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これからもどんどん寝台列車はなくなってしまうの?

先週あけぼのが終わりましたが、 これからもどんどん寝台列車はなくなってしまうのでしょうか? 新しい寝台列車を走らせよう!と言う計画は、JRにはないのでしょうか?

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  • phj
  • ベストアンサー率52% (2344/4489)
回答No.6

以外に誰も、いや当たり前すぎて書いていないのかもしれませんが、寝台列車がなぜなくなるのか、といえば「需要がなくなったから」というのが一番の理由です。 その大きな理由は新幹線で、来年以降も北斗星やカシオペアが東北新幹線の北海道延伸と高速化に合わせて廃止になるといわれています。 朝一番の新幹線に乗れば到着でき、朝一の新幹線に乗るためには駅前のホテルに前泊すればいい(それなら地元の会社で残業してもホテルに泊まって朝一で乗れる)ので、夜行列車にする必要性がほとんどなくなってしまったからです。 しかし、飛行機との競争を含めて「新幹線がまだ通っていないところ」なら需要が残っています。具体的には、サンライズ出雲・瀬戸がそれに当たります。 この列車は新幹線の駅のない山陰と四国を結ぶ列車で、どちらの方面も飛行機を利用するアクセスと利便性において健闘しています。特に乗車率については80%近いものがあり、夜行列車といえども生き残る可能性がある列車です。 では、このサンライズを参考に東京や大阪と地方を結ぶ他の夜行列車が作れるか、というと残念ながらそういう路線はもうほとんどありません。 人口の多い、新潟方面は早くから新幹線が通っていますし、大阪と北陸も新幹線で結ばれればサンダーバードの役目も終わります。 飛行機と鉄道が競争する上で重要な目安が「4時間」というものです。 これは特に新幹線と飛行機の競争において「4時間」を越える目的地は飛行機の利用者が増える、というものです。 ですから、東北新幹線の新青森延伸時には、今までよりも速度を上げて4時間20分程度で運行を開始しましたし、今度は北海道新幹線での4時間化(函館まで4時間台)を目指して、ついに新青森まで3時間を切るようになりました。 これらの新幹線で地方まで行き、乗換えをして4時間以上かかる空港のある都市というのはほとんど無いのです。 ですから、夜行列車は新幹線ができたせいで需要がなくなり、廃止になっているといってほぼ間違いではありません。 また、ななつ星について、まだ成功か失敗かは分かりませんが、最近は海でもクルーズ船がはやってきているようで、クルーズ列車がほかにも登場してもいいとおもいます。 しかし、どうも東海道本線は夜行列車を走らせるのがむずかしいようで、昨年のニコニコ超会議号も東海道線を使うことができず、北陸線周りで大阪から東京まで来ています。 東海道本線は新幹線ができた今でも(いや、いまでこそ)夜間の貨物輸送の大動脈で、夜行列車を走らせる余裕はない、ということらしいのです。 ということで、今後クルーズトレインが出てくるとしても、よほどななつ星が成功しない限りは臨時列車止まりでしょう。

ZJNJMAMZMN
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回答No.5

鉄道会社で電車運転士をしております。 >これからもどんどん寝台列車はなくなってしまうのでしょうか? 従来型の寝台列車(ブルートレイン)といった列車は、残念ながら無くなります。 深夜時間帯に列車を動かす、 それはその分人出が必要ですし、深夜時間帯では深夜手当を関係職員に支給しています。 普通の列車よりお金が掛かる乗り物なのです。 列車を運行していない深夜時間帯に保線作業を行っていますが、その作業時間にも制約が出るモノになります。 普通の列車以上に付加価値が掛かっている乗り物を、あの値段で走らせていたのです。 特急料金に寝台料金が掛かって、尚、本来の価格よりも低廉だったのです。 その位、お金の掛かる乗り物です。 今までは新幹線も少なく、航空機も少なく、そして東横インのような低廉なホテルもなく、そんな列車でも存在意義がありましたが、今の選択弧の充実した時代には、もう太刀打ちが出来ません。 ただ動くだけの寝台列車ならば、新幹線で移動し素泊まりのビジネスホテルに泊まった方が、低廉で快適ですから・・・。 「ななつ星in九州」、その付加価値を逆手にとった列車になります。 もし生き残るのならば、このようなツアー列車という形にせざるを得ません。 JR西日本、JR東日本、何れも構想としてはありますが、 生き残れる寝台列車⇒元々の高コスト列車であることを逆手に取った、ツアー列車という形で考えられています。 移動する為だけの寝台列車は、もう無くなるだけです。

ZJNJMAMZMN
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  • kuma-gorou
  • ベストアンサー率28% (2474/8746)
回答No.4

ななつ星in九州の成功を見て、JR東日本・西日本でも、同様のクルージングトレインを計画しています。 北海道新幹線開業に合わせ廃止予定のカシオペアも廃車するのは勿体ない。 何か、イベント夜行列車として活用するんじゃないかと思いますよ。 http://sankei.jp.msn.com/economy/news/131015/biz13101522380022-n1.htm

ZJNJMAMZMN
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  • matsu_kiyo
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回答No.3

