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ラベンダーの育て方
関東に住んでいます。 ハーブが大好きで、庭でたくさんのハーブを育てていますが、ラベンダーを上手く育てることができません。 去年はイングリッシュラベンダーを育てましたが、夏の暑さで全て枯れてしまいました。 現在はエンジェルラベンダーなどのフレンチラベンダーを育てています。 去年の秋から育てているもので、上手く咲いていますが、また夏になると枯れると思うとガッカリです。 南側の庭に地植えです。 夏越しできる、素敵な方法があれば教えてください。 また、アツイ夏を乗り越えられる頑丈なラベンダーを知っている方、是非教えてください。
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- cactus48
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それは花が満開になっても、そのまま咲かせ続けているからです。 満開になった時点で花穂を切り落とす作業をされていますか。 開花させるのは相当の体力を要します。花を何時までも楽しみたい 気持ちは分かりますが、花が枯れるまで開花させると株が持ってい るエネルギーが消耗してしまい、夏に夏越しをする事が出来なくな ります。開花したら収穫時期ですから、収穫と体力の消耗を軽減さ せるために、花穂は切ってしまいます。 花穂を付けたままでは夏は乗り切れません。 花穂を切る位置は、花穂から数えて2節目の下で切ります。 基本的に日当たりと風通しの良い場所を好みます。風通しを良くす ると言うのは、ラベンダーは高温多湿が苦手だからです。風通しが 良ければ熱が籠る事はありません。高温を避ける方法は幾らでも あります。例えばラベンダーが植えてある周辺に支柱を立て、その 支柱を利用して遮光幕を張れば日差しを和らげる事は出来ます。 遮光幕にも色々とあり、遮光率50%なら半分の光線が得られます。 30%程度が遮光出来る遮光幕をホームセンターで購入しましょう。 ラベンダーの特徴を良く考えましょう。特徴を知らないから失敗して しまうのです。特徴を知っていれば失敗は少なくなります。 ラベンダーは高温多湿に弱い事。日当たりと風通しが良い場所を好 む事。多湿を嫌うので必ず水はけが良く乾燥気味になる土質で栽培 をする事。暑さには弱いが寒さには強い事。ほとんどの種類が0℃ま でなら耐えられます。イングリッシュ系ならマイナス15℃までなら耐 えれます。 葉が枯れる原因は葉が極端に生い茂るからです。こうなると風通し が悪くなり蒸れが生じて下葉が黒く変色して枯れてしまいます。 込み合った枝を切り取って風通しを良くする透かし剪定が必要です。 透かし剪定は梅雨入りまでに行います。 透かし剪定の他に刈り込み剪定も必要です。根元から2/3程度を 残して、丸く刈り込みをします。イングリッシュ系、ラバンディン系は 冬から早春の間に、フレンチ系は晩秋、デンタータ系は初秋から中秋 に刈り込みをします。 植付け方法は間違いないですか。地面の高さに地際が来る植え方は 良くありません。先程も書いたように水はけが良く乾燥気味の土質を 好みますから、盛り土をしてから植え付けます。今後苗を植え付けられ る事もあるでしょうから、植付けは3~4月だけ行うと覚えて下さい。 枯れる原因として他には病害虫の仕業もあります。 代表的な病害虫はうどん粉病とアブラムシです。発生したら早めに駆除 をしないと手遅れになります。 それと肥料が多過ぎると枯れる事があります。施す時期は9月だけで、 それ以外の時期は施してはいけません。