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野手から投手への転向
プロ野球選手には投手として入団したのに、 実際には野手として活躍している選手がたくさんいます。 そこで質問なのですが、逆に、野手から投手へ転向して 活躍した選手っているのでしょうか?
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野手から投手へ転向した人はhumihiro2003さんもご指摘のように絶対数が少ない上に、活躍した人となるとさらに減ってしまいます。とりあえず活躍度は無視して、野手→投手の転向経験のある選手を挙げてみたいと思います。 gamasanさんご指摘の遠山、ご回答の通り野村阪神時代に一塁手との掛け持ちをやっていますが、それ以前のロッテ時代の1995年に野手転向しているのはご承知の通りです。同じく阪神では安達智次郎がいったん打者に転向し(1998)、その後投手に再転向しましたが、どちらもさしたる成績は残せませんでした。 再転向組では読売の織田淳哉もいます。入団当時は投手でその後捕手転向、1998年から再び投手に転向しましたがこちらもほとんど活躍できないまま引退しました。「権藤、権藤、雨、権藤」の権藤博(中日)も投手→内野手→投手の再転向ですが、活躍できたのは最初の投手の時だけでした。酷使で肩を壊したのが全てだったのは改めて申し上げるまでもないです。 野手→投手→野手の再転向では中日→広島の若林隆信がいます。高校時代は投手だったらしいので一応は経験者としての転向ということになりましょうか。 yousayさんから萩原淳の名前を頂いていますがオリックスは転向者が多く、他に嘉勢敏弘や今村文昭を挙げることができます。嘉勢は当初外野手登録で二刀流で投手もやっていたのはご記憶かとも思います。結局投手に専念しているようで、背番号も投手っぽいものに変更されましたね。今村は高校(九州学院)時代は投手で、オリックスには内野手として入団しその後投手に転向しました。2002年には36試合に登板するなどまずまず働きましたが、結局2003年いっぱいでユニフォームを脱ぎました。 二刀流では広島のFelix Perdomo[1]も名前を聞けば思い出す人も多いのではと思います。一応、内野手から投手への転向のようですが、どちらが本職なのか判然としないところです。 異色の例を二つほど。南海・ダイエー-日本ハム-中日と渡り歩いた安田秀之[2]は1軍では野手としての出場のみのようですが、引退後には打撃投手として採用されています。また大洋に在籍したJames Peters(1981-82)は打撃が迫力不足だったこともあり最後は投手に転向しましたが、結局1軍登板はありませんでした。(2軍では少しだけ投げたと聞いています) プロ野球創成期(特に戦後すぐの復興期)の選手は投打掛け持ちで活躍した人が多くいたようです。リアルタイムで見たことはもちろんないのですが、投手が登板のない日に野手として先発したり、あるいは野手が守備からリリーフに駆け付けたりといったことがしばしばあったようです。 本職が野手の選手の例を少し挙げてみます。首位打者2度の呉昌征は1946年に101試合に出て388打数113安打の2割9分1厘、投げては27試合で14勝6敗でうち一つはノーヒットノーランでした。通算では4867打数1326安打の2割7分2厘です。 中日の永久欠番コンビ西沢道夫[3]と服部受弘[4]はどちらも投打双方で活躍しています。西沢は投手→野手への転向ですが服部は野手→投手の転向(掛け持ちあり?)のようです。 こうして見てみますと野手→投手の転向は、投手→野手に比べるとぱっとしないですね。最も活躍した人を敢えて挙げるなら服部受弘ということになるのでしょうか。 [1] Felix Perdomo http://www.sel.cs.hiroshima-cu.ac.jp/~sato/carp/member/perdomo.html [2] 安田秀之 http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Lynx/7208/profile-yasuda.html [3] 西沢道夫 http://www5e.biglobe.ne.jp/~dra42/records/player/m_nishizawa/page1.htm [4] 服部受弘 http://www5e.biglobe.ne.jp/~dra42/records/player/t_hattori/page1.htm
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- nozomi500
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プロになるような選手は、だいたい、「子どもの頃からエースで4番」ですね。 清原で、「桑田がいなけりゃエースは俺」って言ってましたが。 とりあえず、ピッチャーができるような選手には最初からピッチャーをやらせる、というのが原則じゃないでしょうか。 野村監督が、新庄にピッチャーやらせたことがありましたね。(開幕前だけですが)
お礼
ご回答ありがとうございます。 >ピッチャーができるような選手には最初からピッチャーをやらせる、というのが原則じゃないでしょうか。 確かにそうですよね。 イイ野手一人とイイ投手一人では、 勝敗への影響力は投手の方に軍配が上がりそうですから。
現役ならオリックスの萩原選手がいますね。 http://www.hochi.co.jp/html/meikan/baseball/2004/pa/bluewave/bw_42.htm
お礼
ご回答ありがとうございます。 2002年シーズンはなかなか活躍していたようですね。 絶対数としてはやはり少ないようですね。
- gamasan
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プロでは どうでしょう 私は30代後半ですが 少なくとも聞いた事はないですね。 最近(とも言えないか)イチローは昔投手だったので 何かエキジビション的な場で投球練習?をやって 周りを驚かせたことはありましたし 元阪神の遠山投手はID野村の話題づくりで 1塁手との掛け持ちをやったことはありましたが。
お礼
ご回答ありがとうございます。 イチローはオールスターで登板はしましたが、 登板しただけであって、 明らかに野手として活躍していますしね。 遠山も投手→野手→投手ときて、 一塁手との掛け持ちも野手として守っていたと言うより、 他に信頼できる左腕が・・・・ って感じでしたから。 やっぱりなかなかいないようですね。
お礼
とても詳しいご回答ありがとうございます。