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未来の日本のフィギュアスケートについて

ソチ五輪で新種目であるフィギュア団体戦がありました。 日本は、あとはアイスダンスとペアですよね。 橋下聖子さんは、記者会見で、アイスダンスとペアにも力を入れるみたいなこと言ってました。 日本に、アイスダンスとペアのカップルは今以上に増やすことは出来るんでしょうか。 次の平昌五輪は国も近いので、自国開催と思ってやるということも言ってました。 未来の日本フィギュア界はどうなるか、男女シングル、ペア、アイスダンスについて教えて下さい。 未来のことなので、想像になってしまいますが。

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  • ベストアンサー
  • moritaroh
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回答No.1

今回のソチに出場したペア(高橋・木原組)のうち、女性の方の高橋選手は以前のパートナーと世界選手権で銅メダルとなるなど、実績がありますが、男性の木原選手については、五輪のほぼ一年前にペアに転向した選手で、もともとはシングルの選手でした。 男性の木原選手次第で、昌平五輪でのペアの成績は変わってくると思います。 ただ、高橋・木原組以外には、現状、ペアはほぼ皆無と言っていいと思います。 日本のフィギュアを考えると、男子選手全体のいっそうの底上げが、カップル種目(ペア・アイスダンス)の今後にかかってくると思います。 特に男子選手には、体格的な問題もあるかと思います。 今回のソチ五輪で金メダルを獲得した羽生選手は、選手全体では身長が高い方ですが、仮にペアに出るとしたら、身長が低いですし、女性を持ち上げてバランスを取ったりするなどの筋力も足りないと思います。 専門家ではないですが、ペアについては、女子選手よりも男子選手の方が、シングルとの技術的な違いもありますし、10代前半の頃からそこそこ体格の良い(特に高身長の)男子選手をペア専門に育成しない限り、なかなか難しいと思います。 女子選手については、小柄であれば、シングルからペアへ転向するのがさほど難しくないようにも思います(選手にとっては難しい選択かもしれませんが)。 男子で有力な選手が育っているのならば、ペアに転向する女子選手も増えるかもしれません。 アイスダンスについては、シングルやペアほど、ジャンプや高いリフトなど肉体的に負担のかかる技がなく、高度に熟練したステップなどのスケートスキルが求められるので、ベテランの域になってもまだまだ続けられると思いますが、アイスダンスを代表に、ショービジネスの盛んな北米やEUなどと違いスケートで活躍できる場が少ないことが、そもそも選手の育成を阻んでいるように思います。 トップクラスの選手でそうではないケースもありますが、現状として、わりとお金に余裕のある家柄の選手が多いと思います。 まだまだ、フィギュアスケート選手は、そこそこ金持ち家庭の子供にやらせるもの、という感じでしょう。 数は少ないですが、プロチームのあるアイスホッケーなどの方が、同じスケートでも選手や選手の家族への経済的負担がまだ軽いように見えます。 (確か、男子シングルの高橋大輔選手は、もともと家族はアイスホッケーをやらせるつもりだった、とか。) 今後を考える上では、選手の強化費と育成方法の転換が迫られていると思います。 たとえば、女子シングルの浅田真央選手が伸び悩んだ原因のひとつに、バンクーバー以前の数年間コーチを付けられなかったこと(金銭的な問題ではなく、家族の病気などの事情があったようです)があるように、選手に常に良いコーチと練習環境を与える体制が必要です。 男子シングルの高橋大輔選手のように、これまでコーチ陣や振り付けなどもすべて日本人で臨んだ場合でもそこそこ結果が出せるので、シングルの選手を育成する方法は、ある程度、確立しているように思いますが、今回男子シングルで金メダルをとった羽生選手のように、国内を拠点にせず、欧米などでフィギュアが盛んな国にコーチも練習拠点も求めてしまってもよいでしょう。が、この場合は選手本人だけでなく、選手の家族への、特に精神的な負担も考慮しないとならないでしょう。 ただ、カップル競技は指導者も少ないと思いますので、日本人のペアやアイスダンスで、まださほど実績がなかったとしても、国外でコーチと練習環境を与えない限りは、躍進はないと思います。 強化費を使って国内のコーチや練習環境の整備をするなど、特定の企業・自治体、コーチなどへお金を渡すよりは、国外へ積極的に選手を放出した方が、効率が良いように思います。 さて、余談ですが、男子シングルについては、しばらくは羽生選手の黄金時代が続くように思います。 高橋大輔選手が牽引してきた中で、羽生選手などが育ってきたように、そこそこ選手層も厚く、また女子シングルの選手に比べ、男子選手は選手寿命も長いので、大きな怪我がない限りは安定していると思います。 しかし、女子シングルについては、浅田真央選手が引退してしまえば、国際大会のメダル圏内で活躍できる選手はほとんどいなくなるでしょう。 世界選手権などの出場枠も少なくなりそうですし、次回五輪では、今回のように3選手を出場させられるかさえ危ういところでしょう。 村上佳菜子選手は、思ったより伸び悩んでしまっていますし、本人もすでに引退をほのめかしています。 ただ、成長株として宮原知子選手など、10代の選手が4年間でどこまで伸びるか、といった具合です。

s-kr26
質問者

お礼

愛知県で新たなペアが誕生したみたいですね。 高橋木原ペア、平昌で期待したいです。 浅田真央選手はまだ進退を悩んでいるみたいで...浅田選手が引退してしまえば日本女子は心配です💦 日本にはスケート場も少ないですし、難しいですよね、、、。 ご回答ありがとうございます。

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