- ベストアンサー
いろんな絵に関わる仕事を教えてください
- 絵に関わる仕事の情報が限られているため、様々な絵に関わる仕事をまとめました。
- 職人、入れ墨師、絵付師、装丁家、美術修復家など、特殊な絵に関わる仕事があります。
- また、POPライターや同人絵師などの趣味半分の副業的な仕事も存在します。さらに、画材を作る仕事や子供に絵を教える教室の仕事など、他にも様々な絵に関わる仕事があります。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
普通の公務員でも、絵が描けると、外部にイラスト頼む経費の節約やネットから拾うことを役所はしないので、何かにつけて絵を描くことを頻繁に依頼されます。その代わり本来ならワンカット数千円のイラストを描いてもお給料には反映されず、椅子に座って受付業務している職員と同じお給料で、手当もありません。ただ、フリーで絵を描く仕事より堅実で年金がもらえて福利厚生が充実していて将来や老後は安泰です。 副業なら、素人でもインターネットでイラストや作品を売ることができます。ハンドメイドとして手作り絵本などを販売しても良いでしょう。 また、リトルプレスやZINEと呼ばれる数百円から数千円程度の手作り冊子を作って、カフェに置いてもらったり、イベントに参加しているアーティストたちがいます。副業本業に関わらず、その世界では「作家さん」と呼ばれます。 私の父は過去にテキスタイルデザイナーをしていて、スカーフや傘の柄をデザインしていました。 似顔絵師もいます。 大学で美学を学んだあと、美学の研究者として本の執筆や業界で活躍している方もいます。 学芸員の資格を取得して美術館で働く人たちもいます。 警備員や運送会社の職員として有名な美術作品に携わることもできます。 ボーカロイドの作品を作ってYouTubeやニコニコ動画に投稿します。そこからアニメ作品が生まれたり、可能性が広がります。需要も多く中学生でもできますのでやってみると面白いです。 アートセラピー、ぬり絵セラピーなんてのもあって、福祉の現場で貢献されている方もいます。 警察官になって似顔絵を描く仕事もあります。 お給料いらないなら自分の子どものPTAの広報委員になると、1人の子どもにつき9年間は広報誌の挿し絵を描くことができます。 老人になったら、絵を描く特技でシルバー人材センターに登録すると仕事の依頼が来ます。父は防犯のポスターを作成、町の至る所に掲示されました。 また、小中学校の学習ボランティアに登録すると図工や美術の授業の補助員としてボランティアができます。 家庭教師のトライに大人家庭教師として絵を描く特技で登録すると、家庭教師として仕事ができます。 保育士や小児科の看護師は頻繁に絵を描く機会があります。 最も王道なのは、精力的に絵を描き続け、世間からは認められず、家族も養えず、貧乏生活を送り、本人が亡くなってから、描いた絵に価値がつくパターン。だから生きているときの肩書きは表向き自由業だけど実質無職かフリーターになります。 あとは、舞台等の大道具制作。 テレビの情報番組やニュースで事件等を説明するときに使用するイラスト等の制作。 飛行機やバスや車の広告イラストの塗装。 まだまだあると思います。 よほどフリーでやっていく才能や覚悟がない場合、個人的に公務員がお勧めです。部署によってはとにかくイラストを想定以上に描く機会が多いです。変な話報告書や始末書に添付するイラストを描く場合もあります。ただしイラストレーターなんてソフトはありません。ときにはエクセルでイラストもポスターも作っちゃいます。
その他の回答 (2)
- moritaroh
- ベストアンサー率56% (658/1172)
「絵を描く」ってことを物理的なものではなく、方法論や概念的に考えれば、もっとさまざまな職種が該当します。 「絵を描く」プロセスは、もちろん職種や絵の内容でさまざま変わるかもしれませんが、一貫して、ひとつの方法論があると思います。 (1)概してテーマやコンセプトなどを思考する段階、(2)直接的に描くための方法を選択する段階、(3)絵を描く、という行程…とかね。 (1)以前の段階、もしくは(3)以降の段階で、プロモーション、プレゼンテーションといった、発表や売買、そして宣伝(営業)といった部分も、絵を描く、という一連の「仕事」に含まれている、とも思います。 描いたらそれでおしまい、じゃ、結局、仕事になりませんからね。 そういう観点から見れば、クリエイティブ職だけでなく、一般企業の営業や企画職、その他諸々、ほぼすべての業種が「絵を描く」という方法・概念と同じです。 …とは言え、それじゃ答えになりませんよね。 ということで、いくつか挙げられていないものを紹介。 ひとつは劇団などに所属の舞台美術、テレビ局の「制作/大道具/小道具」などもこれに近いですかね。 劇団とはいえ、小さな劇団から、宝塚、劇団四季、シルク・ド・ソレイユなんてものまで、該当しますし、歌舞伎座なんかも、舞台美術の仕事がありますよ。映画のプロダクションなんかもそうですね。 こうした舞台/テレビ/映画/テーマパークなどの造形を専門とする業者もありますね。 つぎに、メイク/美容の世界。 美容師は実際に「絵」を描いたりしませんが、美容学校では必須の科目のひとつです。絵を描く能力をある程度求められる職種ですね。 また、そのものメイクの仕事は、技術的にも、かなりの部分が「絵を描く」に近いでしょう。 