- ベストアンサー
ポールスタンレーのギターについて
- ポールスタンレーが'70後期にオリジナルギターとして使用していたIbanes社のギター(通称アイスマン・品番P10)について教えてください。
- '70後期に販売されたモデルと再発売されたモデルを見分ける方法について教えてください。
- 現在手元にあるギターはロッドカバーやピックガードがミラー仕様であり、指板の一番上のフレットのポジションマークには英語でポールの名前が彫られています。また、ボディー正面ラインには貝を埋め込んだパイピングが施されています。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
手元の資料の信憑性がイマイチですが、何方も回答してらっしゃらない様なので。 >品番P10だったと思います ポールスタンレーモデルの型番は、PS10です。 >'70後期に販売されたモデルと >その後、再発売されたモデル PS10は、初期型として ‘78年型(ここでは便宜上PS10-78とします) ‘79~‘80年型(ここでは便宜上PS10-79とします) ‘81~‘83年型(ここでは便宜上PS10-81とします) ・・・の3種類、再販モノとしては ‘92年型 PS10R ‘95年型 PS10LTD ‘95年型 PS10-2 正確な年式は判りませんがこの時期のPS10CL ・・・の4種類、新旧合せて7種類がある様です。 >当時、このモデルは海外で生産されていたような PS10型の元ネタたるIC型は、‘70年代後半、輸出用はイバニーズブランド(星野楽器)のアイスマンとして売られ、国内版(アイスマンのハードウェア違い)はグレコブランド(神田商会)のミラージュとして販売されました。 どちらも製造は富士弦楽器(現在のフジゲン)の国内工場で、PS10も海外生産品は無かったと思います。 で、さて御質問のモデルですが、ロッドカバーのサインと最終フレットのPAUL STANLEYネームから、少なくとも初期型(PS10-78~81)か、復刻版ならPS10CLのどれかだと思われますが、これ以上は情報が少なすぎて判りません。 1.指板がローズウッドならPS10-78、エボニーならそれ以外。 2.PUのエレベーションスクリュがマイク左右2本だったらPS10-78、3本だったらそれ以外。 3.ブリッジコマが合金(恐らく亜鉛ダイキャスト)だったらPS10-78、ブラスだったらそれ以外。 4.ボディバックのフタがクロムの金属(恐らく鋼板)だったらPS10-78かPS10-79、PS10CLのどれか、樹脂だったらそれ以外。 5.ネックバインディングがフレット・エッジ・バインディングだったらPS10-78、オーバー・バインディング・フレットだったらそれ以外。 ・・・といったところですが、 ※PS10-78は、型番がPS10では無くIC1100だったという情報もあります。これは、ICのイニシャルが示す通り北米向け(アイスマン)の型番がそのまま流用されたモノの様です。どこかにICで始まる型番が打たれていたら、PS10-78である可能性が高い、と言えるでしょう。 ※PS10CLは復刻版のキメ手として作られたモデルですが、国内販売された形跡はありません。これだとすると、レアな中古として日本に持ち込まれたモノです。 ※これらの情報は複数の情報元をまとめたモノで、相反する説も色々あります。故に冒頭で述べました様に、必ずしも信頼出来る情報とは言えません。上記のどれかに合致し年式が特定出来ても『~かもしれない』『~の可能性が高い』程度のモノとお考え下さい。
お礼
大変きめ細かな情報を有難うございます。非常に参考になりました。 心より感謝致します。