• 締切済み

新築の壁の構造、防湿シートについて

建築に詳しい方に教えてください。 新築中の我が家の壁についてですが、室内側の石膏ボードと断熱材ロックウールの 間には防湿シートが貼られておりません。ロックウールは袋に入っておりますが、 その袋が破れているものや、狭いところに入れるために切断しておりその切断面は ロックウールがむき出しになっております。又、耳が付いていないものなので ロックウールの袋で隙間無く覆っている状態ではありません。 ここで質問なのですが、そもそも石膏ボードと断熱材の間に湿気た空気が通るものなのですか? 通るとしたら床面からの風ですか、石膏ボードを通って裏面に湿気がいくのですか? もし、そこに防湿シートがなくロックウールに湿気が入った場合、カビや劣化などが起きたりするのでしょうか? (どうなるのか教えてください。) 防湿シートは無くても大丈夫なのでしょうか? 一般的には防湿シートを貼るものなのでしょうか? それとも高気密、高断熱の家仕様で無い場合は貼らないものでしょうか? 色々教えてください。

みんなの回答

  • kamapan
  • ベストアンサー率42% (101/238)
回答No.4

(1)湿気は通ります。 それぞれの材料には「透湿抵抗値」と言う数値があり、 この数値が大きいほど湿気を通しにくいのですが、 石膏ボードの様な材料では、ほとんど遮る事も無く 室内の湿気が壁の中へと簡単に侵入するのです。 この湿気がロックウールの様な「繊維系断熱材」に 入らない様に設けるのが「防湿シート」の役割なのです。 (2)先ほどの回答で石膏ボード程度の材料では 湿気が壁の中に入るのは理解してもらえたはずですが、 カビや劣化については、家の「建築場所」がとても重要なので 大まかで良いので建設地域を教えてください。 寒冷地(北海道や北東北)であれば「防湿シート」がなければ 確実に「壁体内結露」から家が腐りますが 温暖な地域(東京よりも西の地域で平地部分)であれば 確実に湿気(水蒸気の事ですが)は入っていますが そもそもの結露の発生量が少ないので、大きな問題にはならないのですよ。 「結論」: 建築場所によっては大きな問題点にも、あるいは何とかなる問題点にも 納まるものなのですよ。 「補足」があれば「追記」が可能です。

16108432
質問者

お礼

ご回答をありがとうございます。 場所は福岡県です。 石膏ボードと断熱材の間に防湿シートが無く、ロックウォールがむき出し部分がある場合、ロックウールの中に湿気が入るので中でカビが発生したり、劣化しますよね。不安です。大丈夫でしょうか?

回答No.3

ご質問の内容は、典型的な内断熱ですね。 ご質問の内容から、問題は施工精度・施工管理が出来ていない事。 断熱方式に関係なく、早急に不良施工の断熱材施工の是正を HMへ要求してください。問題外の施工をしています。 また、ロックウールではなく、グラスウールの間違いではないですか? 概略は (1)(内断熱)  外装材+PB+防湿シート+断熱材+内装材 (2)(外断熱) 外装材+断熱材+防湿シート+柱内空間+内装材 実際は施工金額により、通気層とかW断熱や室内側防湿シート施工など 色々な仕様になります。 単純な断熱の考え方ですが・・・ (夏)                   (冬) 外壁      断熱  室内・冷房  外壁     断熱  室内・暖房    高温・多湿       低温・低湿  低温・低湿       高温・多湿         ↑                    ↑       ここで結露               ここで結露 条件として、断熱材で完全に断熱したモデルです。 ボイルシャルルの法則から、気温と湿度の関係は比例しますので、 断熱材の外側で温度が切り替わると理想値で考えれば、断熱材の 外側で温度が切り替わるために、そこで温度差による水分の飽和が起き 結露を起こす訳です。 また、重要な条件として、空気の流通がない気密が保たれている事。 法律で定められている事は、単純に断熱材の性能だけです。 施工精度が高ければ、断熱や気密の性能は向上します。 単純なモデルで説明しましたので、ご理解できない・疑問などあると思いますが、 ご容赦ください。

回答No.2

住宅支援機構の仕様書の防湿材の施工という項目に「グラスウール、ロックウール(中略)その他これらに類する透湿抵抗の小さい断熱材を使用する場合は、防湿材等を室内側に施工して防湿層を設ける」とあり、防湿材の設置を省略できる場合の例として、「断熱層が単一の材料で均一に施工され、透湿抵抗比(断熱層の外気側表面より室内側に施工される材料の透湿抵抗の合計値を、断熱層の外気側表面より外気側に施工される材料の透湿抵抗の合計値で除した値)が、次の値以下である場合。  (イ)I及びII地域で、壁は4、屋根又は天井は5  (ロ)III地域で壁は2、屋根又は天井は3  (ハ)IV及びV地域で、壁、屋根又は天井は2 とあります。昔と違って、今は断熱、防湿、気密を同時に考えるのが普通です。外壁の内部側の透湿抵抗が低いと、室内で発生した湿気が壁の中に入り込み壁内結露を起こす可能性があるので、上記のような記述があるのです。室内側からは、壁の中に湿気が入りにくく作り、外壁の外側は、壁内の湿気が抜けやすく作るというのが今の考え方です。透湿防水シートは、この考え方の一部であり、もう一方の機能を満たすものではありません。施工者に説明を求めて、上記の計算をしてもらって、数値を満たしているかの確認をしてもらうのが良いのではないでしょうか。住宅支援機構の仕様書はフラット35を利用するしないにかかわらず、日本で建築される住宅の標準的仕様と考えて差し支えないと思います。

16108432
質問者

お礼

詳しい説明をありがとうございます。 もし防湿シートが無かったら石膏ボードの裏が結露してその面やロックウォールがカビたりふしょくしてしまうのですかね?まずいんでしょうね。一回機会をみてHMに聞いて見ます。

  • ali_yuki2
  • ベストアンサー率44% (26/58)
回答No.1

>室内側の石膏ボードと断熱材ロックウールの間には防湿シートが貼られておりません。 外壁側には透湿防水シートが貼られますが、 内側には通常は貼られないと思います 切断面等でロックウールがむき出しになること自体はさして問題ではありませんが 出来るだけ、隙間なく覆った方が断熱性能は上がります ただ、耳無しの製品を使われているとの事で 劣化による断熱材のタレが気になります(解決方法までは分かりません。すみません) 壁内の換気については 外壁材と柱の間に少し隙間を空け、そこで空気を通す方法が良く使われます 外側から、 外壁材:隙間(胴縁や固定金具):透湿防水シート:柱面:断熱材(柱厚の部分):石膏ボード となります 外気が隙間を通って抜けるとき、断熱材部分の湿気を透湿防水シートを通して乾かす感じですね 高気密、高断熱仕様の場合は壁内も気密にする事がありますが そうでない場合は、必ずしも防湿シートを内張りする必要はないと思いますよ ただし、設計内容を良く確認してください 設計時点では有る物が、建設時点で抜かれていたのであれば問題です

16108432
質問者

お礼

早々のご回答をありがとうございました。 内側に防湿シートが無く、しかも断熱材がむき出しの部分もあるので心配しておりましたが、あなた様のご回答で問題ないことが分かりましたので安心できました。ご丁寧なご意見をありがとうございました。

関連するQ&A