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簿記論 商品評価損 洗替法について

見ていただきありがとうございます。 現在、税理士試験の勉強をしている者です。 商品評価損の会計処理で、 切放法と洗替法があるかと思いますが、 洗替法において、 当期末に、 (商品評価損)××× (商品低下評価勘定)××× と仕訳を切ったものを、 翌期首に (商品低下評価勘定)××× (商品低下評価勘定戻入)××× と戻し入れるとテキストに書いてあるのですが、何故このような処理をするのか分かりません。 間接的に評価を切り下げているため、翌期に繰り越される商品の金額が取得原価のままであることと関係があるようなのですが、いまいちピンときません。 初歩的な質問で申し訳ないのですが、教えていただきたいです。よろしくお願いします。 また、資格勉強をされている方で、このような疑問(なぜそうなるのか分からず、また、無理矢理暗記したくない項目)に出合った場合、どうされているかも知りたいです。毎回ここで悩んで時間を費やしてしまうので… 予備校の講師に聞けば良いのでしょうが、恥ずかしさとそのような箇所の多さで気がひけてしまいます。 よろしくお願いします!

みんなの回答

  • Major123
  • ベストアンサー率79% (230/290)
回答No.2

#1です。ご返信ありがとうございました。 >このような認識で合っていますかね?// 大体合っていると思うのですが、 >又、このままでは商品評価損の分だけ費用(繰越利益剰余金の△)が大きくなる// この部分は要らないと思います。商品評価損を計上し、結果その分繰越利益剰余金を減額したのは前期のことですから、当期には費用は大きくなっていません。 単に、 >→洗替の処理として(商品低下評価勘定)xxx (商品低下評価勘定戻入)xxx// と理解してしまって良いのではないですか? 理由は、「洗い替え法だから」と私は考えますが、どうでしょう?

  • Major123
  • ベストアンサー率79% (230/290)
回答No.1

こんにちは。 >当期末に、 (商品評価損)××× (商品低下評価勘定)××× と仕訳を切ったものを、 翌期首に (商品低下評価勘定)××× (商品低下評価勘定戻入)××× と戻し入れる// これらの勘定科目が計算書類のどこに登場するか分かりますか? 商品評価損:P/L科目 商品低下評価勘定:B/S科目 商品低下評価勘定戻入:P/L科目(1年後の評価損と相殺して表示) P/L科目は期を跨ぐことはできませんがB/S科目はB/Sを通じて当期から翌期へと持ち越されていきます。試算表で言うと、繰越試算表で翌期へと持ち越されることになります。 すると、当期末には、 借方に商品勘定があり貸方には商品低下評価勘定があることによって、商品の簿価を間接的に取得原価より低い金額としているのです。つまり 商品の簿価=取得原価-商品低下評価勘定価額 と。ちょうど固定資産の簿価を取得原価と減価償却累計額で表示するのと同様です。 この翌期に貸方に持ち越されてきた商品低下評価勘定は、翌期首の (商品低下評価勘定)××× (商品低下評価勘定戻入)××× の仕訳で相殺され、商品の簿価が取得原価に戻ることになります。 そうすると、この翌期首の仕訳の意味は、商品の簿価を取得原価に戻す役割があることが分かります。 >間接的に評価を切り下げているため、翌期に繰り越される商品の金額が取得原価のままである// とありますが、評価の切り下げは行われているのですから、繰り越された商品の簿価は取得原価ではありません。金銭債権や固定資産の表示方法に貸倒引当金や減価償却累計額を直接控除する方法と間接的に控除する方法があっても簿価がどちらも一緒になるのと同じことです。直接的に減額していないですが間接的に減額していれば結果は一緒です。評価勘定がある以上借方の取得原価だけを注視していては理解しづらいと思います。評価勘定は一人歩きできませんので、セットになっている科目と合わせて簿価を追うと分かりやすくなります。 >また、資格勉強をされている方で、このような疑問(なぜそうなるのか分からず、また、無理矢理暗記したくない項目)に出合った場合、どうされているかも知りたいです。// 講師に聞けないのなら質問できる場(予備校仲間でも、こういったQ&Aサイトでも)を確保しましょう。税理士を目指している者同士のSNSなどもあると聞きます。 なお、このサイトでは、このカテゴリーより、 ビジネス・キャリア→資格・免許→簿記 の方が、回答が付きやすいと思います。

xoforeignx
質問者

補足

Major123さん、ご回答くださり有り難うございます。 ご丁寧にお答えいただき、感激しています。お礼が遅くなり、すみません。 当期末において、費用勘定(商品評価損)を設けたいが、繰越商品を直接衒学したくない →商品低下評価勘定を使って間接的に評価→翌期首において、P/L勘定である商品評価損は T勘定から消え、残るのは貸方の商品低下評価勘定のみ→洗替法は毎期首に繰越商品を減額前の取得原価に 戻す方法。又、このままでは商品評価損の分だけ費用(繰越利益剰余金の△)が大きくなる →洗替の処理として(商品低下評価勘定)xxx (商品低下評価勘定戻入)xxx 分かりづらいですが(申し訳ないです...)このような認識で合っていますかね? もし、お時間あればご返信頂きたいです。 私自身、他の洗い替え処理も再度確認してみます。 また、カテゴリーのアドバイスもありがとうございました!今後はそうします。