東京電力福島第1原子力発電所の事故は天災か
東京電力福島第1原子力発電所の事故は天災でしょうか、それとも人災でしょうか?
私の考えは、天災1:人災1です。
地震が発生しなければ、原子力発電所の事故は発生しなかったのでしょうが、各種新聞を読むと、
ディーゼル・エンジンによる非常用電源が動作すれば、放射能漏れ事故は回避できたようです。
東京電力は10mの高さの津波による事故は想定外だったとのことですが、太平洋沿岸の原子力発電所で10mの高さの津波を想定しなかったというのは、あまりに無責任ではないでしょうか。
東京電力福島第1原子力発電所の海岸に余裕をもって30mの高さの防波堤でも作っておけば、今回の事故は防げた可能性が高いと思います。
今回の事故対応で、場当たり的に海水注入を決定し、後から真水注入に方針変更していますが、原発をクールダウンするための真水を貯水するプールさえ事前準備できていなかったことを考えても、東京電力の原発設計の見通しの甘さが分かります。
万一の場合に必要な水は、電力が切れても動作できるよう、手動のバルブ開閉で原発に真水注入できるような仕組みをどうして原発設計段階で考えていなかったのでしょうか。
今回の事故による退避騒動で、病院からスタッフや物資がなくなくなり、死んだ患者さんもいるわけだから、東京電力幹部は、今回の事故で”業務上過失致死”で訴えられても文句言えないと思いますが、いかがでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます
補足
私が言いたいのは、申請しなければ賠償しないという公務員的な考え方に疑問を持っているのです。法律がどうのこうのとか言い訳をしているとしか思えないのです。東京電力は廃業してしかるべきなのです、電力会社には電力連携のシステムが有ると思いますので、東京電力がつぶれたところで首都圏に影響は有りません。政治と企業との癒着が有るから、事は進まないと思っています。原子力に関してはある程度知っているつもりですが、かなり危険な事業であることを認識していただきたいのです。