あと、職人…と挙げられていますが、これは「工芸家」のような職人を指すのでしょうか? わりとよく、大工・鳶職なんかも「職人さん」と呼ばれたりしますよね。 建築家ももちろん、ある程度「絵」が必要な仕事ですが、それよりも実際の建築関係の現場で、内装関係の業者から左官屋(壁塗りとか)なんかも、かなり「絵を描き」ますよ。また、庭師・造園屋もね。 絵自体が売り物・商品となるのではなく、仕事の一環として必要とされる職種は多いでしょうね。もちろん、絵を描けなきゃいけない、というわけではないでしょうが、描けることで有利になる職種が多いでしょう。 あと、どうでもいい話かもしれませんが、自治体広報なんかに載ってる絵は、たぶんwordなんかにあるフリー素材か、印刷を請け負っている業者でつくられたものでしょう。公務員の仕事は幅広いかもしれませんが、さすがに「絵を描く」だけの仕事はないと思いますし、広報のために「絵を描いている」時間もないでしょうしね。絵が得意な職員がいれば、それを採用したりするケースはまれにあるかもしれませんが。 同様に、企業も、例えば商品のパッケージデザイン、イラストなんかは、ほとんどがデザイン会社、広告代理店などに外注します。なので、企業自体にデザイン部などを持っている会社は、よほどの大企業か、かなりデザインにこだわっている企業、もしくは代理店よりも安上がりで済むよう企画部の社員などに、そういう能力のある人を入れている…とか。 地元のお店のチラシなんかは、個人商店であればフリー素材か店主の息子・娘・孫なんかが描いてたりしますよね。チェーン店系であれば、本社からチラシ用素材としてイラストが配布されてたり、とかでしょう。その場合、結局のところ、下手な絵と思いきや、案外、超大手の広告代理店などにもたどりつくんですけどね。もちろん、バイトの子が描いてる場合もあるでしょうけど。 いずれにしろ「絵を描く」ことのみ仕事では、かなり絞られてしまいますが、絵を描くスキルが活かせる仕事や、絵を描くことを専門的に学んだ経験を活かせる仕事は、案外多いですね。最終的な商品や仕事の表面には見えてこない部分も多いとは思いますが。 あ、そういえば、漫画家なんてメジャーどころか抜けていますね。
お礼
なるほど。そう考えると、もっと該当しますね。 そういう見方をすればいいのか、と参考になりました。キリのない話のようで、単純だったと気づかされました。 「絵」そのものにとらわれすぎて、「描く」という目線がありませんでした。挙げていただいた各分野は、いわゆる絵を描く仕事からは遠いようで、本質的な部分はかなり近いところがあるなと思いました。 反対に、広報については、「絵」しか見ていませんでした。これ下手だな、と思うところで止まっていました。教えてくださり、ありがとうございます。 描く仕事では絞られるが、スキルや経験を活かせる仕事が多い。なるほど! 描くことを仕事にされている方が、一番わかりやすい、スキルを活かし、携わる仕事なだけで、本当にいろいろな仕事があるんですね。あるのでしょうね…。 漫画家はどメジャーすぎて抜けてました笑 気づかされることがたくさんありました。また、具体的なものをたくさん挙げていただき、ありがとうございました!
タイトルを拝見した時にぱっと 「絵画の修復は?」と思ったのですが もうそれは思いついておられたのですね。 でも、 >市の広報に載ってる下手な絵も誰かの仕事のはず。 ここまで入れちゃうともう際限ないような… 市の広報の絵も確かに誰かが描いたものですが、下手なやつは大体普通の職員が描いたり一般公募(地元の小学生がみんなで描いたとか)なので、それを「仕事」としてしまうのであれば、もうどの職業も隅々まで全部絵を描きますよ、という感じになってしまうのでは、と。 というのも、会社内のプレゼンでも図やイラストを使ったりしますし、学校の授業でも黒板に簡単なイラストを描いて説明しますよね。 ケーキ屋さんやパン屋さん、スーパーでも、POPに絵が入っていることは多いですし、逆に全く絵を使わない職業のほうを探したほうが早い気がします。 ちなみに今ざっと考えたところ、私は思いつきませんでした;
お礼
そうですね。たしかに際限ないですよね。 ただ、自力で調べることもあまりに際限がありません。 そこまで考え尽くしても、自分の狭い世界では限界があります。 そこで、いろいろな方の知識や考えをお借りしたかった次第です。 全く絵を使わない職業のほうが思いつかない。確かにその通りですね。 その考えまでは行き着きませんでした。 ありがとうございました。
お礼
やはり絵に関わる仕事というのはいろいろな方面があり、種類があるんですね。 私は「絵で稼ぐ」ということより、「絵にずっと関わっていたい」ということを考えていたのでとても参考になりました。 普通の公務員でも絵を描く機会多いのですか。驚きです。 そして、描くだけが仕事ではないということを実感させられました。様々な可能性があることがわかりました。 副業やボランティア活動も立派に仕事ですしね。 何にせよ、特技を磨けばいい、機会を利用すればいいということがわかりました。 才能や覚悟がなくても、地道な仕事や勉強が好きな絵に繋がっている。繋がっていく。 生活していくための稼ぎや地位や名誉、財産が欲しいということではなかったので、ネットや本での情報を見たときに感じた違和感が解けました。 回答により、自分が関心を持っていることは、絵で稼ぐことではなく、絵に関わり続けることだとはっきりさせられたので、flower_birdさんを、ベストアンサーにします。