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蓄電池の補助金について
こんにちは。 太陽光発電について搭載を検討していたところ、蓄電池の併設もよいのかなと思いました。 個人向け住宅の蓄電池の補助金制度についてどのようなものがあるのか教えてください。 また、問合せ先などご存知でしたらお知らせください。 よろしくお願いします。
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太陽光発電装置には普及促進のために行政からの補助金制度がありますが、蓄電装置にはありません。 太陽光発電装置と組み合わせて使用する蓄電池には安価なもので2~300万、高額なもので1500万程までの開きがあります。 万が一の際を考えての蓄電装置なのでしょうが、正直言って安価なものは使い物にはなりません。 その理由は、毎時15A程度の電流を数時間放出する程度の能力ギリギリだからです。 例えば災害時の停電時などで夜間に蓄電池の電力を放出してしまった場合、翌日の日中7~8時間程度の太陽光発電からの電力のみでは満充電できません。 しかも安価な蓄電装置は屋内配線に接続してのコンセントでの使用ができません。 太陽光発電装置のサービスコンセント同様に別置したコンセントから15A程度の電力を可搬型の家電製品に接続しての使用に限定されます。 相当高額な蓄電装置であれば太陽光発電装置のパワコンに接続でき、当然屋内配線での使用も可能ですし、常時深夜電力で充電して日中に売電させる事も可能です。 いかなる場合も瞬間停電さえも許されないような状況であればそういった設備も必要でしょうが、一般的な家庭での万が一を想定した蓄電装置は非現実的です。 まして蓄電装置に内蔵されるバッテリーは日々充放電の繰り返しで劣化します。 それなりに高額な蓄電装置でない限りは、その寿命は5~6年と言われています。 バッテリーは定期的なメンテナンスも必要ですし、交換費用もそれなりに高額になります。 太陽光発電装置にしても、導入するのに長期ローン組んで、売電料金をローン支払いの充てにして考えるようならやめたほうがいいです。 太陽光発電装置はオール電化住宅における年間の光熱費をゼロにするための道具です。 そういった使途のはっきりした道具を購入するのに借金するとか何年で元が取れるとかいうのなら初めからやらない方が失敗しません。 こういうものは住宅の新築時に経済的余裕のあるところでやるべき事です。
お礼
蓄電池に補助金制度がないのは残念です。 寿命も5~6年ということは、高額な出費になり、再度検討し直そうと思います。 ご回答ありがとうございました。