「新しい寝台列車」ではないですが、JR九州の「ななつぼし」の成功に触発された東/西がイベント的な高級列車に興味を持っていると報じられています。 ただ、寝台列車と言う点で考えると、今後のことを考えてもかなり微妙です。 1.競合交通手段の発達 鉄道だけで回っていた、昭和40年代に比べても、航空機の便数/飛行場の数、高速道路の拡充による路線バス網の完成など、ただ定時性だけを売りにしている鉄道にとって、アゲインストに働いているのは間違いない。 2.料金が高すぎる たとえばその昔あった、東京-大阪間の「銀河」(寝台急行)であっても、運賃にプラス寝台料金+急行料金が入ると、新幹線とほぼ同額になってしまいます。それでいて、大阪着は、東京始発の新幹線とさほど変わらない。ホテルのシングルのスペースもなく、発車停車のたびのゆり動き・・・。時代に即して行かなかったのはしかたのないことでしょう。 3.深夜時間帯の駅業務の発生 国鉄時代は駅員は擬似公務員(公社勤め)でしたから、夜中に勤務していたとしても公共の役に立っている、と言う側面がありました。私企業が運営していくことになると、効率が悪く、コストパフォーマンスの悪い、人件費ばかりがかかる深夜帯の列車運行は、積極的にしたいとは思わなくなって当然です。 4.すでに「憧れの対象」ではない ブルートレインと言う響きが「乗ってみたいな」と思わせるに十分な世代は、40代後半から以降の、高度成長期とバブルを体験してきた世代でしかありません。若い世代にアピールすることは、上述した理由からもほぼ絶望的と見られ、彼らの触手が動かないのであれば、復活しても頓挫するのは目に見えている。 要するに寝台列車と言うより、夜行列車自体が絶滅危惧種になったと考えていいと思います。北海道新幹線の影響で、高級夜行の一角である「トワイライト」も死滅がほぼ決定。北海道に渡れていた北斗星なども消えるのは間違いありません。大垣夜行で知られている「ムーンライトながら」も多客時の不定期運行に成り下がり、臨時でも夜行が運転されている路線は大きく減ってきています。 JRが、黒字過ぎてどうしようもない、と言うのなら、こういう、一種の税金対策的な列車を走らせることも悪くはないでしょうが、どう考えても、夜行列車は鉄道会社の「お荷物」でしかありません。復活は、のぞむべくもなく、それは、ひとつの時代の終焉を意味するものだと考えます。

ZJNJMAMZMN
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  • denbee
  • ベストアンサー率28% (192/671)
回答No.2

元々寝台車は列車の速度が遅い頃に、長時間列車に乗ることを逆手にとったサービスです。 ですから、列車自体の高速化や、比較的安価な深夜バス、超高速な飛行機などの他のインフラの発達で 交通の選択肢が増えたことで、その前提が崩れています。 従って、当初のコンセプトの寝台車は消えて行く運命にあるでしょう。 しかし、今は寝台車に乗ること自体に付加価値をつける方針に転換しています。 船旅が飛行機の発達により一時期廃れたものの、豪華客船による旅行という方向に舵を切って 生き残ったように、寝台列車もその方向で生き残るのではないかと思います。

ZJNJMAMZMN
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  • tzd78886
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回答No.1

ありません。理由を挙げていきます。 分割民営化されたので、自社内で完結する列車を走らせた方が利益になる。 例えば東京ー博多間など昔のメイン路線は両端の東日本、九州の走行距離が短すぎるのに、整備や車庫などが必要で割に合わない。 長距離を走行するため遅れが出やすく、しかも大都市圏は通勤時間帯に入線できないルールがあるため、この時間帯に突入することが確実になると途中駅に長時間停車させて通勤時間を過ぎてから入選するようにしているため、払い戻しの可能性が高い。 長距離を走るため深夜帯に何回も運転士や車掌が交代するため人件費が高くつく。 定員が少ないため、儲からない。日本の鉄道は運賃に料金を加算するシステムになっていて、座席の数倍の面積を取る寝台車でも面積に応じた料金を取っているわけではないため。 一編成を1日に片道しか運用できず、効率が悪い。 ブルトレのように機関車が客車を引く列車の場合、機関車を用意しなければならないが、旅客列車は電車やディーゼルカーが大半を占める今では夜行のためだけに機関車を揃えるのは無駄。 羽田や関空を見ればわかるように、大都市圏で多くの空港が開港、拡張された結果、早朝から深夜まで飛行機が飛んでいる。夜行列車より後に出発しても当日に目的地に行けるし、翌日早朝に出れば夜行より早く着ける場所が多い。 新幹線並行区間が第3セクター化された結果、JRだけで走らせるわけにいかなくなった区間が多い。料金計算が複雑になるし、手取りも減った。機関車は重いため軌道の整備にも金がかかり、3セクでは嫌う傾向がある。 夜行列車が減った結果、寝台車などは少数しか作らなくなり、製造費が割高になっている。 夜行バスに値段、運転頻度などで敵わない。バスは時間が不正確と言っても、観光シーズンや事故が有った時以外はおおむね正確(時間に余裕を見ているため、早く着くことが多い)。

ZJNJMAMZMN
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