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同じ科の台木の接木野菜での連作障害について
接木苗を購入することのメリットの一つに、連作障害が起こりにくいことがあると思いますが、最近、同じ科の植物を台木にした接木苗があることに気付きました。 例えば、茎から上は「きゅうり」、根は「かぼちゃ」などです。 この場合、連作障害は、次のようになると予想していますが、いかがでしょうか? (1)ここ数年の間にきゅうりを植えたところに、この接木苗を植えると、病害虫を原因とする連作障害は起こりにくい。 (2)この接木苗を植えたところに、向こう数年間、自根の(接木ではない)きゅうりを植えると、連作障害が起こる。 それとも、同じうり科でも、きゅうりとかぼちゃくらい離れている(例えば属が違う)と、連作障害は起こらない(起こりにくい)ものでしょうか。 なお、台木の科と関係ありませんが、土中の栄養の偏りによる連作障害は、接木でも解決しないような気がするのですか、いかがでしょうか。 因みに、連作障害、家庭菜園ではあまり神経質になる必要はなく、特に有機栽培ならあまり発生しないと聞いていますが、避けられるリスクは避けたいと思い勉強しています。
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- organic33
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苗の入手法方は、同じ店から購入して、そこのオヤジの説明する栽培法をきちんと守って栽培すれば、上手に栽培できますので、問題ないですし、連作障害という発想もなくなります。 上手と評判の苗屋さんのオヤジの説明は、苗によって若干管理法が変わります、それをきちんと出来れば、問題ないです。 接ぎ木苗と実生苗を全く同じ管理をすれば、どちらかに問題がでます、でもそれは連作障害ではありません。 そういう店のオヤジの栽培法は普通栽培で、有機栽培ではありませんので、有機栽培をしているなら、雛形になる栽培法がないかも知れません。 有機栽培の場合、問題が起きそうな場合は事前に対処しておくのが鉄則ですので、100%接ぎ木苗を使うようにした方が良いかと思います。 転ばぬ先の杖です。 栽培法に関しては、化学合成肥料、化学合成農薬を極端に嫌う人が居ますが、普通栽培で初めて、頂点を極めてから有機栽培に移って良いかと思いますが、たいていの人は一足飛びに有機栽培ですので、連作障害でないのに連作障害に擦り付けているのが多いように思います。 ガーデニングカテで話題にする栽培数では農業カテで話題にする栽培面積とは違いますので、虫に関しては人海戦術で駆除できるかと思いますので、頂点を極めたら、虫を人が駆除する、病気も人が追い払うという栽培も良いかも知れません。 肥料に関しては、化成肥料で、成分表記が三つだけでないものを使って下さい。 15-15-15とだけ書いてあるのは、窒素リン酸カリしか含みません。 その後ろに小さくー0.1ー0.05とかって有りますので、それがホウソマンガンだったり、苦土だったりします、この微量要素は自作の有機肥料では作れません。 あるいは、液肥ですと、微量要素を含んだ物が、ホームセンターでも多数販売しています。 これらを上手く使って、たのしい家庭菜園をお楽しみ下さい。
- hachikuji_mayoi
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おはようございます。 1)はそれで正解です。 2)は、起こる可能性はあります。 キュウリはそもそも、ウリ科の中では連作に強い作物です。しかしながら、同じ科の植物を作利続けたときには、連作障害が発生することがあります。また、連作が続くと、実生で育てた場合、枯れはしないものの、果実の奇形が発生したり(よく曲がったりする)することもあります。 実生のキュウリに曲がりが多く発生するときは、土壌の根本的な改良が必要です。 また、キュウリの生産農家はまず間違いなく接木を使っています。 これは、実生のも野より病気に強く収量が増えるためです。 家庭菜園でも、育てやすくたくさん取れるという理由で必ず接木を植えるという方もおられますよ。
お礼
ありがとうございます。やはり(2)は可能性ありますよね。 因みに、売り物ではありませんので(家族で食べるのと、親戚に送ったり会社で配ったりする程度)、曲がるくらいなら良いんですけど・・・。 それから、キューリは例であり(最初に「台が同じ科」と気づいたのがキューリでした)、他の作物もいろいろやっています。 台の品種がわかるものについて調べてみたら、同じ科の植物が「ある」というより、それが普通のようですね。 接木だけ植える、というのは、それ以外のものも植えたいから質問しているとお考え下さい。
- organic33
- ベストアンサー率36% (615/1664)
1)はい。連作障害は起きません。勿論、接ぎ木をプロがやった商品としての苗の話です。 2)連作障害は起きません。苗の入手が同じ店から購入して、その苗に合った栽培をした場合です。連作による問題でないものも苗が弱ったりすると、連作の仕業にしてしまいがちですが。 接ぎ木苗(キュウリをブルームレス台に接いだもの)と実生苗を交互に植えている友達がいます、苗代節約のためだそうです。 土壌の問題の場合、連作障害のように最初まともにできて、3年目当たるから苗がちじんだりしないで、最初からおかしくなります。 似ているので言うと、ホウ素欠乏すると、連作障害に似たようになります。 連作障害は有機栽培、無機栽培(対比語としての無機です)に関わらず出ます。 ホウ素欠乏などは、有機栽培の方が先に出ます。
お礼
ありがとうございます。 (2)の「同じ店」って言う条件は、厳しいですね。それに、私は専らホームセンターですが、仕入れ元はわかりませんので(サントリーやカゴメのはわかるんですけど接木苗は無いようです)、あまり意味ないかと。 土壌問題で、最初からというのは、それは連作障害ではありませんので、ここでは話が複雑になるため、対象外とさせて頂きます(連作障害と勘違いしやすいということはわかりました)。 ホウ素は、今まで目にした情報では一部(今確認したらアブラナ科)を除いて過剰障害ばかりだったのですが、不足することもある訳ですね。 私は主に有機で、化学肥料を少しだけ(全体の1/4めど)やっています。これだと、足りなくなるかなぁ・・・。 余談ですが、拙宅の庭は土がやせているため、人間用のミネラルのサプリをうんと薄めて、水遣りの水に混ぜています(十平米くらいの場所に1錠を1~2ヶ月で使う感じ)。塩化カルシウムもほんの少したらします。プランターにも、これをほんの少しやっています。でも、ホウ素は入っていませんね。ホウ素を含むものは、拙宅にはたくさんあるんですが、PPMレベルで管理するのは難しそうですねぇ・・・。
お礼
ありがとうございます。 苗の入手は、私の場合はすべてホームセンターですので、「苗屋さんのおやじ」っていう人にはちょっと会えません(^^;)。管理方法は、タグみたいな奴に書いてあるものはそれに従うつもりですが、それが無いものは普通にやるしかないでしょうねぇ・・・。 今期は必要な苗をほとんど入手してしまいましたが、来期は苗屋さんも探してみたいと思います。 有機栽培が難しいことは承知しており、私の場合は「肥料の7~8割が有機だけど化学肥料もちょっと使う、農薬はできるだけ使わないけどどうしようもない時は使う」という「有機もどき」です。 昆虫については、割り箸による芋虫の除去は晴れていれば毎日やっています(金魚や鯉の餌に)。この作業、ものすごく大変です(^^;)。 アブラムシが、去年パセリに付いてしまい、除虫菊を主成分とするスプレーでは力不足で(一時的にだいぶ減りますがすぐに盛り返します)、スミチオン(だったかな?)を使いました(一発で駆除できました)。