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アメリカのイチローも敬遠されるのか?
バレンティンが、敬遠されて55を抜けなかった場合、 イチローにも被害はきますか? アメリカからの報復として、 4000本のピートローズなどの記録を抜く危険性が高まったとき、敬遠などで打てないようにするでしょうか? 日本の正々堂々としていなさを アメリカも見習うでしょうか?
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絶対にない。 間違いなく言えるのは、それぞれの記録保持者の”好感度”が違いすぎる。王貞治氏は間違いなく日本球界の宝でしかも人格者(アンチはどの世界にもいるのでそれは無視)。マヌケなコミッショナーとわがままな選手会のそれぞれの迷走で混迷していたWBC出場問題も結局王さんの出馬・説得でコーチ陣も出場選手も折れた格好。日本の国民栄誉賞第1号、というよりあの賞典自体王さんのために制定されたものですから、あれがただホームラン世界記録更新だけでは、球界の英雄とはいえ国民第一の栄誉を決めたりはしなかったでしょう。 一方今や”昔ヒットをたくさん打っていたおじさん”なピート・ローズ。MLBにとっては打った数字は評価しても打った打者を何一つ評価できない、はっきり言えば昨今のAロッドなどの薬物問題はまだかわいいもの、というほどのある種MLB全体からの憎悪の対象になっています。 ※おそらくは八百長という球界最大の汚点を生み出した張本人でありながら(この辺りはMLBの方が日本より厳格です。日本のように追放後25年で資格回復などというヌルい規定などありません)、過去の誰とも違って未だに殿堂入り表彰のために名誉回復を訴え続けている、その見苦しさもあるのでしょう。過去に八百長に関わって球界追放を受けた選手・関係者で名誉回復を訴え始めるのはたいてい本人の死後。それだけにローズの異常さが際立っている格好。 ここで問題なのは、ローズのヒット数が”アンタッチャブルな記録”かという問題。イチローの登場で、ホームランや打点以外の隠れた名記録が次々と表に出てきて、それをまたイチローが破ってきたことで名声を得てきました。考えてみれば、今えらそうにイチローを見下すピート・ローズは、そのイチローが更新してきた黎明期のMLB記録を現役時代更新出来なかった訳です。イチローが目指しているのは、目の前に存在するピート・ローズというおっちゃんのヒット数の記録より、おそらく現在ほとんどその記録にかかわる人物が存命していない、そんな古い記録の方だったのかも、と。意外に耳聡いイチローがローズの挑発に無視、というより無関心を決め込んでいるのは、そもそもあのおっちゃん眼中にないのかもしれませんね。イチローにしてもローズの記録は誰かが抜くだろ?程度の価値しか見ていないのかも。 ※思えば現在の同僚デレク・ジーターもMLB通算で3300本以上のヒットを打っている。特別なヒットマンというわけでもなく、しかもヤンキースという環境では自己記録を犠牲にしてのプレーも要求されてもなお、です。ローズ同様10代でのデビューから重用され続ければ4000本安打はさほど難易度の高い記録ではない、という認識だと見ます。 そうなると、仮にイチローが通算とはいえローズの記録に迫るのは早くて2シーズン後(今の起用法では)。その時、通算安打数をローズの記録と見るかMLBの記録と見るかで、故意の敬遠の有無は決まるでしょう。まあ、イチローへの敬遠攻めはないでしょうね。日本と違って、あちらの野球は目に見える非紳士的プレーには”故意死球で報復”が暗黙の了解として存在しますから。無走者での敬遠などもってのほか。間違いなく裏の攻撃で報復&乱闘開始です。 ただ、日本の敬遠すべてを卑怯というのは早計です。例えば昨日の巨人vsヤクルト戦。9回表2アウト2塁で打者バレンティン。これを巨人バッテリーは敬遠で歩かせました。卑怯ですか?3-2で負けている状況で次の追加点が致命的なのは間違いない場面。もしこの状況で勝負するアホがいたら、2軍落ちどころか即戦力外でクビの懲罰は当然です。1点失ってもきついのに狭い地方球場でホームラン打たれて2失点…下手するとこれから先の首位独走のペナントレースで一気に落ち込む原因にもなりかねないプレーです。あの敬遠は大正解。そこまでの3打席は勝負しているのですから(広い球場のどこかのモバゲー球団は見習ってほしい攻め方)、批判には値しません。敬遠は(場面によっては)正々堂々、いい戦術ですから。
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- ultraCS
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無いでしょ、報道はしてもメジャーとは違うと考えるでしょうし。 そういう話が出てくるのはバレンティンの記録がマグワイヤやソーサの記録に近づいたときだと思いますよ。
お礼
thankyou
お礼
thankyou