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接ぎ木苗の利用で連作障害を回避できる?
- ナス、トマト、キュウリ、ピーマンなど連作障害を避けるため接ぎ木苗を植えています。
- 昨年、ナス・ピーマンを植えた場所に同じナス科の「じゃがいも」を植える予定ですが、問題ないでしょうか?
- 接ぎ木苗の台木はカボチャ、ユウガオなどが利用されていると聞いていますが、接ぎ木苗だったら毎年、同じ野菜を作り続けても連作障害は起きないのでしょうか?
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>接ぎ木苗は連作障害を起こさないのでしょうか? 同じ場所で同じまたは仲間の作物を繰り返し作付けることで起こる収量減少、生育不良などの障害。 おもに、特定養分の不足や過剰、自家中毒を起こす成分の蓄積、病害虫の増殖などが原因とされています。 そして、連作障害の出易い弱い野菜「エンドウ・きゅうり・トマト・ナスと強い野菜「玉ねぎ・ねぎ・さつまいも・かぼちゃ」があり、隣接して栽培される作物との相性もあります(ジャガイモはキュウリやトマト、かぼちゃ等と相性が悪い)。 接ぎ木苗もトマト・きゅうり・ナス・スイカ等では多く使われますが、ジャガイモでは種イモから栽培しますので余り使いません。 また、接ぎ木苗だからと言って、それだけでは安心はできませんので、作物ごとのノウハウと言うか土壌・施肥・水やり・雑草対策・日照他にも留意する必要があります。 連作障害対策としては病害や連作に強い台木に接ぎ木した苗を使うとか畑地の作付け野菜をローテーションで変更する、土壌改良(堆肥を梳き込む・土壌の天地返し&日光消毒)等が行われていますが、じゃぎも専業農家でない場合は、種イモの選定時に留意することと、栽培作物の変更やローテーション、作付け場所のローテーション輪作が確実で有効な方法だと思います。 それと、効果の程は分かりませんが、ネギを混植すると連作障害を起こす病害を減らす効果があると園芸の先輩(ご近所の農家)からアドバイスを受け、我が家ではジャガイモの畝の横にネギを作付けしています。 ※関連記事<ご参考> http://www.1monger.net/9rensakusyougai.html http://ameblo.jp/vegemania1/entry-11443011122.html http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12119334707 https://cse.google.co.jp/cse?cx=partner-pub-3264389164452911%3Afqusuu-lx29&ie=Shift_JIS&q=%83W%83%83%83K%83C%83%82&sa=%8C%9F%8D%F5&siteurl=engeisoudan.com%2Flng.cgi&ref=www.google.co.jp%2F&ss=2624j970280j9#gsc.tab=0&gsc.q=%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%A2&gsc.page=1
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- cactus48
- ベストアンサー率43% (4480/10310)
連作障害とは同じ場所に同じ科の野菜を植え続ける事で、病害虫の被害に 遭いやすくなったり、生育障害を起こし収穫が激減する現象を言います。 接ぎ木苗は連作障害から多少なりとも起きにくくするためにされた物です が、だからと言って接ぎ木苗だから連作障害は起こさないと言う事ではあ りません。簡単に言うと起きにくくなる程度と言う事です。 連作障害を防ぐには土壌改良は不可欠です。最近では連作障害を防ぐため の防止剤なる物が販売されています。でも防止剤を使用したからと間違い なく連作障害が防げるかと言えば、これも確かとは言えません。 連作障害を防ぐ方法として昔から行われて来た方法があります。天地返し と言う方法です。これだとほぼ連作障害は起きません。 方法は簡単ですか重労働を伴います。まず地表から50cmの土を左側に掘 り上げます。次に更に50cm掘り下げて土を右側に置きます。左側の土を 埋め戻して十分に足で踏み固めます。次に右側の土を埋め戻して足で踏み 固めます。これで天地返しは完了です。ただ土には何も含まれていません から、新に土作りを行う必要があります。
お礼
ありがとうございます。重機でも使わないと人力では無理ですが、理に適ってはいますね。私の場合、天地返しはせいぜいスコップの入る深さでひっくり返す程度です。
- Gletscher
- ベストアンサー率23% (1525/6504)
私も100平米のレジャー農園をやっていますが、畝に番号を付けて、いつ、どこに何を植えたかをMS-Exelで輪作管理しています。 しかし、トマトは屋根の関係で毎年同じ畝に作っています。 ですから私もトマトは接ぎ木にしています。 もう5年同じ場所に植えていますが問題ないですよ。 もちろん他のナス科でも問題ありません。 ただし、接ぎ木でも台木が毎年同じになるので、トマトを植えていない期間はホウレンソウ、ニンジン、小松菜など短期で収穫できるもねを3回植えています。 そしてトマトを植える前には堆肥をたっぷり入れています。 5本植えるので幅70cmで長さ4mの畝に100リットリくらいを混ぜ込みます。 ナスは連作障害防止の目的もありますが、接ぎ木の方が収穫量が多いので使っています。 キュウリやピーマンは種から作るので接ぎ木は使ったことないです。
お礼
ありがとうございます。私も牛糞堆肥を多用していたのですが、友人から塩害が出る(牛に岩塩を与えているの)と聞いて、コスト的に代わるものがなくて困っているところです。いろいろやってみます。
お礼
丁寧なご回答、ありがとうございます。ネギがじゃがいものコンパニオンプランツとは知りませんでした。簡単そうなので試してみます。