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下げ振りの垂直確認について
墨付け後に組立済みの平行に並んだ2つの縦柱を設置し、 下げ振りをその柱につけ、2つの柱間に横に取付してある柱 に水平器を上に置くことで垂直確認をしているのを見ました。 下げ振り自体には水平器のような垂直がわかる目盛りのような 指標がないので縦柱に下げ振りを付けている意味が分かりません。 上記について教えて頂けると助かります。
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>下げ振りの垂直確認について 下げ振りは地球の重力を利用して必ず鉛直に (地球の中心に向けてまっすぐ) 垂れ下がる。ということは理解できると思います。 で、下げ振りを柱にぶら下げます。 この時、下げ振りの上の部分では柱から50mmの部分に 糸が通るように下げ振りをセットします。 (市販の下げ振りは50mm.100mmいうようにあらかじめ セットされているものがほとんどです) そして、下の部分(錘に近い部分)でも柱から50mmとなるように、 柱の角度を調整します。上も下も柱から50mmの距離なんですから、 その4点は長方形となり、下げ振りの糸が鉛直であるので、 それに平行な柱も鉛直に立っていることになります。 下げ振りはただ単にぶら下げるだけではなく、 それに合わせて柱の角度を調整する道具だということです。 そして、2つの柱が必ず鉛直に立っているのであれば、 水平器で出した水平は必ず柱に対して直角になります。 (水平は地球の中心に向かって直角という意味だからです。)
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- -yo-shi-
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下げ振りの説明は先の回答にある通りです。 水兵器の誤差は1mで1mmから1.5mm程度であったはずです。 これは3mだと3mmから4.5mm程度に相当します。 また、真上(真横)から見なければ誤差も大きくなります。 下げ振りを使って施工する場合は、可能であれば少なくとも3m程度は伸ばし誤差も1mm以内に抑えるように調整します。 建て入れ直しをする際には、水兵器は使わずに必ず下げ振りを使います。
お礼
ご回答ありがとうございました。
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ご回答ありがとうございました。 よくわかりました。