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光電素子にはどのようなものがありますか?
シリコン太陽電池やフォト・トランジスタ以外にどのような光電素子があるんですか?
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ちょいと変り種では、PSDという光点の位置検出デバイスもありますね。(大抵の光電変換は光の強さを電気信号に変えるのですが、PSDは光点の位置を電気信号に変えます。コンパクトカメラの距離測定なんかに使われてます) あとは、サーモグラフなんかには赤外線領域で感度のある 化合物半導体系の素子が使われているようです。 書籍としては、CQ出版社の 「トラ技スペシャル オプトデバイス応用回路の設計・製作」 が半導体光デバイスの概要を網羅していて良かったのですが、絶版になっているようです。 光電管(光照射による光電子放出を使ったもの)、光電子増倍管(放出された光電子を加速して電極にあて、複数の二次電子を放出をさせて電流の増幅をさせるもの。カミオカンデなんかに使われているタイプ)についても、浜松ホトエレクトロニクスのページなどが参考になるかと思います。
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医用画像機器に使われているものとしては光電増倍管(フォトマルチプライヤー)が挙げられます。主にX線やγ線などを閃光(シンチレーション)物質で受け止め、そこで生じた発光を検出するためのものです。 装置の構造・性質によっては光電増倍管より半導体素子のほうが向いているものもあり、これもよく用いられています。
お礼
回答ありがとうございます。
- SCNK
- ベストアンサー率18% (514/2762)
今では多くの素子が固体化されましたが、かつては真空管だったわけで光電素子なども、アイコノスコープとかイメージオシルコンなんていうのがありました。初期のテレビカメラなんかに使われていたようです。現在でも高感度用には使用されており、有名なのでは神岡鉱山に作られたカミオカンデやスーパーカミオカンデに使われている光電管などが、その仲間です。光子ひとつを検地できる優れものです。小柴さんがこれのおかげでノーベル賞を取りましたね。 ほかにはアンチモンだとか、セレンだとかの半導体素子が使用されることがあります。赤外線パッシブホーミング誘導のミサイルのシーカーなどに使用されています。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。小柴さんのノーベル賞が光電素子だとは初めて知りました。半導体素子のところ参考に調べさせてもらいます。ありがとうございました。
- foobar
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CdSのような光-抵抗変換 サーモパイルのような、赤外線による加熱+熱電変換を利用したもの 太陽電池でも、シリコン以外にGaAs系のものも使われていますね。 あとは、フォトダイオード、(やその一種のPINフォトダイオー)とかも
補足
ありがとうございます。これらが説明されている(動作原理など)良い参考書かなにかがあればぜひ教えていただきたいです。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。参考にさせてもらいます。