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宇宙戦艦ヤマト2199
- 宇宙戦艦ヤマト2199は面白い!旧作のリメイクだと思っていたが、予想外に魅力的なストーリーだった。
- さまざまな科学技術の描写が説得力があり、ワープや波動砲なども上手に設定されている。
- しかし、自動慣性装置の理論については現実の世界では不可能だが、知られている理屈を用いているのか気になる。200年後の世界では可能性があるかもしれない。
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明確な説明が無いですが、自動慣性装置もイスカンダルからの供与によるオーバーテクノロジーではないかと。 たしか古代守の乗艦していたユキカゼでは、ふわっと移動していて、明確に重力がある感じではなかったような気がします。 戦闘中に突撃したシーンでも座席に座っていない古代守は手すりか何かにつかまっていたような気がしますので、自動慣性装置は搭載されていない可能性が高いと思います。 気になるのはコンゴウ級の戦艦ではどうなのか? ですが、これも通常巡航中に重力があるように歩き回っているシーンがなかなか無いので、昔ながらのマグネットシューズやその類で床に固定しながら直立したりしていると考えても良いでしょう。 ヤマト以外に戦闘シーン以外の生活シーンが宇宙戦艦内ではほとんどないので判断が難しいですが、たしか島の親父さんの巡洋艦での回想シーンで、通路を山崎さんが浮遊して移動していた気がしますので、自動慣性装置がないと考えるのが適当ではないかと。 では、ヤマトでは自動慣性装置はどういう原理なのか? それはイスカンダルのオーバーテクノロジーですからw
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- kagakusuki
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人工重力なら遠心力を利用して作り出す事が、現在の技術でも可能です。 スペースコロニーなどで使われているのもこの方式で、居住区画から見て回転軸がある方向が上に当たる様に床面等を設置します。 ヤマトの様に艦内のどの場所に置いても艦底の方向に向かって重力が加わる様にするためには、艦橋よりも上方(?)に釣合い重りを付けたワイヤーを伸ばしておき、艦全体が「釣合い重りと艦体の共通重心」の周りを回る様にしますと、遠心力による人工重力を発生させる事が可能です。 或いは、釣合い重りは使わずに、垂直離着陸の際に使用している艦底からのロケットエンジンを常に噴射し続けながら、公転運動に同期するような自転運動を行う事でも、遠心力による人工重力を発生させる事が可能です。 又、遠心力を使わずとも、推進エンジンの推力を調節して、常に1Gの加速度で加速を続ける様にしますと、艦内では、艦尾方向に向かって働く、慣性力による人工重力を作り出す事が出来ます。 又、アインシュタインの特殊相対性理論によりますと、エネルギーと質量は等価であり、エネルギーが存在している場所には質量も存在している事になる事が判明しています。 波動砲の様な大陸を吹き飛ばす事が可能なエネルギーを何度も放出する事が出来る波動エンジンには、天文学的な量のエネルギーが蓄えられていると考えられますから、例えばヤマトの艦橋の高さとほぼ同じ40mの距離において、地球上と同じ強さの重力を得るためには、2351億トン(2113京ジュールの1兆倍のエネルギー)の質量があれば良い事になります。 これはヤマトの総重量よりもはるかに大きな質量ですが、もしヤマトの質量が公式設定にある値や、見かけ通りの重さであったのなら、波動砲の破壊力に見合う様な莫大なエネルギーを放出する事は出来ない筈ですから、ヤマトが波動砲を使用している以上は、その本当の総重量は1千万トン程度では到底済まない筈です。
お礼
どうも根本的に私の勘違いの可能性が高いです。 自動慣性制御装置もイスカンダルテクノロジーと言うことで納得する事にします(笑) 有難うございました。
補足
有難うございます。質問にも書けばよかったのですが、遠心力や加速圧に関してはヤマトの機動を見る限りありえないという結論に達しました。 また、イスカンダルテクノロジーによる重力場の発生に関しては質問にも書いておりますが、それ以前、つまりイスカンダルとのコンタクト以前から遠心力に寄らない、また加速に寄らない人工重力が用いられている事からこれも除外です。 もっと、本当に理論上だけの話でもいいのですがイスカンダル抜きで、作中で描写されている宇宙船艦群に見合う物はないでしょうか?なんせ作中ではガミラスとの初コンタクト時に既に完全な人工重力が用いられている描写がありますので・・・
お礼
多分仰るとおりです。イスカンダルテクノロジー・・・なら強引でもなんでも納得します! 有難うございました。 kagakusukiさんも勘違いにお付き合いくださり有難うございました。