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ハットオーディオラボについて
ハットオーディオラボの真空管アンプを聞いた事がある方はいらっしゃいますか? 真空管の種類によって音は全然違うでしょうが 聞いたアンプの種類と音質を教えて頂ければ幸いです。 宜しくお願いします。
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- rijnke
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あまり参考にならないかも知れませんが、私の所有している機器はスタックス・コンデンサ・ヘッドフォン用真空管アンプのHES-103という製品です。 某技術誌の記事を見てすぐに購入したものの、どうにも音が悪くて困りました。スタックスの製品よりも音が悪く使う意味がなかったのです。しばらくは落胆して1年ぐらい放っておいたのですが、あまりに悔しいので中身を調べてみました。その結果、うかつにも左右が逆に接続されていること、2つある入力端子(並列で切り替えられない)のワイヤーが端子に半田付けされていない事などに気がつきました。メーカーに連絡したところ送料向こう持ちで無料で直してくれました。その前に初段と終段の間の結合コンデンサを自分の好きな部品に取り替えたりしていたのですが(これでかなり改善されましたが、耐圧に問題があるとの指摘を受けました)、それでも修理は受け付けてくれました。ただ、回路図を教えてもらえるものならと、その後メールやファックスを送ったのですが、返事をもらえませんでした。ダメならダメと返事をもらえるものと思っていたのに残念です。 全体にこの会社の技術は素人くさい印象を覚えました。アマチュアが手作りで製作しているという印象です。ケースの加工はアマチュアに毛の生えた程度ですし、配線はラグ板を多用し、見栄えを重視して無駄に引き延ばしてある事に加えて、どの回路部分にも電流値と関係なく、小学校の電気工作に使うような細いビニール被覆の安いスズメッキ線を使用してあるのに驚きました。電源も信号回路もトランスからの引き出し線も、みな同じ線なのです。私の場合、電源のケーブルやアース線には少々太い線に換えたり、抵抗器、結合コンデンサの換装など、いろいろ手を加えて、ようやくスタックスをしのぐ満足できるレベルの音になりました。基本的な設計は良好だと思われますので、実装技術を磨く必要があるのではないかと思いました。おそらく、大出力のパワーアンプでも、使用している線材や部品は大して変わらないことでしょう。 ここの製品は高価なので、購入される場合は、カタログも発行していますので、良く検討して、疑問点を店主に問い合わせるべきだと思います。
お礼
とても貴重な情報ありがたく思います。自分は電気的なことが全く分かりませんのでハットオーディオの宣伝文句にとても引かれ真剣に購入しようか考えてましたが、rijnke様の回答をみまして本当に驚きました。トランスまで自社製があるようなので相当本格的なメーカーと思っていました。もう少し調べてから購入するかしないか決めたいと思います。改めて丁寧な回答ありがとう御座いました。