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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:畑正憲氏の経歴)
畑正憲氏の経歴
このQ&Aのポイント
- 畑正憲氏の経歴を要約すると、両親が満州開拓団に加わり、満州で育った。大学入学時は作家志望だったが、親の目をごまかすために理科II類に入学した。大江健三郎のデビューをきっかけに作家への夢を断念し、理学部生物学科に進学。大学院博士課程まで進学したが、経済的な理由と研究者の限界を感じたため退学し、岩波映画に就職。岩波映画で自然ドキュメンタリーの制作に携わり、釣りの腕前もプロ級となる。自然の中で動物を育てるために北海道の小島に移住し、動物王国の基礎を築いた。
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(3)北杜夫氏を熟読した模様。 (時期的には(5)以降?) (6)麻雀好きは知ってましたがプロ雀士とは知りませんでした。~十段戦(九段位のみ参加)優勝三回。 半荘50回不眠不休戦連覇。 囲碁はアマ五段とか。 ~まぁWikipeから引用程度で申し訳ないですが… ※人生経験、百戦錬磨の彼も異性問題ではあまり書かれていない… 学術では攻略できない超自然科学分野(笑)は敢えて避けたか? … 脱線失礼しました。
お礼
お答えありがとうございます。 >北杜夫氏を熟読した模様。 北杜夫には『どくとるマンボウ昆虫記』があり,共鳴する部分があったかもしれませんね。どくとるマンボウとムツゴロウ,かつ『○○記』というネーミング・センスは,言われてみると酷似しています。どちらも理系人間のあっさりしたユーモラスな文体で,とても読みやすい。畑の「紀州のジプシー」はぼくらの高校「現代国語」教科書にも採用されていましたが(ぼくはそれで彼を知った),大江健三郎はとうてい教科書には無理 笑。その点で,畑さん,あなたは大江に勝ったんですよ。 >麻雀好きは知ってましたがプロ雀士とは知りませんでした。 ぼくも読んだ記憶がないんですね。「金に困ると周囲から麻雀で巻き上げた」というふうなエピソードを。もしあっても,法律に触れるので書けないでしょうが。 >※人生経験、百戦錬磨の彼も異性問題ではあまり書かれていない… 学術では攻略できない超自然科学分野(笑)は敢えて避けたか? まあ,『青春記』では恋女房とのいきさつをさんざん惚気てますからね。夫人は高卒で働いていたはずですが,いつまでも婚約状態には置けないということで(とくに昔は),院生の身分で結婚したと書いてあったと思います。生物学をやっていると,どうしてもイキモノは糞袋(消化管を中心とした体制)に見えてしまうだろうし,ヒト女性のホルモンに支配された行動にも戦慄を覚える 爆。 以下,この場を借りて加筆。 ・学生時代の畑は,動物発生学を専攻したはずです。顕微鏡下の精密な実験は,地下鉄が止まって微振動がおさまる深夜でないとできないと書いていますから,たぶんミクロな胚発生を扱っていたんでしょう。いっぽう「動物王国」はむしろ動物行動学の興味に基づくものと思われ,北海道の無人島ではイヌが野生の行動を示すといった観察をしています。発生学から行動学への推移がどこから生じたものか,ぼくはわかりません。 ・北海道のケンボッキ島での記録は『無人島記』にありますが,後年の他のエッセイを読むと,当時は都会生活の疲れで消化器系がボロボロだったらしい。それが移住の原因の1つのようですが,『無人島記』ではそんなことに一言も触れていない。淡々とかつ嬉々として自然のうつろいや動物,そして人間を観察している。この精神力には,敬服します。