トヨタ セプターのエンジントラブル
私は、現在オーストラリアで、93年のトヨタ カムリV6セダン(日本名セプター)に乗っています。約2ヶ月位前から突然、エンジンのパワーダウンが始まり、特に上り坂で加速がとても悪い状態です。発進したときも、アクセル踏み出すと低速時にガクっとパワーが抜けるかんじです。
暖気をしっかりしてから走ったほうが、暖気せずに走るよりちょっとは状態はいいです。
その症状は日々だんだんと少しづつ悪くなってきています。燃費も以前は7~8km/Lでしたが、今は4~5km/Lくらいに悪くなっています。
トヨタのディーラに持っていって見てもらったのですが、エンジン交換が必要だと言われ、そうすると数千ドルは必要になって、この車なら買い換えたほうが安いよと言われてしまいました。
ですが私は学生なので買い換えるには予算がなく、なんとか安く直せればと思っています。
で、とりあえず試してみたのが、
プラグ6本を自分で交換しました(交換前のものは黒くなっていて、電極部はかなりちびっていて白くなっていました。さらに前3本と後3本が違うタイプのものが入っていました。前3本は純製の型番ではなく、多極型のプラグのものが入っていました。ちなみにですが横置きV6エンジンでしたが、インジャクターなど外さなくても後3本をなんとか交換できました。できて感動しました。)
エンジンオイルも自分で下抜きで交換しました。
トヨタ純製のインジャクタークリーナー添加剤をガソリンに入れました。
ガソリンをレギュラー(オクタン価91でオーストラリアのどのガソリンスタンドにもあるE10という10%エタノールが入っているもの)からハイオク(オクタン価98)を入れるようにしました。
などをやりましたが、それぞれ少しずつ良い効果はありましたが、根本的な解決になっていません。
一番の原因として考えられるのは、冷却系に問題があって、しばらく走って停車したあとクーラントがボコボコいいながら逆噴射してしまっていました。でも水温計には異常がありませんでした。
なので、まず、
ラジエターキャップも2個あるうち、逆噴射し漏れいていた箇所(エンジン側)を交換しました。そうしたらキャップからの逆噴射の症状はなくなりましたが、ボコボコとシューシューという沸騰している音と共に、リザーバータンクのところから蒸気は出てきます。ですので、毎回、減った分のクーラントに水を足して、そしてエア抜きを一応して乗っています。
オーバーヒートの症状だと思うのですが、ただ水温計には全く異常がないので、とても不思議に思っています。(暖気時も普通に針が動き、真ん中あたりで止まります。どんなに上り坂でエンジンを回しても、それ以上は上がりません。)
サーモスタットの問題なのでしょうか?(ラジエターファンは熱を感知し、強くなったり弱くなったりします)。
ウォーターポンプでしょうか?でもエア抜きをする時、クーラントは循環しています。
ただ、ちなみに今年3月に一度、同じように蒸気がでてきて、この時は水温計が赤寸前まで上がったことはあります。その時も、すぐに停車してエンジンを冷やしたあと、水をラジエターに足してエア抜きをしてから走ったら、不思議にその後、同じ症状は現れませんでした。
ミッションに関しては、PレンジからDレンジに入れたときはドンというショックはないので、滑っていないと思います。ですが、上り坂で1,2速でアクセルをベタ踏みでがんばって高回転でなんとか登っていて、2または3速に入ったときは、ドンとシフトショックはきます。これは普通だとおもうのですがどうでしょう?
ちなみに、この車は1年前に個人売買で購入し、現在の走行距離は286,000kmです。タイミングベルトは290,000kmで交換するように表示があります。
ボンネットからキュルキュルとベルトがこすれているような音がしていましたが、最近はその音はなくなりました。暖かくなってきたからでしょうか?
エンジンオイルの漏れも少しずつですがあります。でも購入時に、エンジンの前側のシリンダーヘッドのガスケットは交換してもらいました。でも後ろ側から漏れているようです。
どなたか、このインフォメーションで心当たりのある原因と処置方法がおわかりになるからいらっしゃいますでしょうか?
よろしくお願いいたします。