蛇足ついでにもう少し。
>CDとかって身近なものだけど、どういう仕組みか分からなかったから、聞けてよかったです。
>取り分50%も取るんですね!驚きです!
ここで書いたのはあくまで音楽に於いて著作権と呼ばれるもの(作詞、作曲、編曲)についてだけ、です。
その比率はCDの売価に対して6%。3000円のCDなら180円が著作権使用料です。
JASRACは手数料としてそこから6%(約11円)をもらいます。
残りが権利者のものなんですが、音楽出版社が50%取るので、
権利者に入るのは85円程度。作詞と作曲が分かれていたらさらに半分…みたいな感じです。
じゃあ、2820円はどこに行ったの?
と言うと、ひとつはもちろん小売店(CDショップ)の利益です。
これが約30%=900円。
原盤印税(先の回答で書いた、著作隣接権というヤツ)が約10%=300円。
これは録音のマスターテープ=原盤の権利です。
レコーディングにもお金がかかるので、原盤制作費を払った人がこれを取ります。
あとはアーティスト印税。歌唱印税や演奏印税などとも呼ばれます。
要するに作詞作曲しない人の為の取り分。
これは1%=30円くらい。
後はパッケージ代とかインナースリーブ代とかありますが、
残りの大半はレコード会社の取り分となります。
(約45%くらい)
その中から宣伝費やら営業費やらが賄われるわけです。
普通のアーティストは10万枚売れれば大ヒットと呼ばれるけれど、
これじゃなかなかお金持ちにはなれませんね(笑)。
お礼
回答ありがとうございます! >>それは例えばJASRACとかの話ですかね。 彼らの一番の仕事は、管轄している楽曲が どこでどれだけ使われたかを把握、 課金徴収し著作権者に支払いすることです。 これは何となく聞いたことがあって想像できます。 >>音楽出版社の事を言っているのであれば、 管理している楽曲が、たくさん使われるよ うに売り込むのが仕事です。 音楽出版社の場合、著作権管理=管理している楽曲の売り込みなのですね? 具体的にどのようにして売り込むのですか?