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目上の方への言葉の使い方|失礼?尊敬語の「いらっしゃいます」とは
- 目上の方に対して「いらっしゃいます」と言うのは失礼ではありません。
- 「いらっしゃる」は「来る」の尊敬語であり、敬意を表しています。
- しかし、相手の立場や関係性によっては他の表現を選ぶべき場合もあります。
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「いらっしゃる」は尊敬語です。 「参る」は謙譲語です。 尊敬語は相手や第三者が主語の時に使います。「あなたは何時頃いらっしゃいますか」「山田さんは火曜日にいらっしゃるそうです」のように。 謙譲語は基本的に自分が主語の時に使います。「私は明日九時に参ります」のように。 で、次が問題の部分なのですが、謙譲語は自分以外にも、自分の身内の人、自分の家族や自分の職場の人などが主語になっている文を、外部の人に対して伝えるときにも使うのです。 例えば自分の父親が主語になっている文を家族以外の人に伝える場合、「父は明日参ります」となります。「お父さんは自分より目上だから尊敬語を使うんじゃないの?」と考えてはいけません。なぜかというと、話者とその家族は近しい間柄なので、父親のすることに尊敬語を使い、「父は明日いらっしゃいます」などと言ってしまうと、「うちのお父さんは偉いんだぞ、だからその息子である僕もお前より上の立場にあるんだ」という印象を相手に持たれてしまうからなのです。 それと同様に、自分が働いている職場の店長が主語になっている文で「店長は目上だから尊敬語を使わなくちゃ」と考えて「店長がいらっしゃいます」などと言ってしまうと「うちの店長は偉いんだぞ。だからその下で働いている俺もお前より上なんだ」という印象を相手に持たれてしまいます。お客さんが怒るのも当然ですよね。 「自分の身内を主語とした文を外部の人に伝える場合、身内は自分と同じものとして考えて謙譲語を用いる」というのは敬語の基本ですから、しっかり頭に入れて置いて下さい。社会に出るとしばしば使うものであり、しかも外部の人に対して用いる表現ですから、これを誤るとかなりまずいことになる可能性がありますよ。
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- tsuyoshi2004
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他の回答にもあるように、その場での上下関係をはっきりと理解するということです。 ご質問の状況では、「お客さん>店長>質問者さん」という序列でしょう。 したがって、お客さんよりも店長が下なので、お客さんに店長のことを説明するには、店長を下げて謙譲語で表現する必要があります。 ご存知とは思いますが、敬語で 尊敬語:相手を上げる 謙譲語:相手より下がる です。 よく使われる敬語では、ご質問の「来る」=「いらっしゃる」尊敬語、「参る」謙譲語の他には 「話す」=「おっしゃる」尊敬語、「申す」謙譲語 があるでしょう。 例えば、お客さんには「店長がこのように申してます。」、店長には「お客様がこのようにおっしゃってます。」です。
お礼
そうですね、お客様が一番上ですね。 いくら自分が歳いってるからといって、作業中の店員を「すいません」の一言もなく突然捕まえて、当たり前のように「店長呼んで」とタメ口をきく奴だって一番上のお客様ですものね。 そんな意識がもっとあれば、もしかしたら違う言葉が出ていたかもしれませんね。 愚痴のようになって申し訳ありません。 ご回答、本当にありがとうございました。
- Moryouyou
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皆さんの言われているとおりですが、この状況での日本社会での関係性を学んでください。 この場合、一番優先されるのがお客様とお店との関係です。 あなたはお店の一員であり、話しかけられたお客様はお店にお願いをしているのです。 『年上に...失礼だろう』とお客様はおっしゃっていますが、同年輩や年下のお客様でも失礼です。 例えばですが、 20歳のお客様 30歳の店長(鈴木さんとしておきます) あなたは22歳 だとしても、 お客様には『ただいま店長の鈴木が参りますので...。』 といった言い方になります。 ちょっと話が広がってしまいますが、 お店にたまたま社長の山田さん(50歳)がいて、卸業者の佐藤さん(40歳)が 来ていたとしましょう。佐藤さんに社長を紹介してくれとお願いされたとしたら、 『社長の山田です。』と紹介します。 いかがでしょうか。
- bluelake
