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させていただきました。
最近「させていただきました」を多用する人が多くてイライラします。 例えば、テレビ番組で入社させていただきました。とか なにも私が許可したわけでも規制したわけでもないのに いちいち「させていだだきました」となぜ断る必要があるのでしょうか? なにか主体性が感じられなく他人まかせで とても不愉快です。 そこで質問ですが なぜ「させていただきました」を多用する人が激増したのでしょうか? そのような質問をさせたいただきました。 よろしくお願いします。
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同感です。 以前、国会議員の講演を聞いた時頻繁に「○○について質問させて頂きました」「○○させて頂きました」と連発で、聞き苦しくて仕方なかった。あなたがた国会議員は質問するのが仕事だろ、「質問しました」でいいじゃないか、と強く思ったものです。 激増した原因は分かりませんが、誰かが使ってそれを聞いた者がそれを丁寧語と勘違いして、それが伝染していったのではないかと推察します。 これがさらに伝染していくと、警察官が犯人に対し「おまえを窃盗の現行犯で逮捕..........させて頂きます」という時代が来るかも。
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- key00001
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いわゆる「ファミレス敬語」「マニュアル敬語」と同じ理由でしょう。 即ち、敬意が増す様な「感じ」がする表現ですが、実際には敬意は増してません。 「ご注文の方は、以上で宜しかったでしょうか?」などと過去形にしたところで、全く敬意は高まりませんけど、良く言えば「婉曲」「遠回し」な言い方(悪く言えば「ややこしい」とか?)で、敬意が高まってる様な錯覚が、全く無いとは言えません。 ご質問の「入社させていただきました。」も同様です。 敬語は「いただく」と言う謙譲語しか使ってませんので、本来ならシンプルに「する」を「致す」とすれば良いだけで、敬語としても全く同等です。 それを「する」の部分を他動詞化や受動使役の形にして、持って回った表現にしてるだけです。 バカ丁寧な「感じ」は出るとは思いますが、逆に言えばクドさなどを感じるのも当然だし、やはり本来は自動詞表現すべきものを、他動詞化しているので、主体性の消失感なども生じますね。 日本語として「誤用」とまでは言えないと思いますが、その言葉を使う本人が、「敬意が高まる」「言葉として上品」などと考えている場合は誤解であり、「誤用」と言えるでしょう。
>例えば、テレビ番組で入社させていただきました。とか > >なにも私が許可したわけでも規制したわけでもないのに >いちいち「させていだだきました」となぜ断る必要があるのでしょうか? 日本語は、すべてを言わずに、予測させることで省略することの多い言葉です。 その為外国人が悩む事が多い言語です。 ちょうどそれと同じ事を感じられているのでしょうね。 「入社させて頂きました。」は、「貴方に入社させて頂きました」ではなく、「私の所属している会社と言う組織に入社させて頂きました。」という言葉の省略でしょう。 日本の習慣は難しいですが、周りの人から見ても、とても丁寧に行い、それを見ている人からも礼儀正しいと言う評価を受けます。 これは海外の人からも同じように見られています。 ちょっと格の高いお店なら、お客さんがお店から帰る時、お客さんは見ていないのに、お辞儀を続けます。 お客さんに対してお辞儀をしている訳で、「見てなきゃわからねーから無駄だろ!」と言う考え方もありますが、何かでお客さんが忘れ物などで振り向くかもしれません。 それだけでなく、周りのお客さんでない人も似ている訳ですから、 「ああ、このお店は、お客さんが見ていない所でも、キチンと礼儀をわきまえている良いお店なんだ。」と言う事が伝わるのです。 入社させて頂きましたと言うのも。それに通じるところがあるでしょうね。 見ていないかもしれませんが、その会社の組織に私は敬意を払っていますと言う事で、見ているあなたに敬意を払っている訳じゃありません。 こういうのが理解出来ない人が増えていると言うのも日本人としてさびしく感じる所です。
- Mokuzo100nenn
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>なぜ「させていただきました」を多用する人が激増したのでしょうか? 教育の問題です。 国語の書き方、読み方を覚えこませる時間を削減し、進駐軍の希望通り英語を勉強する時間にしました。 いまや、進駐軍時代に育った人間が日本の教育を統括するようになったので、小学校から英語を教えるなどと、まるでアメリカの植民地になってしまったかのごとくです。 一方で、明治時代の日本人が付けたまともな英語が身についていない学生が多いので、大学の講義を日本語でやらないといけない状態になっています。大学は、国際的な講師陣を活用できない全くの鎖国状態です。 まず、小中学校までは国語の読み方、書き方をきちんと教える。 そして、高校の進学コースでは英語をきちんと教えて、大学では英語の講義で学べる人材を育成する。 この基本ができれば、「させていただきました」などの変な日本語も自然に衰退してゆくでしょう。
- yama891
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責任逃れ的・責任所在の曖昧さ・自分を常に安全地帯に置きたい願望の表れ・・・等でしょう。 実は、こういう表現は意識して使い始めると、何より”客観的に・第三者的に聞こえる感じがする言葉のマジックではないでしょうか。?何とも、みじめで情けないと言う事では、投稿者様のご指摘に同感です。
- 18OSX
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私がした(させていただいた)事への責任の一環は貴方がたにもあるんですよ、みたいな言い逃れ。 あるいは言葉遣いを知らない輩の精一杯の丁寧語・・・だろうと想像させていただきました。