外国の戦闘機

質問

日本に飛来したとして、スクランブルしても警告射撃
したとして通常は勝手には撃墜できませんよね、
例えばどこかの有名な場所にまで到達したとしても
攻撃してきなければ何も出来ないのではありませんか
その根拠として過去に北海道に外国の戦闘機が勝手に
着陸していますよね、結果的には排除されなかったのです
から、今後も戦闘機の侵犯はありえますよね。
宜しくお願いします。

回答No.2

eroero1919 · ベストアンサー

まず領空より外側に最近なにかと話題の「防空識別圏」というのが設定されています。「この空域に事前に連絡がない飛行機がきたら『アンノウン（不明機）』として戦闘機が出撃します」という空域です。レーダーに機影が移ったら、戦闘機が出撃します。
誘導を受けた戦闘機が現場に行くと、その正体が分かります。時々、道に迷った小型機なんかが飛んでることもあるそうです。まあ多くの場合は某国の爆撃機なんてケースが多いわけです。んでそうなると、国際共通で決められている周波数帯域で「我々は凸凹空軍である。貴殿は凸凹国の領空に近づいている。入っちゃあかんで」と警告するわけです。

お構いなしに領空を侵犯されたら、穏便な国なら「貴殿は我が国の領空を侵犯している。直ちに出ていきなさい」といわれて、それでも無視されれば警告行動になります。具体的には、その飛行機の真後ろについて「いつでも攻撃できるぞ」という位置に立ちます。それでもなおどかなければ、攻撃用レーダーを当てたり（いわゆるロックオンてやつです）、警告射撃をします。
それでもなお無視するようであれば、日本の場合はおそらく強制着陸になるでしょうね。一応専守防衛となっていますのでね。「強制着陸を命ずる。我に従え」となります。パトカーに「パトカーの後ろをついてくるように。路肩に停車せよ」ってやられるのと同じです。

ただし、過激な国なら領空を侵犯されたら撃墜されてもそれは一応その（侵犯された）国は権利を行使したに過ぎないという立場がとれます。ただまあ「いきなり撃墜するのはどうか」と国際社会から批判はされるでしょうけどね。過去には大韓航空機が撃墜されたのは有名ですし、あのキューバ危機のときは、アメリカ軍の偵察機がキューバ軍のミサイル攻撃を受けて撃墜されたときもありました。ソ連領空を偵察していたアメリカ軍のU-2偵察機が撃墜された事件もあります。
撃墜されると、撃墜された側もそれを名目に反撃や開戦もありえます。キューバ危機のときはU-2撃墜で米ソの緊張はピークに達しました。

ですので、あのよど号ハイジャック事件のときは、犯人グループは「平壌に向かえ」と要求したわけですが、犯人グループは北朝鮮政府と事前に決めていたわけではないので、北朝鮮領土内に入ったらいつ撃墜されてもおかしくはなかったのです。だから副操縦士さんはもう顔面蒼白になったそうですよ。そりゃそうですよね。だけど機長が立派でした。なにしろ、戦争中に爆撃機のパイロットだった人なので、腹のくくりかたがちがう。「戦争に比べりゃ必ずしも撃墜されるわけじゃあねえ」と落ち着いて操縦できたそうですよ。戦争経験者が現役でいたなんてあたりが時代ですよね。

ミグ25事件のときは、ソ連軍機が自衛隊の「レーダーの穴」を突いてきたので自衛隊でも大問題になったそうです。もちろん北海道上空にくるまでまったく気がつかなかったのです。え？あれって自衛隊？それとも米軍？とかいってるまに函館空港に強行着陸されたのです。ただ、着陸慣れていない空港な上に管制もなかったのでオーバーランしちゃいましたけどね。操縦していたベレンコ中尉はアメリカへの亡命を求めての行動でした。

回答No.3

ueshita123

＞したとして通常は勝手には撃墜できませんよね、

今は防衛庁の許可で撃墜出来る事になっています。

回答No.1

zipang_style

＞日本に飛来したとして、スクランブルしても
　日本の領空に入ってきそうな時にスクランブルを掛け、帰って頂くのが主たる目的。
　「スクランブル=領空侵犯された」ではない。

＞攻撃してきなければ何も出来ないのではありませんか
　領空侵犯した段階で「攻撃態勢」と見なせるため撃墜可能。
　当然、撃墜されても相手国は文句を言える立場にない。

　ソビエトが大韓航空機を撃墜したのは、
　当時ソビエトと韓国に国交がなかったのが大きい。
　B747と言えども「領空侵犯をする見知らぬ敵」で「侵犯目的が不明」であったから。
　日本や米国のB747機なら撃墜されることはなかったと推測します。

＞その根拠として過去に北海道に外国の戦闘機が勝手に着陸していますよね、
　ミグ２５は、レーダーに映らない海面ギリギリの低空飛行をしてきたため突入されたのであって
　堂々と領空侵犯を犯した上で、札幌に降下してきたら撃墜されていたでしょう。

　防衛態勢の隙を暴かれつつも、最新鋭戦闘機の現物を手に入れた日本。
　今のロシア機には遠隔自爆装置が付けられているかも知れません。

補足

攻撃可能の根拠示してくださいね
攻撃できるのは政治決断ではないですか。

<レーダーに映らない海面ギリギリの低空飛行をしてきたため突<<入されたのであって
排除できなかった理由づけしているにすぎませんよね
気づけなかった理由あれば、侵犯しても良いと解釈
できないのではありませんか。