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お店の主任に対してはいいですが、客には失礼です。 あなたと店長の関係だけを考えるからおかしくなるのです。 敬語の中で、「いらっしゃる」は尊敬語、対象を高める言葉です。 「参る」は謙譲語、対象を低め相対的に相手を高める言葉です。 客と店長とどちらが上ですか?客商売なら当然客ですが、 「いらっしゃる」なら、客より店長を高めてしまいます。 この場合、店長を低め、客を高める謙譲語の「参る」を使います。 客のいう「年上」は、客が店長より年上ということをいっていると 思いますが、客のほうが年下でも「参る」を使います。 それから、直接言わなくても、客に対し「60歳くらいのおっさん」は どうかと思います。そういった意識が自然に言葉に出てしまった のではないでしょうか。
お礼
>そういった意識が自然に言葉に出てしまったのではないでしょうか。 私の知識不足もありますが、きっとこれもあったと思います。 私はそんなに優しくありません、客だからっていきなりタメ口で話されたらイラッとします。 まだ学生だからこんな甘ったれたこと言えるのでしょうけど。 もっと自分を抑えられるよう意識します。 ありがとうございました。
- rokometto
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いらっしゃいますは確かにおかしいですよ。 その場合そのおっさんの言う通り「参ります」辺りが無難です。 いらっしゃいますだとまるでお殿様が客を待たせて後から登場するみたいな言い方で、「あなた<客<店長」になってしまいます。 確かにあなたにとって店長は目上ですが、お客さんが営業妨害などの迷惑行為か犯罪でもしない限り「店長<客」が基本になるはずです。 店長とあなただけで考えてしまうと失敗してしまいます。 まあそのおっさんが何の用で店長呼べと言ったのかわかりませんが。 私の中でいきなり「店長呼べ」は9割以上かなり悪質なクレーマーですね。 ちゃんとした人はまず受付か案内あたりにいって要件を言いますから。 それでその店員で処理できるか店長クラスでなければ処理できないか判断し、相手にボールを渡します。 なぜならちゃんと仕事をしてるなら「責任者を呼べ!」と言われたら「まずご用件をお伺いします」と聞くのが社会人として一般的だからです。 このやり取りをしないのはまず怒鳴ってストレス発散したい悪質な人格の可能性大です。 ちなみに経験上怒鳴る人は損します。 何百円か得をすると思ってるようですが、社会的にいろんなものを失ってます。
お礼
ありがとうございます。 ところで、私がおかしかったことは確実ですし、こんなことを言っては店員失格でしょうけど、「この程度のことで怒るな」と思ってしまいます。 高級品店ではないのですから。 完璧ではなくとも、「たかが庶民のスーパーなんだからこんなもんだよね」で済ませられないのかと思ってしまいます。 改めて、ありがとうございました。
- takashi_h
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怒り方が少々変ですが、 >「おい!年上に『いらっしゃいます』は失礼だろ!」 の”年上”というのは、その後の「『いらっしゃいます』じゃなくて『参りますだろうが!』」という発言から店長のことではなくてお客さん自身のことを指しているようです。確かに60代というと店長さんより年上かもしれませんが、”年上”というよりは”立場が上の客に対して”ということでしょうね。 質問者さんは学生さんでしょうか?(答えなくてよいです) 質問者さんは店長さんに気を使ったのかもしれませんが、この場合は身内の上司よりお客さんを立てなくてはなりません。 たとえ自分より年上・目上の人(店長)でも身内の者のことはお客さんに対しては呼び捨て、謙譲語を使うのが社会常識です。 今回の場合も「店長が参ります。」「店長の○○(呼び捨て)が参ります。」が正しいですし、実際店長が来てお客さんに紹介するときも店長さんの目の前であっても「店長の○○でございます。」と呼び捨てにするのが正しいです。
お礼
ありがとうございます。 しかし、どうして偉そうな客っているんでしょう? 客には店を選ぶ権利がありますが、それはただそれだけのことであって、偉いとは違うと思いませんか? 損害を受けた場合は別として、そもそも偉い立場として振る舞うのはおかしいと思います。 上記したように、気に入らなければもう2度と利用しなければいいのです。
- ahahahahan
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http://www5.airnet.ne.jp/tomy/knowhow/sonkei.htm http://bizkeigo.koakishiki.com/renraku-plural/scene-6.html 参るは身内の人間が来ることを目上の人に謙譲する言葉とあります。。
お礼
ありがとうございます。 社会人になる前に大切なことを学べました。