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生活保護費用の負担について

生活保護のためのお金は税金から出ていると思うのですが(違ったら訂正してください)、 国民一人あたりどのくらいの負担があるものなのでしょうか? また、平均的な年収のある方が20年間働いたとして、 それから生活保護を個人で受けることになったら、 今まで自分が払ってきたお金でどのくらいの期間まかなえるものですか? 数字に弱いので、どなたか正しく知っている方、教えてください。 色々な部分で差はあると思うのですが、平均的な数値をお願いします。 (生活保護に関する意見などは控えて頂けるとありがたいです。)

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  • hideka0404
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回答No.2

生活保護費なんてのは、実は大した金額ではないのです。 よく言われる社会保障費の国の歳出にかかわる比率は29兆1224億円で31.4%です。 国の税金は45兆円程度しかなく、もう半分は国債で賄っています。 税金だけで見れば60%越えです。 機能別社会保障給付費をみると「高齢」が全体の49.9%で最も大きく、ついで「保健 医療」が30.3%であり、この二つの機能で80.2%を占めている。これ以外の機能では、 「遺族」(6.7%)、「家族」(3.3%)、「障害」(3.2%)、「生活保護その他」(2.7%)、「失業」(2.5%)、「労働災害」(0.9%)、「住宅」(0.4%)の順となっています。 つまり、納めた税金の2.7%が生活保護費にあてられます。 実際は自立支援医療費の負担の割合が大きいです。 自立支援医療費の支給対象は精神通院医療、更生医療。育成医療となっており、その中の育成医療を例にとってみると、特定疾患の腎不全患者への人工透析があります。 これに、月に60万円、薬科代に5万円かかりますが、自立支援受給者となると、透析費で2500円/月だけで良くなります。 勿論生活保護者は無料です。 人工透析患者は、腎臓移植するまで治りませんので、何十年も人工透析を行います。 それこそ一生です。 40代で人工透析にかかれば、平均寿命で、残り40年は毎月68万円はかかる訳です。 これを当然ながら、全国の健康な人が負担しているわけです。 あなたが、300万円の所得で、30万円の税金が科せられているのならば、4000円が生活保護費にあてられます。

ysrhj
質問者

お礼

大変詳しく書いていただき、ありがとうございました。 他の内訳についても知りたいと思っていたので助かりました。

その他の回答 (2)

  • hideka0404
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回答No.3

訂正します。 育成医療ではなく、厚生医療です、すみません。

noname#192754
noname#192754
回答No.1

平均年収400万円として、所得税と市町村民税で25%課税とすると年100万円。 月8万円の保護費+医療扶助とすると年96万円でだいたい1:1で養うことになります。 実際は400万円は難しいですけどね。

ysrhj
質問者

お礼

大変参考になりました!ありがとうございました。

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