>>当然、暇な男性社員がいて、忙しい女性社員が女だからという理由でさせられるなら問題だと思いますが、なぜそんなに目くじらを立てるのかわかりません。
まあ、女性本人の仕事への意識と、会社が期待している女性社員に期待していることへのズレでしょうね。
1980年代以前は、女性が会社に入社しても、2,3年で社内の誰か、あるいは上司に紹介された相手か、学生時代の友人と結婚して、寿退職する方がわりといました。
そんなに短期間しか会社に在籍しないなら、難しい仕事を覚えさせることは無意味だから、お茶くみ&コピーとり、電話番や買い物といった、いわゆる雑用がメインのお仕事になります。
お茶は、10時、12時、15時の一日3回、フロアに20~30人位いたら、その準備と後片付け、人によって、コーヒ、紅茶、日本茶に、砂糖やミルクが違うし、どれがだれのコップかを覚えないとダメ。だから、たとえば、ソフト会社に入社したとしても、ゆっくりと、開発の仕事なんてできません。
高学歴を身につけた女性は、「なんで私がお茶くみで1日を終わらないといけないの!」と文句を言い出したわけです。
私は記憶力が悪いほうですけど、数十年前の、ある会議で、「なんで女性ばかりがお茶くみしないといけないんですか?」と、ある女性が立ち上がって訴えたことを覚えています。その後は、お茶当番という制度が廃止になり、「お茶が欲しい人は、自分でいれてね」ってことになり、さらに、飲み物の自動販売機が社内にはいりました。
それは、時代の流れ、男女平等ってことですね。それからは、「女性だから家事・育児もあるだろうし、会社の仕事は多いけど早めに帰してあげよう」という男性社員たちの配慮は無くなり、「必要なら、男性と同じくらい、100~150時間の残業やってね」ということになり、働き過ぎで体を壊す女性が出たものです。
現在は、「専業主婦になるのが多くの若い女性の憧れ」なんていいますけど、女性が男女平等を主張した結果として、専業主婦になるのが難しい時代になったともいえるでしょう。
>>じゃあ私はお茶汲みくらいさせてもらおう。
という思考には至らないのでしょうか?
男女を問わず、なにごとも、自分にとって都合の良い部分しか見えないことが多いからでしょう。自分の主張を強く言えば、それと同時に何らかのマイナスが同時発生することが分からない。
たとえば、「沖縄から米軍基地を無くしたい」という要望があり、それを実現したときのメリットだけを考える人がいます。でも、それは沖縄が中国の支配下となり、米軍基基地は無くなるけど、代わりに、中国軍の基地が造られ、さらに、自分たちの自由が失われることを意味するというのがわからない方もいるようですからね。
一般論として、同時多発の出来事への対処能力は女性が高いのです。これは、多くの子供と夫の面倒を見ないといけないから、女性が身につけた能力だと思います。逆に、男性は1つのことを深く考察するような能力が高いことが多く、「同時多発」への対処力は、低いことが多い。
だから、男性は、お茶汲みと重い荷物について、連動して考えるけど、深く考えない女性は、そういう思考に至らないのです。
もちろん、女性の中には、しっかり考えて、このシーンでは、「女性性」を強調し、このシーンでは「男女平等」を主張しようと、うまく使い分けする方もいるでしょう。
ただ、女性力が強い方は、そんな使い分けをしなくとも「女性らしさ」だけで、裕福な生活を手に入れる方もいるでしょうね。
お礼
コーヒーメーカーのセットとかその辺のことでした。わかりづらく申し訳ありません。 互いにサービスし合う。いい職場ですね! そういうところで働きたいです!