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椿の命名
椿の花をネットで見ていました。 すると、素敵な名前が多いのに驚きました。 月の都、窓の月、天津乙女、御前の雪などなど この和名は、どのようにしてつけられるのですか。 教えてください。
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これらの品種の多くは、園芸種といい、人工的に違う種類のツバキを交配させたり、変わり枝を挿し木や接ぎ木で増やして創られたものです。つまり、創作者がいます。この創作者がいろいろな名前を命名します。 日本の椿は、茶の湯の切り花に用いられるようになってから品種改良が進むようになりました。桃山時代には京都、江戸時代(17C前半)頃から江戸でもいろいろな品種が創られ、尾張や肥後など茶の湯の盛んなところでも創られるようになりました。このように、風流を重んじる茶の湯とともに発展してきたことが、今のすてきな名前につながっているのかもしれませんね。