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ネガティブデータで大学院修了可能?データが出ない辛い状況とは
- 就職が決まり、来年3月に大学院を修了予定のM2の学生です。
- デバイスの作製段階でつまづいており、データを得るどころか、動作確認すらままならない状況で現在焦りを感じています。
- 助教とも相談を重ね、一日も早くデバイスの完成と動作確認を目指しているのですが、担当教授からはデバイスを完成させなければ修了できないとの厳しい言葉があります。ネガティブデータのみでは修了は認められない場合もあるのでしょうか?
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>下品な実学系 さまざまな回答を見ると、次のことが言えそうですね。 ・修士論文なら、課題設定等を調節すれば、何とかなる。 ・しかし教授がその研究を強くおしている。 ・教授のメリットになるからだ。 で、ここからが意見の別れどころで、 ・期待に答えて頑張りなよ、 という人もいれば、 ・なんじゃそりゃ? と思う人もいる。私は後者だなあ。 助教が手伝って無理なら、院生が無能なので尻を引っ叩いておけばよい、ということじゃないと判断できます。要するに無理なんでしょう。こりゃまさに、飯が無くなっても根性で闘え、とか、竹槍でB29を落とせ、とか言っている指揮官と同じだなあ。こうやって自分の権威を守り、あわよくば成功したら、おいしい思いをしようと目論んでいる。つまり学会発表して、p先生の言う特許を取ろうというわけ。「下品」。まさに適切な形容辞だと思います。 学生相談室などに指導方法が適切かどうかを査定するようにお願いして、「脱走」してみては? しかしそういう研究室が存在する大学だと、大学そのものが封建的で、学生相談室もちゃんとしてないんだろうなあ。査問会議を開け、と言ったところで、そもそも開き方もわからないんだろうなあ。 世の中、いろんな暗黒世界があるものだ・・・。
No.7~9の応答を面白く拝見してましたが,たぶん従来より簡単な製造プロセスを開発するような研究なんでしょう。成功したら学会発表でプライオリティを確保し,特許を申請する手はずなのですか?(それならテーマは詳しく書けませんよね) いまの大学は,そんな下品な実学系がはばをきかせている時代です。 最初に指導教員が,なんと言ったのか。 1.「何回が成功したことがある。安定したプロセスを開発しろ」。こういう改良の仕事なら,修士課程の学生にやらせるのはわかります。 2.「理論的には可能なはずだ。数撃ちゃ当たるかもしれん」なら,かなりヤバイ仕事を押しつけられたんじゃないですか。 3.「理論的にもわからん」なら,竹槍で敵と戦えも同然。ハイリスク・ハイリータンかもしれませんがね。 助教は,状況をどう見ているのですか? 助教が手伝って成功しないなら,もともと不可能だったんじゃないですか? データがでるでない,マスターをだすださないの問題ではなく,研究室運営体制や指導体制の問題じゃないですか? 実験のやりかたのほかに,その点についても相談したほうがいいと思います。少なくとも,学会発表の有無は修論合格の要件ではないはずであり,「そんなこと一介の学生の知ったこっちゃねえ。おれにも特許料の分け前をくれるってえのか?」と開き直る必要もあるように思います。
ある程度予想はしていましたが、さらに補足のお願い。 >従来の方法を模倣するだけでは新規性がなく、学会発表が難しいのです。 新規性がないということくらいは分かります。しかし学会発表? これ、誰がするんですか? 教授か、助教がするんじゃないでしょうね? あなたがするわけではないようだという気がしていますが・・・あなたは卒業するだけで十分という書き方ですから。 ここのところが大切で、あなたが生け贄になっているなら、査問会議でプールしているお金を吐き出させるように決議させて、新しい装置を作ってもらうようにした方がいいと思いますよ。 そもそも、その新機軸のやり方を決めたのは誰なんですか?
