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ナス等の連作障害とは?対策となる接ぎ木苗について
- ナス科やウリ科の野菜の栽培を2年連続すると連作障害を起こし、2年目の成長に障害が出ることがよく知られています。
- 連作障害の対策として接ぎ木苗を利用することがあります。
- 今年、接ぎ木ナスを栽培した場所に普通のナスを植えた場合、連作障害は起こるのか、それとも影響を受けずに成長するのかはまだ不明です。
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- trytobe
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連作障害を回避する方法として、3,4種類の作物を、順番にローテーションで場所を変えて栽培する「輪作」をするほうが、 「作物によって、土壌から吸収しやすい肥料やミネラル成分、連作には厳しいpH にしてしまう作物」というのがあって、その逆というか影響を受けにくい・そのほうが育ちやすい作物を、翌年に植えた方が効率的、 という考え方があるのです。 連作障害 防止 輪作 - Google 検索 https://www.google.co.jp/search?q=%E9%80%A3%E4%BD%9C%E9%9A%9C%E5%AE%B3+%E9%98%B2%E6%AD%A2+%E8%BC%AA%E4%BD%9C
- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
まずナスの連作障害ですが、大体4~5年は出やすいと言われています。 ココで勘違いして欲しくないのですが、連作障害が起きるのでは無く起き やすいと言う事です。 連作とは同じ場所で同じ科に属する野菜を続けて栽培する事を言います。 連作をして極端に生育が悪くなったり、特定の病害虫にかかりやすくなる 事を連作障害と言います。確かに接ぎ木苗の方が連作障害にかかりにくい と言われてますが、それは確実とは言えないので、接ぎ木苗だから大丈夫 と考えるのは止めた方が良いと思います。 メカニズムと言うか原因ですが、寄生していた病害虫が土中に残って次に 植えた野菜を害する。要は中には土中で越冬して春になってから食害等を する病害虫もいると言う事です。前回に作った野菜の根から分泌された特 殊な成分が次に植えた野菜に影響する。要は特殊な成分は死滅しないで土 に残っていると言う事です。土壌成分が片寄ってバランスを崩してしまう 等があります。 ナス科の野菜の連作障害となる主な病害虫は、トマトは青枯病、半身萎凋 (いちょう)病、センチュウなどです。ナスは青枯病、半身萎凋病、半枯 病、センチュウなどです。ピーマンは青枯病、半枯病、センチュウ等です。 対策としてですが、接ぎ木苗は確かに連作障害に強いと言われてますが、 連作障害が強いと接ぎ木苗でも負けてしまいます。実生よりは強いんだと 考えて下さい。連作障害を起こした土を改良する物も販売されています。 しかし効果は余り期待出来ません。 昔からの方法としては、天地返しと言う方法があります。スコップで地表 から50cmの土を掘りあげます。この土は右側に盛ります。更に50cmの 土を掘りあげます。この土は左側に盛ります。次に右側の土を埋め戻しま す。最後に左の土を埋め戻して天地返しは完了します。 この方法は連作障害を起こした土と、起こしていない土を入れ替える方法 です。これなら連作障害は確実に防げます。
お礼
ありがとうございます。 お二人に丁寧に説明いただき、大変参考になりました。が、私の質問が舌足らずだったせいか、本当にお聞きしたかった答えはお二人の回答からは類推しかねております。質問は「昨年接ぎ木ナスを育てた畑があります。今年は、この場所に接ぎ木していないナスを植えても大丈夫(連作障害を受けない)ですか?」です。お手数ですが、この点をお教えいただけないでしょうか?よろしくお願いします。