税理士事務所20年勤務中です
>良いと思われること
税理士事務所から税理士事務所へ転職しており、2事務所を経験しておりますが、
仕事内容では、労働環境や客層で「良いところ」というのは事務所ごとで違います。
知識的な部分では、税理士と同じくらい税法に精通するということでしょうか。(本人次第ですが)
ただのサラリーマンですが、周りからは準公務員的な感じで見られます。
法人等の経理・総務に関与する事となりますので、税法・会計・財務以外の知識も身に付きます。
例えば、社労士・司法書士・弁護士の範疇となるところまで・・・結局はサービス業ですので、
ある程度の知識を身につけていないと、顧客満足は得られないという事です。
>大変なこと
自分より年上の経営者人とやりとりしなければならない事。
(会話を合わせるために時事ネタ等は必ずチェック)
毎年変わる税法を頭に入れること
申告に追われること
範疇以外の知識も身につけなければならない事(結果自分にとってプラスにはなります)
頑固・偏屈な経営者や経理担当者が時々いる事
楽な仕事はないと思うので、大変な事を挙げたらキリがありません。
しかし、やりがいのある仕事ではあると感じております。
ただ、肉体労働ではありませんので、その日が終われば仕事が終わり・・というような切り替えは
できません。つまり、何か難しい案件等あれば、休日で体は休んでいても、頭の中は休んでいない
という時もあり、精神的に厳しい仕事ではあります。
私も一度「こんな仕事では身がもたない・・」と違う職種に転職しましたが、結局は元の仕事
(税理士事務所)に出戻ってきました。
一度この仕事を経験すると、ほかの仕事は物足りなく感じてしまいます。(私だけかも?)
どのような仕事でもそうだと思いますが、仕事の内容が良いのか・大変なのか?というよりも、
自分自身がその仕事に向いているのか否かという事が重要だと思います。
神経を使う職種ではありますが、あまり神経質な方はこの職業には不向きだと私は感じております。
あくまで私的な意見です。私が感じている事を列挙しましたが、参考になればと思います。