補足 >担当教授からは、デバイスを完成させ、動作させないことには卒業させることが出来ない、と厳しく言われております。 >あの手この手と手法を変えてみた。なのにデータが出ない。 >ネガティブデータで修了した学生はいない >テーマ変更など、何かしらあった 上の四つの情報を総合するとさ、よーするに、次のことを言っているわけだよ。 ・撤退せよ。課題が難しすぎるのなら、下方修正してもよい。何でもいいからネガティブデータはやめてくれ。 やはり「最後の一分一秒まで闘って、留年しろ!」とは誰も言っていないね(笑)。
素朴な疑問を列挙 ・従来と同じものをやらなかったのはなぜなんですか? ・失敗したら、従来と同じものに切り替えればいいんじゃないですか? ・それでちょっとした新しいことをやればいいんじゃないですか? ・今が方針転換のレッドラインじゃないですか? ・毎日、サンプルを制作しているなら、従来のやつを作るくらい楽勝ではないですか? ・研究の成果が小さくても、ネガティブデータでないことが大切なんじゃないですか? ・つまり、卒業させてくれるんじゃないですか? あなたと分野は違いますが、私の場合、成果が出ないと思ったら、研究課題をマイナーチェンジすることがあります。発想さえ切り替われば、結構、これはぱっぱとできるものですよ。しかしある程度の時間がないと、それもできません。撤退だ!という判断の時期が大切です。研究は、こういう撤退と、進行を繰り返してやるもんじゃないかな・・・。 それともあなたの研究室は「撤退は許さんぞ、最後の一分一秒まで闘って、勝利を収めろ」という旧日本軍式を採用しているんですか? そういうやり方で結果が出るとも思えないけれどなあ。まあ先生たちが、M2なら、M3までやらせてもいいか、と高をくくっている可能性はあるでしょうね。撤退するなら、自分の意志で「脱走」する覚悟も必要なのかもしれません。
休日のせいか,文章が一発では決まらん。 >失敗談が聞けるのは,親しい間柄で懇親会の席上 こんなこともありうる: 「条件をこう換えたら,こんな結果がでないかな?」 「ああ,そりゃ試したよ。だめだね。」 それでやめておくか,「おれならできる」と反発するかは,人それぞれ。研究ってのは「くもん式さんすう」じゃないんだよ。
補足。 >学会ではそんなみっともない発表はできません つまり,人前にでてくる成果の陰には,たくさんの失敗があるのです。あたかも最初から的中したように発表するでしょうが。失敗談が聞けるのは,親しい間柄で懇親会の席上。それがわかっただけでも,修士課程に進んだ意味はあったじゃない。
半導体や合金のような,物性系なんですか? 配合をいろいろ変えて「数撃ちゃ当たる」と? 笑 かりにそうだとして,「この配合じゃだめだった;特性がここまでしか伸びなかった」というデータは無意味ではないでしょうね。他人がその手間を省くことはできますから。学会ではそんなみっともない発表はできませんけど。 まぐれで当たるかもしれないので,がんばってね。
- takkochan
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まあ、精一杯やっているのでしょうが、この時期ともなると、修了を見越して、助教の方が何か形になるような方策を考えそうなものだと思うんですけどねえ。何か良い結果ができたら、その説明のためにもネガティブデータが生きてきますが、ネガティブデータだけの場合は・・・・。 修士修了なら、それなりに形にならないと、ちょっと悲しいような。 まあ、頑張るしかないでしょう。
教授のそのコメントは叱咤激励だと思います。 修士論文なんて実験データさえそろっていれば、ちょと頭をひねって悪知恵・・というと言い方悪いですが、題名・タイトル・テーマを適切に設定すれば、それなりの形になりますよ。 教授はそれくらいのこと心得てます。 ただ教授がそれくらい切羽詰まった言い方をするというのは、本当に欲しいものだからだと思います。 ここは期待に応えられるよう知恵を絞りだしましょう。 装置がないと嘆くのではなく、その装置を持っている企業に折衝してみるとか。 頭脳+行動で!
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補足
お答えします。 従来の方法を模倣するだけでは新規性がなく、学会発表が難しいのです。私の研究は、従来とは違う手法を用いることを込みにしています。 また、従来の方法で作製する装置もなければ、新たに購入したり外部に委託したりする研究資金もありません。 残念ですが、作製方法を変更することは不可能です。