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本学志望の理由とは

大学の学部についてほめるのではなく、その大学自体を褒めるというのはどういうことですか? 建前として志望理由を述べるだけになってしまいそうです… まるで想像がつきません。教えて頂きたいです。

みんなの回答

  • akeshigsb
  • ベストアンサー率49% (536/1074)
回答No.1

元塾講師です。  大学というのは、大きく分けて二つに分けられます。  一つは「何らかの前身があり、その学校が発展して大学になった」もの。もう一つは「創始者が何らかの目的が合って大学を作ったもの」です。  前者は、設立当初何らかの専門学校である場合が多く、その学校を発展されるときに、大学そのものの理念にもその前身の特徴が出ている場合が多いです。中央大学は全身が英吉利法律学校という法律の学校であり、理念は「實地應用ノ素ヲ養フ」というなんとも法律関係な感じがします。こうした大学では、他の学部でも多少はそうした要素があるので、仮に学部を評価するときでも前身の学部の内容に触れるはずです。  後者では、設立者の大きな思想が根底にあるはずです。早稲田大学は「早稲田大学は学問の独立を全うし、学問の活用を効し、模範国民を造就するを以て建学の本旨と為す。」という建学精神です。勿論前身の専門学校時代はありましたが、どちらも大隈重信が創設していて、基本は変わっていません。特に大学設立時には特定の学部由来でなく、学問そのものに関してです。  大学そのものを褒めるという部分に建学精神を言わないのは難しいことです。また注意してもらいたいのは、あなたが勘違いしている可能性が高いということです。「学部の特徴は言えるが…」ということですが、これは「その学部が何を勉強・研究するのか」ということであれば、それは採点官がかなり低く評価する内容です。「そういう勉強は○○大学でもできるけどウチを志望する理由は?」と他の大学との比較を聞いてきます。同じ学部でも研究内容等は大学によって違います。その違いは、大学の特徴や建学精神によって決まります。つまり、こうした大学そのものの違いを言えないとなると「他の大学の同じ学部名のところと比較していません」と認めることになります。仮に違う大学の研究内容を調べたとしても、大学のバックボーンを言える人と言えない人では差がつきます。なんせ、研究内容の比較なんてそれこそ誰でもやっていて言えても点数差になりませんから…。 ご参考までに。

aoaoqpqpyyyyy
質問者

お礼

ありがとうございます

aoaoqpqpyyyyy
質問者

補足

とても分かりやすいので参考になりました。 志望大学には建学の精神を要約すると基礎を軸とし専門能力を育む専門教育と教養教育の連関を重視した学びの仕組みとあるのですが、 どこにでもあるようで思いつかないのですが、、、、こういう場合は建学の精神は使わないべきですかね?

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