あえてパターン分けしてみます。 1.当人が原因  当人が生意気であるが故に苛めのターゲットになっている場合 2.行動が原因  日本人の行動と乖離がある故に苛めのターゲットになっている場合 3.当人の容姿が原因  いわゆる外国人顔、皮膚の色が苛めのターゲットになっている場合 4.当人の親の国籍が原因  問題の多い国であるがためにターゲットになっている場合  他の外国人親から見て国家的もしくは国民的に敵対国であり、その親が子に差別意識を主張している場合 これぐらいでしょうか。もっとあるかもしれません。何げ原因にせよ、他人の子はともかく自分の子供が苛めに加わらないようにするのは、親のモラルです。 以下、具体的な国名や特徴が出てきますが、理解を深めるための一例ですので、誤解なされぬよう。 1は教員と保護者に任せるべきでしょう。 2は、例えば「親の実家である海外に夏休み期間中帰省していた」のような例で、通常の子供からすれば「1ヶ月も海外に行っているなんて生意気」みたいな感覚のものです。親の国の先進性を一から十まで主張する、例えば「アメリカじゃそんなことはしない、日本は遅れている」みたいな例もあるかもしれません。後者はともかく(私からしても無意味に生意気な奴と思いますw)、前者で苛められたらたまったものではありません。親の実家が北海道や沖縄だったりすれば、次はその子が苛められるでしょう。 3は、例えば白人のような容姿、黒人のような容姿などが例になります。「お前、アメリカ人みたいだから英語喋ってみろよ」っていう苛めは見たことがあります。 4は、この頃日本で評判の悪い、特定の三国の例があります。他の子の親が「あの子は中国だから」と言えば、子はその子を差別するでしょう。中国は他のアジア圏でも折り合いが悪い例が多く、例えばフィリピン人の親が「あの子は中国だから」と言う例もあります。 どこまでPTAが取り組むかですが、容姿外見、宗教、親の国籍で差別的な考えを持たないように啓蒙すれば十分ではないでしょうか。

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