軍人は常に頭がイカレていると考えているのかな?
確かに、戦地から行ってから酷いトラウマに掛かることは、かなり多いらしいです。
あるベトナム帰還兵は小さな娘に「だーれだ」と後ろから目隠しをされた次の瞬間、娘の目を潰していました。
戦地での恐怖がフラッシュバックして「反射的に」体が動いてしまったんです。
悲しいことに狂気とも言える反応ですよね。あなたのおっしゃる通りある意味では、イカレているんでしょう。
しかしそれは戻ってきてからの話しです。初めの動機は国のため、家族のため、金のためでしょう。人間は直面していないことには鈍感なものです。実戦にならなければ大した恐れはありません。
なので「なぜ戦えるか?」という質問は、実際に敵と相見えた時にしか意味をなさないでしょうね。
それじゃあ、戦地を想像してみましょうか。
前線につくと至る所で負傷兵が無惨な姿を晒しています。同胞が傷ついて死んでいく姿を見て、怒りと恐れがわき上がります。そして戦闘になり、今まで隣りいた仲間が次々と負傷したり、死んでしまったりします。そこまで行ってしまって、ようやく「真の恐怖」に気付くんですよ。
もはや、戦わなければ自分が死ぬ。仲間が死ぬ。たとえ仲の良い仲間ではなくとも死ねば精神的にも状況的にも孤立する。それは自分の死でもある。そのようなすぐ目の前にある「死」が延々と続けば、反射的に娘の目をえぐってしまうような極限的反応も決して過剰ではないですね。
なのであなたにお応えすると。
最初は思う以上に楽観してます。「いざとなったら特攻してやるよ」ぐらい平気で言います。ヤンキーですら言いますよね。「死ぬのなんか怖くねぇよ」とか(笑)
つまり。
>精神病院に入院してもおかしくないような状況
は、実際の戦場においてのみです。
まあ、最新鋭の兵器の運用になるとゲーム感覚だとさえ言われていますので、罪悪感も恐怖もほとんどないでしょうが・・・。
お礼
回答ありがとうございます。 いやなに、次の瞬間死ぬかもしれないという状況下に追い込まれてたえれるか?という所でしょうか。 死ぬのが怖くないと思いこめる人もいるでしょうが、そうでない人もいるでしょう。 だからこそ精神病に近いようなキチガイでしか出来ないのではないか?と思っただけです。