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2019年のSSD・eMMCの値段と容量
PC業界に詳しい方に質問です。 メモリーはここ数年で逆に値上がりしていますがDDR4が出たら値下がりますか? また、SSDやeMMCは待っていれば5年ぐらい先には2TBが1万円程度で買える状況が期待できますか? タブレットのeMMCは5年後も16・32・64G構成の可能性は高いですか? どう考えられるか予想を教えてください。
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Q/メモリーはここ数年で逆に値上がりしていますがDDR4が出たら値下がりしますか? A/基本的にメモリは既に寡占化が進みつつあるので、昔のように大きな値下がりというのはないでしょう。まあ、在庫がだぶつくことが劇的に価格が下がりますが、たいていの場合、そういうケースは、その商品が今後莫大売れると予測して、量産した場合に限られます。PCは現時点では、タブレットやスマートフォンなどに押されているため、極端に今後売れることもないと予測できます。 そう考えれば、一定の価格で安定するというのが妥当かと思います。後は、円の高安の関係や消費税、国内景気の関係によるでしょう。 Q/SSDやeMMCは待っていれば5年ぐらい先には2TBが1万円程度で買える状況が期待できますか? A/どうでしょうね。5年後にそれほどの容量が増えることが必要なら、安く買えるでしょう。 ただ、2010~2012年の始めにパソコン用の3.5インチハードディスク2TBは8000円から6000円(場合によってはそれ以下)まで下落しましたが、その後タイの洪水を皮切りに、価格は万単位へと値上がりし、2年後の今でも安くて6000円台です。 要は、品薄で生産量を絞り在庫を安定的に維持すれば価格は、一定程度に留まるのです。 そのため、2TBが市場で普及し、価格が安値安定となるとは限りません。 ちなみに、SSDに限りませんが、NAND Flashは、シリコン加工技術(半導体技術)において、ロジックLSIより早く限界が訪れるとされており、現在容量の増加ペースは劇的に鈍化しています。そのため、2TBが安く普及するかどうかは、際疾いでしょう。 Q/タブレットのeMMCは5年後も16・32・64G構成の可能性は高いですか? A/512GBぐらいまで増えているかどうかでしょう。そもそも、タブレットやスマートフォンは、内蔵メモリよりクラウドストレージの無料または月額定額サービスで利益を出そうと試みていると思われます。 そう考えると、容量が極端に増える可能性は低いと思われます。 まあ、YouTubeなどの動画サイトが普及している現在において、内蔵のデータストレージに期待するユーザーは徐々に減少していますので、容量はある程度の時点で、頭打ちになると思われます。 PCを見れば想像に容易いところではあります。(PCはここ数年<2010年以降>、一般向けも業務用も売れ筋の容量は、ほぼ変わっていません) これは、ブルーレイレコーダーなどでも言えます。要は大容量化より、売れる程度の量の商品を安定した価格で長く売る戦略に企業はシフトしています。
お礼
丁寧な回答をありがとうございます。 生産数の調整や商売の方法以前に技術的な限界があって困難なんですね。 今後も容量単価がが下がる可能性はかなり低いようで非常に残念です。